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昔の相場日誌3
トレード中にあれこれ考えるから悩みます。
正解を当てなくてはならないと思い込んでいるので、考えに考え抜きます。
しかしどれだけ考えたところで先の事はわかりません。
支持線で反発する保証なんてないし、行き過ぎた値幅で止まる保証もありません。
仮に高確率でそうなるとしても、どこを手仕舞いにするかで勝率は変わります。
予めこうなったら仕掛けてこうなったら手仕舞いという条件で数百回試行したデータ、つまり期待値がわかっていれば良いのですが、仕掛けや手仕舞いを臨機応変に上手く行おうとするのでトレードが超絶困難なゲームとなるのです。

私も以前は負けを徹底的に避けようとトレード中あれこれ考えまくり、相場日誌も場中の感想でぎっしりでした。
読み返したらホントにこんな複雑な事を考えていたのかと驚きます。
今は考えていません(笑)考えるとしても無意識に一瞬で分析が完了する程度のシンプルなものです。
まあ複雑に考えたところで個々のトレードの場面の結果は極めてランダムに近いので意味はほぼ無いのですけどね…

負けを避ける、つまり確実を求めようとしているので常に「負けられない」というプレッシャーで判断力も冷静ではありません。
何かにつけ見送る理由をつけてトレードを躊躇してしまいます。
完璧な条件なんて待っていたらいつまでもトレードできません。
しかし当時はそれが正しいのだと信じているところが今思えば手に負えませんでした。
結果、「今日は動きそうにないので見送ろう」、動いたら動いたで「もうここまで動いてしまったら後追いできないので見送ろう」…このような振り返りばかりになります。
いつトレードするんだよ!?という状態です。

この状態を脱却できたきっかけはシステムの構築です。
それまでは自分の相場観が正しくなければ勝てない再現性のないルールでしたが、期待値が正のシステムを作ることにより見送り癖がなくなったのです。

大負けもしないけどいつまで努力しても勝てない。このように悩んでいるのならまずはシステムトレードでルールに忠実に従う癖を体に叩き込む。気がつけば口座残高が増えている。こういうプロセスを実感すれば今まで悩んでいたことがなんてアホらしかったんだと気付くかもしれません。
私がそうでした。
結局勝てないのは相場観が無いからでもなく、技術が無いというのでもなく、リスクを避け都合よくリターンを得ようとする自分の心にありました。
リスク無くしてリターンはありません。
負けトレードを避けたい、含み益を逃したくない。このような感情が皮肉にも勝てなくしているというものでした。
上手なトレードをしようとせず下手でもいいからシステムに従い続ける。
これにより初めてスタートラインに立つことができました。


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1/29 今年は回転数アップを目標に
去年から米国株が非常に強く攻めるべき相場でしたが、育児もしているため4時間足と1時間足のゆったりとしたスイングメインの私にとってはどうしてもデイトレに比べ試行回数が少ないのがネックでした。
こんな良い相場で取れるうちに取っておかなくてどうする?ということで今年からもっと試行回数を上げるべくより短い15分足でも仕掛ける時は仕掛けるようにし、夜も就寝を遅くして筋トレやストレッチの合間にチャートを見るようにしています(笑)
その甲斐あってかFX、米国株CFD、原油CFDの合計トレード回数は月だいたい40~70回程度だったのが今月は120回を超えています。
今までは年単位でプラスを狙うスタンスでしたが3か月~半年程度のスパンでプラスを狙えるようになればいいなあと思っています。

別に相場中毒というわけではなく、基本的にシステムに基づきトレードしています。
好きな事をしているのですから睡眠時間を削ることが苦になりません。
最近はぐっすり寝ることは時間がもったいないとすら感じるようになりました。
まあ基本的にトレードは大衆がやり難いことを続ける事に優位性があるので好きであっても楽しいと感じることは殆どありませんが、こんなに入れ食い状態のやりやすい相場ならばちょっとは気が楽です(笑)
ですがやりやすい相場の後にはやり辛い相場がサイクルのようにやってくるのを何度も経験しています。
だから取れる時は機会損失を出さないことです。
これは強欲だとかそういった話ではなく、自分の統計のデータがどういう相場環境の時に期待値を大幅に押し上げるかという事を理解しているためです。
トレンド相場で取っておかなくては出番がありません。
上昇相場が崩れるまでは徹底的に買い続けます。
下落相場に転じれば売りに方針転換するだけです。

