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どの時間軸でトレードするか
チャートの値動きを元にトレードをするにはどの時間軸を見ればよいのか。
これは検証して自分の性格に一番合った時間軸を見つける必要があります。

また、自分の生活スタイルに合った時間軸であるという事も大切です。
日中場を見ることができず夜間だけ見ることができるのか、日中だけ見ることができるのか、ずっと見ていられるのか。
日中場を見ることができなくても朝寄り前にチェックできるのならスイングトレードが良いでしょう。
現在はIFDO注文など便利な注文形式があります。
瞬間的な判断力は必要としないのでじっくり夜の内にプランを練ることもできます。
日中見ることができないのならデイトレードは困難ですね。
夜間だけずっと見ることができるのなら時間帯を決めてデイトレードすることもできます。
一般的に為替は昼よりも夜の方が動きやすいと言われていますね。

テクニカル的には長期の時間軸ほど信頼できます。
ですからトレードの難易度としては、スイングトレードが一番難易度は低く、デイトレードは難易度が高く、スキャルピングは更に難易度が高くなります。

よく「数週間先の株価を予測するよりも明日の株価を予測する方が難しくない。よってデイトレードが一番良い」などと言われますが、私はそうは考えません。
そもそも株価を全く予測しないからです。
ルールに従い、トレンドに沿ってポジションを取り、順行すれば一部を徹底的に引っ張る、違えば切る、ただそれだけです。
数をこなすのならオーバーナイトする方が損小利大を実現する上で遥かに有利であると考えています。
デイトレードでは値幅の制約があるのでスイングトレードよりも損小利大が難しくなると考えています。
また、テクニカル的にも時間軸が短いほどダマシが多くなります。

デイトレードのメリットはオーバーナイトのリスクがないのでレバレッジを効かせやすいという事ですね。
よってトータルで勝てる技術があるのならば高利回りが期待できます。
また、1回1回のトレードの結果が出るのも比較的早めです。

スイングトレードはオーバーナイトするから危険と考える人もいると思いますが、それはレバレッジを効かせすぎるからです。
買い手や売り手に困らない流動性の高い金融商品を選択し、ギャップでやられるリスクも想定して資金管理をすれば良いのです。
たまに大きなギャップでやられても回数を重ねれば期待値に収束されます。
しかし投入資金が多すぎると連敗に耐えられなり、大数の法則が機能するまでに資金を大幅を失う事になるので、やはり資金管理が重要なのです。
必然的にスイングトレードはデイトレードよりも利回りは低くなります。
現在225CFDは朝9時前から早朝6時くらいまで市場が開いていますし、為替市場は週末以外は24時間開いていますので、週末以外はギャップのリスクは殆どなくなっています。
為替ではむしろ指標発表でレートが飛ぶリスクの方が大きいですね。
レバレッジをフルに効かせると指標発表で逆行した場合大損害をくらう危険性があります。
2015年のはじめにスイスフランショックがありましたが、マイナー通貨の急変動は特に怖いですね。
株式も流動性の低い銘柄はいざという時買い手売り手がつかなくなる怖さがあります。
流動性の高い商品を選択することは重要です。


まとめてみましょう。

デイトレードのメリット
・オーバーナイトのリスクが無い
・レバレッジをうまく活用すれば高利回りが期待できる
・1回1回のトレード結果が出るのが早い

デイトレードのデメリット
・短期の時間軸ほどテクニカル的な信憑性が低くなる
・時間帯が制限されるほど値幅が限られる
・基本的に場を見続けなくてはならず、比較的素早い判断が要求される

スイングトレードのメリット
・長期の時間軸ほどテクニカル的な信憑性が高くなる
・大きな波に乗れれば一度に大きく値幅を取れる
・場をずっと見ることができなくても可能で、プランを練る時間も比較的ゆとりがある

スイングトレードのデメリット
・オーバーナイトのリスクがある
・損切り幅が比較的広めになることやギャップのリスクを考慮すると、資金管理上利回りが低くなる
・1回1回のトレード結果が出るのが遅い


デイトレードとスイングトレードの2つに分類しましたが、これ以外にも更に短期で行うスキャルピングや数年ポジションを保有する長期投資もありますし、私が普段メインで行っている“うまくいけばスイング、逆行すればデイトレ”のような短期売買のスタイルもあります。

