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資金管理を徹底することは最優先項目
トレードにおいて最も大切なのは資金管理です。
技術云々以前にこれが超重要です。

いくら優秀な手法でも全勝はあり得ませんのでいつか連敗することもあるでしょう。
例えば5連敗しただけで資金の半分を吹き飛ばすようなことがあってはならないのですね。
1トレードで取るリスクの割合は総資金の約1%以内に留めておくべきです。
最大で1%ですので勝率などを考慮して実際はもっと少なくても構わないと思います。(私は0.2~0.3%程度にしています)

1%だと、例えば200万円をトレード資金としてトレードを行うならば1%は2万円ですから、先物miniはロスカット幅50円ならば4枚、FXだとロスカット幅30pipsならば約6万6千通貨(ドルストレートの場合は変動)が限度になりますね。
単元を多くしたいのならGMOクリック証券の日経CFDならばロスカット幅50円で40枚建てられます。

このルールを守ると何が良いかというと、たくさんの失敗ができる、破産する可能性がグッと低くなるということが挙げられます。

エクセルで初期の資金設定を200万円としてシミュレーションしてみましょうか。

11連敗目で10%の資金を失います。
資金管理1

69連敗で資金が半分になります。
資金管理2

138連敗目で資金が4分の1になります。
資金管理3

299連敗で資金が1割未満になります。
資金管理4

極端な例ですが、このルールを守れば最悪破産は免れるのですね。
まあ証拠金の関係で資金が少なすぎると売買できなくなりますがあくまでシミュレーションです。
300連敗しても一応破産はしません(ほぼ破産寸前ですが)。
11連敗でもなんとか資金の1割減で済みます。
特にシステムトレードだとドローダウンに耐えることのできる資金が必要ですし、低勝率で高いリターンを得る手法も同様のことが言えます。

トレードは数えきれないくらいの失敗を乗り越えて上達していくものだと思います。
トレードに限らずなんでもそうですよね。
失敗が連続したりスランプになったり、うっかり魔が差して大失敗したり、自暴自棄になったりしてもやっぱり奮起したり、様々な逆境を潜り抜けてもまだトレードを続けていけるだけの資金が必要です。
よって資金管理ルールは全てに優先するのです。

以前紹介した高勝率トレード学のススメの39ページに、

「過ちを犯してそこから学ぶこともトレーディングの一部であり、学習プロセスに含まれる。潤沢な資金があるトレーダーのほうが生き残るチャンスが大きいのは、過ちを起こせる余裕があるからに他ならない。たとえ過ちを犯しても十分な資金があれば破産することなくそこから学ぶことができる。これに対して、資金不足のトレーダーは市場が与えようとした教訓を完全に理解する前に破産してしまうのである。」

という文があります。
まさにその通りですね。
トレードはお金を持っていれば持っているほど有利なゲームです。

もう1度書きますが資金管理ルールは全てに優先します。
私も過去に1度だけオーバーロットのトレードでギャップダウンによる大損害を喰らったことがあります。
しかしそれが教訓となり2度とオーバートレードをする事がなくなりましたがその損失を回収するのに2~3か月かかってしまいました。
1度怖い思いをしておくのも良い経験にはなると思いますが、それで破産してしまっては退場することになってしまいます。
退場だけはしないように資金管理は厳守するようにしましょう。



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ドローダウンを考慮し資金管理
統計を取っているとその手法に不遇の時期があるのがわかります。
どんな相場にも対応できる術はありません。
ひたすら連敗したりひたすらチャンスが無かったりする時期が定期的にやってくるのです。