トレードはとにもかくにも試行回数をこなさなくては話になりません。
「トレード回数は少なく絞ったほうがいい」というネットなどの情報を鵜呑みにして、その誤りに気付くまでに何年もかかりました。
昔はたった月に10~20回のトレードで確実にプラスにしたいと考えていましたが、大数の法則を考慮するとこれは大きな間違いです。
確率は数百回と大量の数をこなして収束され始めます。
勝率が99%とかなら少ない回数でもプラスになる可能性は高いですが、そうするには利食いを限りなく小さく、損切り幅を限りなく大きくするしかなく現実的ではありません。
スイングメインの私はどうしても試行回数がネックなので今年はよりアクティブにトレードしていきたいと考えています。
寝る暇など無い相場です(笑)


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仮想売買は絶対に先の見えないチャートで
このブログで述べる仮想売買、バーチャルトレード、検証とは、要するにシステムのバックテストの事です。
過去のチャートを再生ソフトで動かしながらシステムに基づき売買した結果の収益を記録します。
こうすることにより自分の手法の客観的な期待値がわかるわけです。
私はプログラムトレードや専門的なソフトの知識がないので手作業でエクセルに記録して行っています。

最初のうちはルールに機械的に従った集計を取るべきです。
というのも、裁量判断を挟んでも本番でそれを再現し続けることができない可能性が高いからです。
実践では口座残高の増減が激しく精神を揺さぶるので、裁量を加えると負けを取り返そうと無理矢理理由をつけてポジポジ病になったり損失を恐れてトレードを躊躇したりします。
これらを裁量判断で行っているつもりで繰り返すのです。
習熟してくるまでは裁量判断はただの感情判断というわけです。
そもそも裁量判断で当てなくては勝てないというのは手法の期待値がマイナスです。
当てようとするとロクなことにならないということはいつも書いています。
当てなくても、そのままやるだけでもドローダウンを乗り切り長期間繰り返せばプラスになっている。こういうシステムをまず作ってから裁量判断を取り入れても遅くはありません。

注意すべきことは、仮想売買は必ず先の見えないチャートで行うという事です。
先のわかったチャートで仮想売買しようとしても間違いなく都合の良いように解釈してしまうからです。
特に裁量判断を用いる場合は確実に都合よく勝てるポイントだけを選んだりしてしまいます。
システムの機械的な売買すら都合よく判断してしまうかもしれません。
そもそもチャートはボラティリティにより形状が変化し、終わった後のチャートを見たらエントリーしやすそうでも実際はものすごく高値圏で怖い位置だとか、そういったことはザラにあります。
そういうことも心理的な事も含めて検証するにはやはり先のわからないチャートで検証するべきです。

初心者の頃の私は1日中場を見れないので帰宅した後既に出来上がったチャートを見て、「今日はここが仕掛けることのできた箇所だったな」などと”つもり売買”をしていましたが、今思えば論外も甚だしいです。
そんなのをチャートのトレーニングだと思い込んでいましたが、当然いざ先のわからない実践で通用するはずがありません。
こういうやり方だと“勝つ場面を選び取ることが前提”のルールになっていまい、負けトレードを都合よく避けないとトータルで勝てません。
負けトレードを100%受け入れてそれでもトータルで勝てる期待値が正の手法でなくてはならないのです。
終わった後のチャートを見て仕掛けどころなどをあれこれ振り返っても時間の無駄、あるいは非常に非効率的です。


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昔の相場日誌2
昔を振り返り、何が問題だったのか?