どのスタイルが自分の性格、生活スタイルに合っているかは自分で見つけるしかありません。
私の場合は、数週間のスイングだけをしていた時期もありますし、ザラ場をメインの時間帯としてデイトレードに専念していた時期もありますし、デイトレとスイングを並行して行っていた時期もあります。
現在は、ほぼ1日中チャートをチェックできるがチャートを見る頻度・時間は少なめである方が望ましいと考えているので、やや長めの時間軸である1時間足や4時間足を用いて為替の売買、あと週足と日足を使った株式の売買をしています。
また、以前はポジションを持ったままオーバーナイトすると朝眠りの浅い時に何回もトレードする夢(ギャップで逆行したりして苦しむ夢)にうなされるといった症状があったためにデイトレに専念していた時期もあったのですが、現在この症状はほぼ克服できたのでオーバーナイトありでスイング寄りな短期売買をメインにすることが可能となっています。

まだトレード経験が浅く、どの時間軸でトレードするか迷っているのならば日足や時足を使ったスイングトレードの検証をお勧めします。
たくさんの銘柄がある個別株ならば例えば月足、週足、日足などで長めのスイングトレードをするという選択肢もあります。
というのも、長期の時間軸で利益を出す技術がなければそれ以上に高難易度な短期の時間軸で利益を出すのはまず不可能だと考えているからです。
初心者の頃はデイトレやスキャルピングはてっとり早く稼げそうで楽そうなイメージがありますが、時間軸が短期になればなるほどトレードの難易度が格段に上がるという事は頭に入れておく必要があります。

デイトレは高利回りを期待でき夜も枕を高くして眠れる優れたスタイルの1つですが、安心安全だからという感覚でまずはデイトレやスキャルピングから覚えようとするのはかなり難しいかもしれません。
オーバーナイトのリスクがなくても技術がなければ感情に振り回された無駄打ちが増えやすいのであっという間に資金がなくなります。
長期の時間軸で利益を出せる技術が身についてから短期の時間軸に挑戦することをお勧めします。

もちろん最初は実弾トレードからでなく統計作業、バーチャルで試運転から入る必要があります。
これを抜かすと期待値がわからず連敗に耐えられなくなりますし、適切な投下資金量もわかりません。
自分にフィットする時間軸を決めるにはやはり検証が欠かせません。


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トレードで反省すべきこと
日誌につけたトレードを振り返り見直すことは大切です。
そして間違ったトレードは反省しなければいけません。

重要な事は、ルールを守っていないトレードを反省するということで、ルール通りにできたトレードは反省する必要はありません
しかし多くのトレーダーは、“損失になったから反省する、良い位置でエントリー・イグジットできなかったから反省する”という反省の仕方だと思います。

期待値がプラスのルールでトレードをしているのならば、損失になったというのはあくまで結果論で全く問題はありません。
トレイリングストップにかかった後順行したり、利食いにほんの少し届かず逆行して元の価格に戻ってしまうという事もただの結果論です。

自分のルール通りに仕掛けたのに、損失になったという理由で相場環境がどうだったとかローソク足がどうだったとかであれこれ反省し、次は同じような局面で仕掛けないと考えてしまうと、次同じような局面で見送った時に限って思惑通りに価格が動き「何で見送ったんだ!」と悔やむことになります。
そしてうまく行く場面だけをなんとか選定できないものかと完璧を求め始めます。

利食いに一歩届かず逆行し元の価格に戻ってしまったという結果を受け、利食いを欲張りすぎたとかもう少し下のレジスタンスを意識するべきだったとかあれこれ理由をつけ反省し、次回から利食いを引き下げたりすると期待値が下がってしまいます。
ストップにかかった後に思惑通りの方向に動いたからといって次からストップをルールで定められている以上に広くすると損益比率や期待値が変わってしまいます。
エントリーするのがもう少し早ければ利食いまで届いた、早すぎたからダマシに遭ったというのも個々のトレードで考えればただの結果論。

このような結果論に振り回された反省を繰り返すのは完璧病です。
なんとかうまい位置でエントリー・イグジットしたいという願望に捉われ、出口のない迷路をさまよう事になります。
完璧なトレードを続けることなんてできないのに裁量判断でなんとかしようと報われない努力を続けることとなります。
裁量トレードにおいて裁量判断とはルールの枠内で行われる程度のものであり、完璧なトレードをする魔法のスキルではありません。