検証時に自分の手法のドローダウンがどの程度のものなのかは必ず算出しなければなりません。
よく期待値がプラスのルールが必要であると書いていますが、いくら期待値がプラスでもそれが10年に1度の大噴火によるもので、あとは全部負けだとしたら?
今のは極端な例ですが、2~3%とかそれ以下というあまりにも低すぎる勝率では実際に運用するのは無理がたたります。
運用するのは人間なので用事や体調不良などで相場に参加できないこともあるでしょう。
それで極僅かな大当たりを引けなかったら目も当てられません。
勝率ばかりに拘るのはいけませんが、極端に低すぎる勝率では実際にシステム通りに相場に参加しない限り運用は困難になりますし、ドローダウンを考えると1回1回のトレードで取れるリスクも極端に低くなります。
一概にどれくらいと言うのは難しいですが最低でも1割は欲しいところです。
損小利大で勝率3割あればかなり上等ではないでしょうか。

また、ドローダウンを勘案しないと適切な投下資金量もわかりません。
不遇の時期に大きく資金を減らしてしまってはそれまでの大きさのポジションを建てられず挽回するのが難しくなります。
更に最大ドローダウンがわかっていても今後の相場の動きによってそれが更新される可能性は大いにあります。
とは言え大量の標本から導かれたデータならば当面の参考にはなります。
ですが未来の事はわからないのでリスク管理は徹底的に、玉は小さく建てるのです。

ドローダウンを把握し、適切な投下資金量でトレードを行えば連敗しようが勝てない時期があろうが想定の範囲内で冷静でいられます。(※身の丈に合わないポジションサイズならば頭ではわかっていても冷静ではいられなくなりますが)
感覚や勘任せのトレードで不調になればそれはもがけばもがくほど苦しいスランプですが、システムに従ったトレードを行っていればそれはスランプでなくただのドローダウンであり冷静です。
私は裁量判断も行っていますがそれは勝敗を大きく左右するものではなく(じゃあ何のために裁量判断してるんだ?…ということは以前に書いてます)システムの範囲でトレードを行っているにすぎないので、不遇の時期が来ても「こういう時期もあるよな」で済ませます。
そして不遇の時期の後はおいしい時期が来るのもわかっているので変に身構えたり慎重になったりせず変わらず淡々とトレードを行います。

自分の手法のドローダウンを把握しておくことは資金管理面においても精神面においても重要であり必須項目の1つです。




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ロスカットによる損失限定は確率論に優先する
仕掛けが利食いになるかロスカットとなるかの確率よりも、期待値が重要だといつも書いています。
勝率がどれだけ高くても損益比率次第ではトータルで沈むからです。

以前は私も勝率を追い求めてきましたが、結局勝率よりも期待値がどうなのかという事に行きつきました。
また、裁量判断が当たっていないと勝てないというスタイルから脱却し、そのままやっただけでもトータルで勝てる期待値がプラスのシステム(ただしトレンド相場以外はロスカットだらけでドローダウンもあり浮き沈みが激しく、自身で統計を取って手法を信頼していないと継続困難です)を作成し、その上で初めて裁量判断を挟むといったスタイルとなりました。
当てなくてはならないトレードはやめて期待値が正である土台の上で行うトレードスタイルを作りました。

期待値が正であるという事が重要なのですが、注意しなくてはならないのはそれはロスカットで損失を限定するということが絶対条件です。
いくら期待値が正でもロスカットをしないというルールでは歴史が塗り替えられた時に大打撃を被ります。
リーマンショック時私はまだ相場をやっていませんでしたが、あれほどの下落は確率的には考えられなかったトレーダーが大勢いたと考えられます。
ロスカットで損失を限定するということは期待値以前に必須なのです。

例えばロスカットをしない場合、万一の時に最も破産しやすいのはオプションのショートではないでしょうか?
仮にSQまでに〇〇円下落することは100%無いというデータがあったとしても、もし今までになかった突拍子もない事態が起きた時、歴史が塗り替えられます。
100%起きなかったことが起きるかもしれないのです。
その時逆のポジションを持っていてロスカットできていないと破産まっしぐらです。

ロスカットで損失を限定することはトレードをする上において必須項目です。
それは確率論よりも優先するのです。



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