1つは確率論に基づきトレードするという思考になっていないことです。
頭ではわかったつもりになっていました。
ローソク足がどうなった時だとか、テクニカル指標のパラメーターがどうなった時に価格が反転する確率が高いのかなどという事を必死に探し求めていました。
しかしトレードでは“手仕舞い”というものがあります。
価格が反転する確率だけを求めても、手仕舞いという要素が抜けているので期待値が不明なのです。
この指標が示せば6~7割の確率で価格が反転するから買いだ!…としても、手仕舞い次第でプラスにもなるしマイナスにもなるのです。
ここを見落としているので自分の手法の厳密な期待値がわかりません。
高確率で反転するのだから仕掛けだけして後の手仕舞いはテキトーに…とでも考えていたのでしょうね。

自分の手法の期待値が不明なので、相場を当てることにより利益>損失の構図に持っていこうとします。
ですが高精度で当てようとするトレードをしようとすると次から次へフィルターをつけるようになります。
エントリーの条件を縛り、完璧な条件がそろった時だけエントリーしようとします。
過去のチャートを振り返り“こういう時は高精度で価格が反転するだろう”と考え、その時だけエントリーしようとするのですが、そもそもそれは完璧なのでしょうか?
例えば押し目買いをしようとして、値幅、時間が充分に経過し、支持線と考えられる個所。更に他の時間軸の方向性も同じ向きをしている。このように充分すぎるほど条件が整った時が完璧な条件になるだろうと考えていました。
しかし、この条件を他全ての箇所に機械的に当てはめて統計を取ったのでしょうか?
いや、取っていませんでした。
過去のチャートの利益になる箇所だけ都合よく引っ張り出して条件を出しているにすぎませんでした。
更に手仕舞いは考慮していないので結局いくら好条件でも手仕舞い次第ではトータルで負けてしまうのです。
小さく利食いする。大きく損切りする。ロスカットラインに達していないのに不安で撤退してしまいその後大きく飛ぶ。このようなことを繰り返しているので勝てません。

更に条件を極度に絞ることはいつも書いているように確率を働かすための試行回数を激減させます。
たった週に3回のトレードで「今週はマイナスだった。何がいけないのだろうか?」と必死に考えます。
何がいけないのか?答えは単純で「手法の期待値が不明」、「数百数千回の試行回数をこなしていない」に尽きます。
ですが「自分の判断の精度に問題がある」と真剣に考えていたのです。
負けるたびに“こういう時は仕掛けないほうがいいのか?”とルールを修正しどんどん条件を厳しくしていきます。
結果的に仕掛けのサインが出て買おうとしたが既に値幅が出すぎていたり時間が経ちすぎたりしているのでもう少し大きな調整になりそうだとか、他の足が気になるとかでどこも仕掛ける箇所がなくなってしまいます。
そもそも仕掛けとは相反する理由など探せばいくらでも見つけられるのです。
例えば仕掛けをする足では7割方価格が反転しそうだが1つ上の足が7割方反対方向に行きそうだと考えてしまうように、チャートは時間軸により数多くの見方ができるためどうにでも理由をこじつけてしまうのです。
気にしていたらどこもエントリーできません。
だいたいそのフィルターで他全ての箇所を当てはめた場合の期待値を取っているのでしょうか?
いや、個々の場面で負けた印象があり、負けたくないという感情でフィルター過剰にしているにすぎません。
これも結局“期待値”という視点が抜け落ちているのです。
繰り返しますが“確率論に従う”というのを勘違いしています。
例えば「55%以上の確率で勝てる箇所で仕掛けをして負けとの10%の差で利益を残す」というのではなく、“期待値が正の箇所で仕掛けをし続け、数多く試行したトータルで利益を残す”というのが正しかったのです。
勝率ではなく、統計が出した期待値に従うというのが正しいのです。
補足すると「55%以上の確率で勝てる箇所で仕掛けをして負けとの10%の差で利益を残す」というのは利益と損失の比率が1:1以上であれば成り立ちます。
ですが損益比率が1:1以上かつ勝率5割超えでそこそこのパフォーマンスが見込めるほぼ聖杯同然のシステムはあるのでしょうか?
もしかしたらそんな素敵な方法があるのかもわかりませんが、私にはわかりませんでしたので、結果的に今は低勝率のシステムで運用しています。(あったら私が教えてほしいです)

勝率ではなく期待値に焦点を当てた時がそれまでの“当てなくてはならないトレード”を脱却した大きな転機でした。
裁量で相場を当てることが無駄であると骨身に染み、システムを作り従い続けること。
これが有用であり、裁量判断はシステムに忠実に従えるようになったうえでの応用の範囲であることを理解しました。
機械的にシステムに従うという事すらできずにどうして裁量トレードで利益を出すことができるでしょうか?
今ではそのように考えています。