入る位置が悪かった、イグジットする位置が悪かったという反省をするのならば、底で買う、天井で売る、底で買い戻す、天井で利確するという改善策に行きついてしまいます。
しかしこのような事は不可能であり、再現性がありません。
何回もトレードをやっているとたまたま底に近い位置で拾いほぼ天井付近で利確したという事もあるかもしれませんが、次再現しろと言われても不可能なのです。
勝てるトレードだけしっかりエントリーし、損失になりそうなトレードはしっかり見送ることなど予知能力でも持っていない限りできないのです。

トレードで大切なのはトータルで収益を上げるという事です。
1回1回のトレードに捉われず、ルール・トレードプランを守り淡々と繰り返し、一定のスパンで結果的に利益が残っているというのが望ましいです。
ルール通りに行い損失になったトレードは全て確率を働かせるために必要だったトレードなので、全て認め、受け入れましょう。

これを聞いても損失になったトレードやうまくいかなかったトレードを1回1回反省してしまうという事は、
・エントリー、イグジットのルールが非常に曖昧、または裁量判断の要素が多すぎる
・そもそも自分のルールの期待値がプラスでない(トータルでマイナスになってしまうなら損失を反省してしまうのも当然です)
・精神的、資金的に連敗に耐えられないようなロットでトレードしている

・・・このような原因が考えられますのでもう一度統計を取る検証作業に戻った方が良いでしょう。

反省すべきトレードとは、
・値動きにつられてルール・トレードプランにない仕掛けをした
・負けを取り返すために無理矢理エントリーの口実を作りルール・トレードプランに無い仕掛けをした
・ルール上、利食いを引っ張らなくてはいけないのに含み益が減るのに耐えられなくて利食いした
・ルール上、利食いすべき場面なのに欲張って利食いしなかった
・損切り価格に達したのに損切りできなかった
・連勝して調子に乗り資金管理ルール以上のロットでトレードした
・連敗して怖くなり仕掛けるべき場面(※利益になる場面ではない)を見送った


このような欲・恐怖・焦燥などの感情に振り回されルールを逸脱したトレードは、その結果が利益になろうと損失になろうと反省すべきです
なぜならこのようなトレードを繰り返せば繰り返すほど長い目で見ればそれは退場への道を歩んでいるからです。

このような感情に振り回されルールを逸脱した反省は必ずしなくてはならないのですが、先に述べたようなその場その場の結果論に振り回された間違ったトレードの反省の仕方をしているといつまでたってもトレードが上達しないどころか非常に苦痛を伴います。
勝つトレードだけはしっかり入り損失になるトレードだけを見送ろうとしたり、底や天井を捉えたりすることは不可能なので、努力が永遠に報われないからです。

損を排除すること、常に良い位置でエントリー・イグジットすることは不可能なので諦めましょう。
大切なのは自分の感情や都合とは無関係に期待値がプラスのルールで淡々とトレードを行うことです。


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勝率と損益比率
損益比率の良いトレードを求めるのなら勝率が悪化しますし、高勝率のトレードを求めるのなら損益比率は悪化します。
勝率と損益比率は相反する性質があります。

しかしテクニカル分析に精通し高度な技術が身につけば高勝率かつローリスクハイリターンのトレードができるのではないか?
・・・このように一度は考えたことはあると思います。
しかしこれこそトレードで陥りやすい罠です。

勝率が高い程必然的に利益幅<損切幅(リスク)となり、利益幅>損切幅を目指すのであればその分勝率は低下するのです。
勝率が高く、かつ損切幅よりも利益幅が抜群に高いトレードを常に行うことができるとしたらそれは神業です。
例えば損失より明らかに利益幅が大きいトレードがしたいのに勝率80%以上を狙うというのは無理難題です。
高勝率を狙うのならば、はなから利食い幅よりも損切り幅を大きく見積もりトレードするしかありません。

玉を一括でエントリーしイグジットするという前提であるとこうなりますが、分割で玉を決済していく手法だと、玉の一部を薄利で利確できると引き分けやちょい負けになる可能性も増しますので収益のブレを軽減できます。
微益も勝ちと含めるならば形式上勝率は高まりますが分割の利確幅が狭いほど収益が減りますので、損益比率は抜群には良くならないでしょう。
分割の利確幅が大きいと損益比率は高まりますが利確にヒットしない確率が増す分勝率は低下します。
分割でイグジットする場合は大きい勝ち、小さい勝ち、引き分け、小さい負け、最大損失の負けなど様々なパターンが常に混在し複雑になりますが、分割で決済するのはあくまで収益のブレを軽減させるためのものなので、結局勝率と損益比率が両方とも抜群に良いというトレードは困難でしょう。
両方ともそこそこでいいというスタンスとなります。

