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聖杯探しは一度しておいた方が良い?
自分のルールを固めている時期に、日々のチャートを印刷しエントリーポイントを書き込むエントリーポイント集を作ると、自分のルールに基づく仕掛けのポイントを一目で再確認できます。
文章だけでルール化したものを図で視覚的に認識できます。
今はチャートを一目見ればポイントがすぐわかるのでエントリーポイント集は作っていませんが、以前は分厚い冊子になるまでチャートを印刷し、徹底的にチャートにポイントや相場状況のメモなど書き込みまくっていました。
こういう時期に行った作業も今の糧となっていると思います。

しかし間違った作り方、活用の仕方をしていた時期があったので、私の失敗談を交えて記事を書いてみたいと思います。

まだろくに統計取りをしていなかった時期にこれを作っていた頃は、“利益になる理想的なエントリーポイント”のみを書き込んでいたのです。
“エントリーの条件を満たしているが損失になるポイント”は、背景の相場環境をメモし、そのようなポイントではエントリーするのは注意すべきであると考えていたのです。

しかし相場環境はどうであろうと勝つ時は勝つ、負ける時は負けるのです。
相場環境がいかにどちらかに有利であろうと利益を多く求めるほど負ける確率は上がるのです。
リターンと勝率は反比例するのですね。

さすがに100%勝つことはできないと理解はしていましたが、80%くらいは勝ちたい、あるいは引き分けかちょい勝ちにしたいと考えていました。
つまりマイナスになるトレードは20%以下にしようとしていたのです。
損を大きく、利を小さくするのならそれでいいのですが、小さな損で利益を大きく取りたいのに80%勝ちたいと思っていたことが大間違いでした。

結果、常に理想的なエントリーポイントを目指してエントリーするのですが、とても勝率8割に届きません。
当たり前です。
損小利大で勝率を80%以上に持っていくには予め損失になる場面を予知し回避できなければ不可能だからです。
そしてエントリーポイント集も負けを回避することを前提に作ってあるのですから無理もありません。

負けた場面を徹底的に反省し、次は同じような場面ではエントリーしないと考えます。
しかし今度は見送った時に限って順行するようになり「くそっ!なんでエントリーしなかったんだ!」と苦痛を伴います。
焦燥、怒りなど負の感情も湧いてきて負のスパイラルです。

しかし、今は無理でも技術が身につけば殆ど勝ちトレードのみを選定できるのではないか?と信じていました。
100%は無理でも8割方勝つポイントを選定できるようになるのでは?と考えていました。

今思えば相当ドツボに嵌っているのですが、こういう経験があったからこそ「聖杯は無い!マジで無理!!」と心の底から受け入れることができました。
それ以降、ただマシーンのように自分のルールに淡々と従うだけ、1回1回の結果はどうでもいいと考えるようになりました。

エントリーポイント集を作る時は勝ち負け含めて全部記載する必要があります。
理想的なエントリーポイント集を作ってはいけません。
理想的なトレードを求めるといつの間にか聖杯探しをしています。

しかし、トレードで“聖杯探しはしてはいけない”と言われますが、私は“絶対に聖杯はない!”ということを徹底的に思い知らされ、心の底から受け入れるためには必要なプロセスだと考えています
こういうプロセスを歩んでいないと、いずれ躓いた時に聖杯探しをしてしまいかねません。

何回か挫折を味わった方が成長できると思いますし、私自身もこういう無駄な努力をしていたことも貴重な経験だったと今では思います。
トレードを学習しておく上において無駄と思えることも決して無駄にはなりません。


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