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昔の相場日誌
春に引っ越す予定のため少しでも荷物を減らすため嫁さんにいらない本を処分してくれと言われましたが本は財産なのでそう簡単に捨てられません。
代わりに膨大にたまった相場日誌を処分することにしました。
昔は平日に1枚1枚毎回印刷していたのです。
ここ2~3年は印刷していません。
PCに入っていますし、過去の日誌も全てデータとして持っています。
今は昔のように負けるたびに原因と対策を考えたりしないので殆ど読み返さないのですね(笑)
ただルールよりも早くトレイリングストップを引き上げてしまうような魔がさすことは稀にあるので、そういう時はしっかり反省しています。
ロスカットできないという致命的なミスは皆無です。

印刷したものを資源回収に出そうとまとめていたら相場を始めたころの懐かしいものが出てきてつい読みふけってしまいました(笑)
大掃除の時に懐かしいものが出てきて夢中になってしまうあるある話ですね。

私は最初トレードではなく株の長期投資から始めたので最初は損切りすら設定していませんでした。
損失を被りすぐに「投資でなくトレードをしよう」と思い立ち、ロスカットの設定を徹底するようにしました。
そこから、案外最初の頃は勝てているのです。
難しいことを知らないため思い切ったトレードができていたのです。
ロスカットもきっちり行えていました。

ですがチャートパターン、テクニカル指標などの知識をつけていくと徐々に成績が悪化していくのが見て取れました。
もちろんロスカットは徹底しているので大損することはほぼありません。(一度だけ正気の沙汰でないオプションのポジションを持ち大負けしたことはありますが)
しかし、知識をつけ「負けトレードはなるべく回避するようにしたい。勝ちだけをうまく拾いたい」と考えだしたのです。
初心者の頃は「別に損しても良いか」といった感じで取り組んでいますので思い切ったトレードができていたのを、気が付けば「うまくやりたい」と考えだしているのです。

こうなってくると、見送り過多となり試行回数の激減です。
少ないトレード回数に絞ったほうが良いといった情報を鵜呑みにしてしまったのも一因です。
仕掛けていれば大きい利益になった箇所を見逃すことが激増しました。
仕掛けにくいところほど大きい利益になるといったジンクスがありますが、感覚というフィルターは見事に裏目の連続にしてくれます。
行けばロスカット、見送れば考えていた方向にぶっ飛ぶ。
どうにもなりませんでした。

日誌を見てみると「やりにくい相場だから様子見」「わからないので様子見」などのオンパレードです。
いつになったらやりやすい相場が来るんでしょうね?
そんなの来ませんから。
最近だと記事に「現在米国株市場がやりやすい相場です」と書いていますが、これは仕掛ければ次々に利益になる入れ食い状態であったからなのですが、終わったチャートを見てるから言えるだけの話ですよ。
実際仕掛けの前は「やりやすいな~」などと感じていません。
不明瞭な中リスクを取り、結果的にとことんうまくいっているので「やりやすいな~」と感じているだけです(笑)
感覚でやりにくいといって様子見していたらいつまでも出番は来ません。
やりにくい時こそリターンを得るのですから。

また、わからないので様子見って、わかる時ってあるんですか?
常にわかりません。
わからないことをわかったつもりになってトレードに取り組んでいる。
もう救いようがありません(笑)

他にも「裏目を避けたいので次からはこうした方がいい」と、フィルターを次から次に採用しています。
連敗するたび「こういう時は仕掛けないほうがいいのか?」と、どんどんルール修正です。
これも試行回数を激減させる要因です。
「裏目なんて避けようとしてんじゃねえよ~!!!!受け入れろ!」…と、過去の私に思いっきり突っ込みたいです。

まあとにかく笑えるくらい突っ込みどころ満載の過去の日誌を見て「こんな時期もあったんだな~」としみじみ思いました。
確実なものがない相場の世界で確実を求める。個々の結果に捉われ一喜一憂しトータルで考えることができない。相場を読む技術があるのではないかと勘違いし個々の結果はランダムに等しいのに結果論で判断する。
こういった経験をしているから現在ブログの記事のネタが次から次へ浮かぶのですけどね。
殆ど同じような内容ばかり日々繰り返していますが…