結局、勝率と損益比率両方が優れたトレードを行うというのは無理があります。
どちらかを妥協するか、もしくは両方ともそこそこで良いと考えなければなりません。

「高度な技術が身につけば高勝率かつローリスクハイリターンのトレードができるのではないか?」
これはすなわち「株価の動きを読む精度が高まれば高勝率かつローリスクハイリターンのトレードができるのではないか?」という考えに行きついてしまうことが罠です。
“株価の動きを読む”なんてことはできないのです。

株価の動きを読む精度を高めれば高勝率かつローリスクハイリターンなトレードが可能だという前提でトレードすると、損切りの度にあれこれ理由をつけ「仕掛けの精度が悪かった」という反省が生まれ、なんとか読む確率を上げようと必死になります。
このようなスタンスだとたまに調子のよい時期があったとしても、長い目で見れば結局高勝率と損小利大を保つことができず、損失の度に苦痛となります。
先述したように高勝率を維持するには単純に利食い幅よりも損切り幅を大きく見積もるしかありません。

高勝率だとローリスクハイリターンどころかリスク=リターンですら困難だと思います。
例えば勝率80%でリスク=リターンの場面を常に狙っていくとしましょう。
統計を取ればわかると思いますがこのようなシステムの構築はまず不可能で、仮に存在すればマーケットは確実に破綻します。
ですからこれを実現するには“株価の方向性を裁量で当てる”という必要があります。
言い換えれば勝てる場面はしっかりエントリーし負ける場面は見送るという技術が必要です。
しかし先述したように株価の動きを当てに行くことは無理がありますし、1回1回のトレードで勝つか負けるかは事前には絶対にわかりません
当てたとしても自分の決めた損切りにヒットせずに順行することができるのかどうか。
仮に調子よく連勝しても長期間でその読みの精度を維持できるかどうか。
また、リスク=リターンの狙い、例えば買値が19000円だとして、19050円利確-18950円損切りというイグジット方法は、現実にはリスク=リターンではありません。
損切りは18950円にヒットすれば即約定ですが、利食いは19050円の売り物が殆ど食われなければ、つまり実質19060円をつける寸前まで行かなくては利食い出来ません。
しかもエントリーするたびに手数料やスプレッドというコストが発生しますので、仕掛けをした時点で既に損失が発生しているのです。


精度の高いトレードとは“方向性をピッタリ当ててその方向に仕掛ける”といったものではなく、“自分のルール・規律を守りながら淡々とこなしていく”ものだと考えています。
勝率も高く損益比率も高いという夢のようなトレードスタイルを求めても無理なのですね。

高勝率でハイリスク:ローリターンをコツコツ積み上げる、低勝率でローリスク:ハイリターンを狙っていく、両方ともそこそこでいいと考える、分割で決済していき引き分け・ちょい勝ち・ちょい負けが多いスタイルで行く~etc~
どれが正しいというものではありませんので自分の性格やスタイルなどによって決めればよいと思います。
要するに高勝率でも低勝率でも統計的に期待値がプラスであればなんでもいいということです。
期待値がプラスであればなんでもいいので完璧・確実を求めないようにする必要があります。
勝率と損益比率は相反する性質であるにもかかわらずどちらにも完璧を求めると出口のない迷路をさまよう事になります。



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一貫したトレードを行うことができない原因と解決策
前回の記事の続きです。

一貫したトレードが行えない原因の1つに検証不足による自信の欠如が挙げられます。

3連敗、4連敗しただけで次のエントリーが怖くなる
連勝して調子に乗り大勝負をして資金を吹き飛ばす
負けを取り返すためにエントリーする理由をとにかく見つけようと自分の都合で考えてトレードしてしまう
負けるたびに手法を変えようとする
損切りすべき場面なのに損切りできない


