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1/15 模範解答
テスト勉強では問題を解き、解答を見て答え合わせしながら理解をしていきます。
しかしトレードでは“正解”というものがありません。
自分が行ったトレードの正しい評価ができない。
これが相場の難しいところです。
多くのトレーダーが評価の仕方を勘違いし、“利益になったか損になったか”、“うまい位置で利食い出来たか利食い出来なかったか”などという判断基準で「このトレードは良かった、悪かった」などと振り返ったり反省したりします。
これがトレーダーをドツボにはめます。
「ロスカット→悪かった→改善策はなんだろう?→ロスカットにかからない位置でエントリーすべきだ」…こういう図式で考えてしまいますが、“ロスカットにかからない位置でエントリーする”なんてことは不可能です。
“こうすればうまい位置で利食い・損切りができる”なんて方法もありません。
限りなく勝率を上げたいのならば損切り幅を思いっきり大きくし利食い幅を狭くすることですが、これではコツコツドカンによりトータルで沈む可能性が高いでしょうしポジションが含み損で縛られている時間も長くなり機動的なトレードができません。

反省するという事は次回改善の必要があります。
しかし改善することができないことを改善しようとしても無理な話であり、そもそも反省すべき着眼点が違うという事です。
利益になったか損になったか、うまい位置で利食い出来たか出来なかったかなんてのは結果論です。

“ロスカットになった。何が悪かったんだろう?”と考えても、それはたまたまなのです。
確率と言うのは膨大な試行回数をこなさなくては働かず、個々の結果は限りなくランダムに近いのです。
たまたまなことを反省する必要はないわけです。

ではどうやって自分のトレードを評価すべきか?
模範解答を自分で作るのです。
それがシステムというわけです。
膨大な回数をこなせばトータルで勝てる、つまり期待値が正のシステムを作るのです。
こんなことを言うと聖杯に聞こえるかもしれませんが、個々のトレードで毎回勝てるなんてことは到底無く、システムですので不遇の期間であるドローダウンがあります。
ドローダウンの期間を短くするためにもできるだけ試行回数の多い手法が推奨されます。
短い期間や試行回数で検証したシステムだと相場付きが変わればたちまち勝てなくなるので長期間のチャートで検証する必要があります。

模範解答を作ってしまえば自分のトレードを適切に評価できます。
統計、期待値を理解し、システムに従えば口座残高が結果的に増えていくことを体感し体に徹底的に刷り込みます。
こうなれば連敗するごとに何が悪かったのかと反省することもなくなります。
反省すべきは「ルールに無い仕掛け、手仕舞いをした。仕掛けるルールなのに仕掛けができなかった」などといったように“模範解答通りの事ができたかできなかったか”で反省するのであり、個々のトレードで利益になったか損になったかはどうでもいいのです。
過去に私も何度どうにもならない事を反省し続けたでしょうか…
どうにもならないことを反省しどうにかしようとする地獄から抜け出し、今は何連敗しようが微塵も反省しませんし次も同じようなトレードを淡々とこなします。

裁量トレードを始める前にまずこういったプロセスを踏めば統計、期待値を理解することができるでしょう。
こういった土台がないトレーダーの裁量判断はまず間違いなく“感情判断”となります。
ロスカットになるトレードに怯え毎回トレードを躊躇し、負けるたびにトレードルールを修正しようとします。
仕掛ければロスカット、見送れば思惑方向に飛ぶなんて裏目を繰り返し、毎回ぶれぶれのトレードをします。
もうそんなことをいくら繰り返しても勝てないと心底思い知ったら私が書いていたことを思い出していただければと思います。
システムなき裁量判断は高い可能性で感情判断となるのです。


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