長くなりましたので続きは次回書くことにします。


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1/15 模範解答
テスト勉強では問題を解き、解答を見て答え合わせしながら理解をしていきます。
しかしトレードでは“正解”というものがありません。
自分が行ったトレードの正しい評価ができない。
これが相場の難しいところです。
多くのトレーダーが評価の仕方を勘違いし、“利益になったか損になったか”、“うまい位置で利食い出来たか利食い出来なかったか”などという判断基準で「このトレードは良かった、悪かった」などと振り返ったり反省したりします。
これがトレーダーをドツボにはめます。
「ロスカット→悪かった→改善策はなんだろう?→ロスカットにかからない位置でエントリーすべきだ」…こういう図式で考えてしまいますが、“ロスカットにかからない位置でエントリーする”なんてことは不可能です。
“こうすればうまい位置で利食い・損切りができる”なんて方法もありません。
限りなく勝率を上げたいのならば損切り幅を思いっきり大きくし利食い幅を狭くすることですが、これではコツコツドカンによりトータルで沈む可能性が高いでしょうしポジションが含み損で縛られている時間も長くなり機動的なトレードができません。

反省するという事は次回改善の必要があります。
しかし改善することができないことを改善しようとしても無理な話であり、そもそも反省すべき着眼点が違うという事です。
利益になったか損になったか、うまい位置で利食い出来たか出来なかったかなんてのは結果論です。

“ロスカットになった。何が悪かったんだろう?”と考えても、それはたまたまなのです。
確率と言うのは膨大な試行回数をこなさなくては働かず、個々の結果は限りなくランダムに近いのです。
たまたまなことを反省する必要はないわけです。

ではどうやって自分のトレードを評価すべきか?
模範解答を自分で作るのです。
それがシステムというわけです。
膨大な回数をこなせばトータルで勝てる、つまり期待値が正のシステムを作るのです。
こんなことを言うと聖杯に聞こえるかもしれませんが、個々のトレードで毎回勝てるなんてことは到底無く、システムですので不遇の期間であるドローダウンがあります。
ドローダウンの期間を短くするためにもできるだけ試行回数の多い手法が推奨されます。
短い期間や試行回数で検証したシステムだと相場付きが変わればたちまち勝てなくなるので長期間のチャートで検証する必要があります。

模範解答を作ってしまえば自分のトレードを適切に評価できます。
統計、期待値を理解し、システムに従えば口座残高が結果的に増えていくことを体感し体に徹底的に刷り込みます。
こうなれば連敗するごとに何が悪かったのかと反省することもなくなります。
反省すべきは「ルールに無い仕掛け、手仕舞いをした。仕掛けるルールなのに仕掛けができなかった」などといったように“模範解答通りの事ができたかできなかったか”で反省するのであり、個々のトレードで利益になったか損になったかはどうでもいいのです。
過去に私も何度どうにもならない事を反省し続けたでしょうか…
どうにもならないことを反省しどうにかしようとする地獄から抜け出し、今は何連敗しようが微塵も反省しませんし次も同じようなトレードを淡々とこなします。

裁量トレードを始める前にまずこういったプロセスを踏めば統計、期待値を理解することができるでしょう。
こういった土台がないトレーダーの裁量判断はまず間違いなく“感情判断”となります。
ロスカットになるトレードに怯え毎回トレードを躊躇し、負けるたびにトレードルールを修正しようとします。
仕掛ければロスカット、見送れば思惑方向に飛ぶなんて裏目を繰り返し、毎回ぶれぶれのトレードをします。
もうそんなことをいくら繰り返しても勝てないと心底思い知ったら私が書いていたことを思い出していただければと思います。
システムなき裁量判断は高い可能性で感情判断となるのです。


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1/11 勝とうとするトレードからこなすトレードへ
ルールを作る際に統計を取るのですが、エントリーチャンスが少ないというのは致命的です。
なぜならば確率は非常に数多くの試行回数をこなさないと働かないからです。
しかし巷では少ないエントリーで、一発必中で勝ちを拾うのが賢い、うまいやり方であるという意見もあります。
それで利益を継続して出し続けることができるのならそれはそれで結構な事です。
ですが私はそのような相場を読み切る才能はなかったので、頼れるのは統計、期待値というわけです。