私は「損切りすべき場面なのに損切りできない」という失敗以外は過去に全てやらかしたことがあります。

一貫したトレードが出来ずブレまくる。
どうしてこんなことになるのか。
これは統計を取っておらず確率論を受け入れていないという理由が1つめに挙げられます。

もし箱の中に10本のくじがあり、3本が当たりで7本がはずれだとします。
参加料は無料で、はずれを引くとあなたは10000円払わなくてはなりませんが、当たりを引けば40000円貰えるとします。
このくじを200回チャレンジできるとしたら目をつぶってでもやりたいですよね?
数をこなせば1回のくじで貰える期待値は5000円です。
10本中7本ははずれなので連敗することも多いですが数をこなせば最終的にはお金が残っているであろうと考えられます。

相場の統計を取る作業はこのくじ引きの期待値を知るという事と同じ意味合いを持ちます。
例に挙げたくじ引きは「10本中当たり3本、はずれ7本。当たれば40000円貰える、はずれれば10000円取られる」という内容、つまり期待値がわかっていたのであなたは自信を持ってチャレンジできます。
数をこなせば大数の法則により最終的にお金が残っているという確証とまではいかなくても、かなりの自信は持っているのでこのくじをプレイし続けることができます。

しかし中に当たりとはずれが何本ずつ入っているのかわからない、当たりが出ればお金が貰えはずれればお金を取られるけどそれがいくらであるのかわからないくじだったらどうでしょう?
くじを引いて、なんかよくわからんけど3連敗して10000円ずつ取られた・・・なんてことになったら当然やめますよね?
むしろ最初からそんな得体の知れないくじ引きなんてやろうともしないかもしれません。
統計を取っていない状態でトレードをやるということはこの得体の知れないくじを引くという事と同じです。

統計を取っておらず確率論を受け入れていないので連敗すると精神が揺さぶられ一貫性のあるトレードが出来なくなります。
統計を取る作業は自分の手法の期待値を知り自信を持ってトレードを存続するために必須の作業なのです。


2つめは練習不足・知識不足が挙げられます。

トレードは先の見えないチャートで行うものです。
株価の未来は読むことはできません。
株価の未来を読む方法があればあっという間に億万長者になれますが、そんな方法は絶対にありません。
先のことは絶対にわからないし、しかもはずれれば容赦なくお金を没収されるトレードを一貫した手法で行うのは考えている以上に難易度が高いのです。

スポーツ、音楽などどんな世界にも練習は必須です。
本番の時間の何百何千倍も練習しなければなりません。
しかしトレードは全く練習せずに初心者がいきなり口座を開きトレードを開始します。(私もそうでした)
これがいかに自殺行為であるかある程度損失を出してやっと気が付きます。

今は225やFXで便利な再生ソフトをネット上で購入することができますし、FXならばデモ口座も充実していますので、それらを活用し自分の手法を試運転するために先の見えないチャートで訓練する作業は必須です。
練習で出来ない事は本番では絶対にできません。
たかがマウスをクリックするだけのことなので練習なんて必要ないと思ったら大間違いです。
練習なしに一貫したトレードを続けることはできません。

また、練習不足である以前に相場の知識不足というのもいけません。
チャートの状況を判断し売買していくにはテクニカル分析の知識が必要です。


3つめは金銭が絡む精神的負荷(=リスクを受け入れていない事)が挙げられます。

1つめと2つめの問題をクリアしてもこの3つめをクリアしなければ一貫したトレードは行えません。

例えば宝くじがあります。
私は宝くじを買ったことは一度もありませんが、友人や知人の何人かが買っているのを見たことがあります。
周知の通り宝くじの期待値はマイナスです。(もしプラスなら宝くじを販売している側は赤字になってしまいます)
しかし宝くじを買っている友人・知人はそんなことはわかっています。
彼らが共通して言うのは「夢を買っている」とのことです。
大当たりとなることにほんのちょっぴり淡い期待はしているかもしれませんが、はずれてもなんとも思わないという事は結局殆ど最初から期待していないのです。
そしてはずれても大した額ではありませんし、はずれるのが当たり前なので悔しいとも思いません。

