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昔の相場日誌3
トレード中にあれこれ考えるから悩みます。
正解を当てなくてはならないと思い込んでいるので、考えに考え抜きます。
しかしどれだけ考えたところで先の事はわかりません。
支持線で反発する保証なんてないし、行き過ぎた値幅で止まる保証もありません。
仮に高確率でそうなるとしても、どこを手仕舞いにするかで勝率は変わります。
予めこうなったら仕掛けてこうなったら手仕舞いという条件で数百回試行したデータ、つまり期待値がわかっていれば良いのですが、仕掛けや手仕舞いを臨機応変に上手く行おうとするのでトレードが超絶困難なゲームとなるのです。

私も以前は負けを徹底的に避けようとトレード中あれこれ考えまくり、相場日誌も場中の感想でぎっしりでした。
読み返したらホントにこんな複雑な事を考えていたのかと驚きます。
今は考えていません(笑)考えるとしても無意識に一瞬で分析が完了する程度のシンプルなものです。
まあ複雑に考えたところで個々のトレードの場面の結果は極めてランダムに近いので意味はほぼ無いのですけどね…

負けを避ける、つまり確実を求めようとしているので常に「負けられない」というプレッシャーで判断力も冷静ではありません。
何かにつけ見送る理由をつけてトレードを躊躇してしまいます。
完璧な条件なんて待っていたらいつまでもトレードできません。
しかし当時はそれが正しいのだと信じているところが今思えば手に負えませんでした。
結果、「今日は動きそうにないので見送ろう」、動いたら動いたで「もうここまで動いてしまったら後追いできないので見送ろう」…このような振り返りばかりになります。
いつトレードするんだよ!?という状態です。

この状態を脱却できたきっかけはシステムの構築です。
それまでは自分の相場観が正しくなければ勝てない再現性のないルールでしたが、期待値が正のシステムを作ることにより見送り癖がなくなったのです。

大負けもしないけどいつまで努力しても勝てない。このように悩んでいるのならまずはシステムトレードでルールに忠実に従う癖を体に叩き込む。気がつけば口座残高が増えている。こういうプロセスを実感すれば今まで悩んでいたことがなんてアホらしかったんだと気付くかもしれません。
私がそうでした。
結局勝てないのは相場観が無いからでもなく、技術が無いというのでもなく、リスクを避け都合よくリターンを得ようとする自分の心にありました。
リスク無くしてリターンはありません。
負けトレードを避けたい、含み益を逃したくない。このような感情が皮肉にも勝てなくしているというものでした。
上手なトレードをしようとせず下手でもいいからシステムに従い続ける。
これにより初めてスタートラインに立つことができました。




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