統計を取り、期待値を理解すると個々の結果に意味は無く、負けトレードの度に毎回無意味な反省をし続けるという事もなくなります。
常にこのブログでまずはシステムを作るべきだと主張しているのは統計上期待値が正の行動に従うという姿勢が根付くからです。
システムなしに相場観で値動きを当てようとし、個々の結果に一喜一憂していて毎回ルールを修正していては何十年あっても勝てるようにならないでしょう。
予知能力が無くては相場を当てることはできないからです。

「トレードで勝とうとする」という姿勢から「トレードをこなす」という姿勢にする。
ただルール通り作業のようにこなしていくだけ。
ルールに従っていれば個々の結果は全く気にしない。
まずはこういう状態になるよう徹底的に訓練し、統計に従うという行動を体に染みこませます。
相場を当て物として抜け出せない迷路から脱出するにはこうするべきです。

そのためには期待値が正のルールが必要です。
「ただやるだけで利益になる聖杯なんてあるわけないじゃないか!?」と思うかもしれません。
私も過去にそう考えていて検証すらしようとしませんでした。
しかし高い確率で最終的に利益になるであろうシステムはあります。
それはコツコツドカンとナンピンで退場し続ける素人のトレーダーの行動の逆をすることです。
ただし素人が損切りしなかったりナンピンで助かったりしてしまうような場面はドローダウンで負け続けることになります。
しかしドローダウンを気にせず続けていればあら不思議、気が付けば残高が増えているのが実感できます。
優位性のある手法とは大衆が精神的にやり辛いものであり、自分自身で統計を取り納得していないと手法を信頼できず途中でやめてしまいルールを変更してしまいます。
だから売買ルールは必ず自分で検証する必要があります。


年末年始でクリック数が下がってしまいました。
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1/9 苦手は思い込みだった
株式市場が日本、米国ともに明確なトレンドが出ていて新年早々良い相場だなと思いましたが、ふと思い出したことがあります。
株価指数の場合、上昇はジリジリ少しずつ、下落は急にストーンと落ちるいう印象があります。
以前買いでジリジリ上昇する場面を取るという事が苦手だと感じていたことがありました。

しかしそれは思い込みでした。
勝手に自分で怖がって躊躇していただけでした。
ジリジリ上昇する時は小さい押し目と小さい上昇幅を繰り返すので、しっかり押し目をつけない。だから買いづらいといった印象がありました。
じゃあなぜしっかり押し目をつけないと買えないのか?
強いトレンドでない時に小さい押し目を毎回拾っていては負けとなるトレードが増え、勝率が下がるからです。
ここでも損失を躊躇するという感情が働いています。
じゃあトレンドが強い時は小さい押し目でも積極的に行けばよいのでは?と考えるのですが、今度は「これだけ値幅の出る上昇をして時間も経過していたら確率的に目先調整するだろう」と考えやはり買うのを躊躇します。
やはり損失を躊躇するのです。

なぜ苦手な場面と感じるのか?
損失を受け入れていないからそう感じていたのです。
手法が機能しない、しにくい場面というものはありますが、損失を受け入れていればそれは苦手でなく必要経費を支払う場面にすぎません。

仕掛けるべき箇所が“利益になる箇所”であるという前提でルールを組んでいたのです。
だから損失となるトレードを避けなくてはという思いがあったのですが、そんなことは予知能力でもない限り不可能な事なのです。
勝率を8割以上にしたいとも考えていました。
そのルール通り機械的に仕掛けと手仕舞いをして勝率8割以上になり、かつ期待値がプラスであるのなら勝率8割のトレードをすることは一向に構わないと思います。
しかし感覚や相場観を用いて高精度で正解を選択して8割以上にもっていこうというのに大きな誤りがありました。