これが自分の全財産の半分あるいはそれ以上の金額で宝くじを買っていたらどうでしょう?
当たらなければ明日の生活費が払えないという精神状態ならどうでしょう?
はずれてしまうと非常に精神的苦痛を伴います。
トレードもこれと同じで、自分の身の丈に合っていない投資資金でトレードすると負けることに非常に精神的苦痛を伴うようになり、正常なトレードが存続できなくなってしまいます。
また、「今週、今月はプラスで終えたい」・・・こんな個人的な都合はマーケットには全く関係ありませんし知ったこっちゃない事なのです。
むしろ参加者は皆他の参加者からお金を奪おうと常に狙っているのです。
金銭が絡み自分の都合でトレードを考えてしまうことも正常なトレードが存続できなくなる理由です。

結果、損失を受け入れることができず損切りできない、負けを取り返すために無理矢理エントリーの口実を探そうとする、連敗が怖くてエントリーすべき場面で仕掛けることができない、含み益を失うのが怖くて仕方なくすぐ利確する・・・といった状態になってしまうのです。
バーチャルトレードでは出来ていることが実弾トレードではできなくなってしまうのです。
例え確率論の事が頭では理解できていても感情・本能には逆らえず正しいトレードが実行できなくなります。

これを解決するには先程宝くじの例で挙げたように、“1回のトレードのリスク額をはずれても(負けても)何とも思わない金額に調整する”ことしかありません。
はずれても痛くもかゆくもない金額で宝くじを買い、はずれてもなんとも思わない、最初から当たることに期待していない・・・この状態はトレードにおいて極めて理想的な精神状態です。
当たることに期待していないのではずしても苦痛は生まれません。

今はFXでは1000通貨どころか100通貨、1通貨でトレードできるなんて業者もあります。
その気になれば1回1回の負けが痛くもかゆくもない小学生のお小遣い程度の金額でトレードできます。
それじゃ全然儲からない??
一貫したトレードが行えない状態で初めから大儲けしようとすること自体が間違いなのです。
まずは少額でもいいのでコンスタントに増やせれば徐々に建玉は増やせます。

損切りになり精神的苦痛を感じるのであれば自分の金銭感覚で負けても全く痛くもかゆくもない金額でトレードするようにしてください。(金銭感覚だけでなく資金管理ルールにも従う必要があります)
こうすれば損失を、リスクを受け入れやすくなります。
大儲けすることに期待していないので当てなくても悔しさは殆ど生まれません。
損切りの悔しさや含み益を失う恐怖も大幅に軽減されます。
これだけで規律に従った一貫性のあるトレードを続けるためのハードルが一気に下がります。
一貫したトレードを行えるようになってから建玉を徐々に増やしていくのです。

リスクを受け入れるとは逆指値でストップオーダーを入れることではなく、損失を必要経費として心の底から受け入れ、損失に苦痛は微塵も感じない状態であるという事です。
まずは連敗が怖くない、連勝しても嬉しくない、含み益を失うのが怖くない、損切りを何とも思わない、勝つことに期待していない、というトレーダーとして理想的な精神状態で訓練することが大切です。


以上、一貫したトレードを行うことができない原因と解決策を3つほど挙げてみました。
無理矢理メンタル・精神力を鍛えるという方法論ではありません。
メンタル・精神力を根性や努力で鍛え、感情を克服していくことができるのなら、トレードを長く続け頑張っていればいつかは誰もが成功したトレーダーになるはず。
しかし実際のところ大半は退場するというのが現実なのでしょう。
この記事で書いた解決策も「言うは易し行うは難し」で、実際に取り組むトレーダーも少数派だと思います。
「統計を取る作業なんて面倒」、「バーチャルトレードなんてかったるい」、「少額でのトレードなんて気合が入らない。一気に儲けたい!」と99%以上の人が思い実行しないと思います。
しかしトレードを長く続けていくならば少数派に属さねばなりません。

根性・努力ではメンタル、精神力、感情はどうにもなりません。
むしろ無理矢理頑張るほど負のスパイラルにますます嵌っていくものだと思います。
感情を無理矢理克服するのではなくなぜその感情が湧きおこるのか、それを認めた上で原因と対策を客観的に考え実行に移すことが大切です。



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私が愛用しているFXの再生ソフトとしてお勧めしています。実弾トレードを開始する前に検証は不可欠です。マルチチャートに対応しており再生スピードも調整可能!通常のプランならば一度購入すれば月額料金不要でずっと使用できます。本気で勝ちたいのならば検証しましょう。
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1通貨単位からの取引が可能。2015年スイスショックでレートを途切れず配信し続けた実績もあります。万一の事態に備え信頼性の高い業者を選ぶことは重要です。
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