勝ち負けを抜きにして、期待値がどうなのか?という事に焦点が行ってから私はトレードを躊躇することがほぼなくなりましたし、損失を必要経費として受け入れることができるようになりました。
今までとにかく勝率を上げようと無駄なあがきをし、結果フィルター過剰になり試行回数を激減させていました。
回数の少ないトレードで一発必中を狙うというのが賢いやり方だという幻想を抱いていましたが、試行回数は確率を働かせるのに必須だと考えなおしました。
7割負けても3割の勝ちによりトータルで勝てればいい。
こう考えることができるようになるには膨大な時間がかかりました。
今思えばいかに負けトレードが自分の心を打ち砕き損失を躊躇させるのかという事が身に染みます。
損失を避けうまいトレードをしようとするのではなく受け入れる。
トータルで勝ちを狙う。
このように発想を転換できれば個々の場面で一喜一憂することもなくなります。
仮に連敗で「やってられんわ…」などと一喜一憂しようがへこたれず次も淡々とトレードをこなしていきます。
勝手に自分で苦手だなと思い込んでいた場面も単に自分が勝手にそう決めつけていただけで、ルールに従えば今まで苦手だと思っていた場面も案外利益が取れるもんだと思えます。
今はジリ高相場でもしっかりトレンドに乗れています。

損失を躊躇するのはそのトレーダーの心の問題です。
テクニカル指標だとか、利食い幅や損切り幅などといった事以前の問題なのです。
損失を必要経費だということは初期の頃から頭では理解していました。
だったらなぜあれほどまでに削減しようとしていたのか?
結局頭でわかっていたつもりになっていただけの話でした。


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1/5 幸先良い相場でババを引くまで仕掛け続ける気構え
2日からトレード再開していますが新年早々良い動きをしてくれています。

ダウCFD 1時間足
180105-b1.png


日経CFD 1時間足
180105-b2.png


原油 1時間足
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新年早々トレードチャンスが結構あり忙しいですね。
ダウと日経は日足での保ち合いからの再出発です。
順張りにとって「いくらなんでも高すぎるから買えない」という思考はありません。
高すぎるからこそ強い相場が今後も続くと仮定し買い続けます。
トレンドは転換するよりも継続しやすいのです。
最後のババを絶対に引くつもりで買い続けます。
そして逆行したら小さくロスカットすればいいだけの話なのです。

新年一発目は慎重に行くかと考えてしまうと置いてかれてしまいましたね。(まあ仮に置いて行かれても次のチャンスで仕掛ければいいだけですけど)
私は1回1回のトレードを「慎重に行こう」とか「大切に行こう」という発想が現在ありません。
結果7割のトレードがロスカットですし2割のトレードはトントンか微益です。
ですが1割以下のトレードが他の損失を全て巻き返します。

過去は相場の見立てが当たっていなくては勝てないルールでしたので個々のトレードを大切に行こうとし、いちいち迷い、結果に固執し一喜一憂し、毎回ルールを修正するありさまでした。
しかし現在は仮に一切裁量を挟まず機械的に仕掛けたとしても期待値はプラスという統計の裏付けがあります。
だから躊躇しないし迷いがないのです。
コツコツドカンとナンピンの繰り返しで必ず退場するトレーダーのやり方を真逆にしたのがルールなのです。

統計を取るべきだといつも書き続けているのは自分自身の手法を確立するのに必要なのです。
殆どのトレーダーが自分の手法の客観的な期待値を把握せずに勝てないと悩んでいるのだと思います。
裁量で正解を当てる判断をしなくては勝てないのです。
終わったチャートを見て「今日はここで仕掛けるのが正解だった」などと反省します。
利益になる箇所=正解というのは間違っています。
期待値が正の箇所=正解なのであり、勝ったか負けたかはどうでもいいのです。

正解を当て続けることは未来予知能力が無くてはできません。
これに気づけるかどうか。
それには私も膨大な時間を要しました。
勝つために必要な事は複雑で難解な事でなく、単純な事なのです。
しかし正解を求めるうちはこれに全く気付かず、迷路をさまよい続けるのです。


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1/3 新年
明けましておめでとうございます。


今年はどんな相場になるのか?
全くわからないし予想もできません。
先の事は全くわからないことを自覚しているのが過去の当てようとしていた自分との大きな差です。
わからないので頼れるのは統計、期待値なのです。
個々の場面に一喜一憂する事に意味は無いと常に書き続けています。

今後も相場で勝てるようになるきっかけを僅かでも掴んでもらえるような、そんな記事を勝てなかったときの自分を思い出しながら書き続けていきたいと思います。
今年もよろしくお願いします。


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