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2/20 麻痺
仕掛ける前に不安になる。
これは当たり前の事です。
なんせ先の事はわからないのですから。
慣れてくると、感覚が麻痺すると不安を通り越して「どうせロスカットやろ」と諦めの境地に至りますけど(笑)
不安だろうが諦めていようが個々の結果に一喜一憂することなく次もサインが出れば淡々と従うのが素人との差と言えるでしょう。
手法を確立していないトレーダーは負けトレードが発生するたびに「何が悪かったんだろう?」と自問自答し、「次からはこういう箇所は仕掛けないほうがいいのか?」とルールをいちいち修正します。

仕掛けるのが不安になりイップスになってくると「もっと確実に上がってから買った方がいいだろうか」などと怖くて躊躇します。
安心安全を求めているのでしっかり高値更新してから、もう誰が見ても上昇相場だと完全にわかってから出動しようとします。
最安値更新しないと最高値更新しないと仕掛ける出動ができない。
銘柄がたくさんある株式ならそれでいいのですが、数少ないトレード対象しかない為替や先物ではこの考え方だと試行回数を激減させます。
そしてやっと出動したらロスカット…またしても何が悪かったのかと自問自答の繰り返しです。

押し目買いにしたって「もっと押してからのほうがいいだろうか」などと考えてしまうと同じことです。
押しが深いのはそれだけ弱いという事ですが、しっかり押している方が安心できるのでしょう。
私も以前はそうでした。
しかしこの考え方だと本当に強い時はしっかり置いて行かれます。
勝率は低くても本当に強い動きをしっかり取るのか、勝率は上がっても弱い動きしか拾えないのか。どちらが良いのかは統計を取れば一発でわかるのですが、統計を取らずシステムを持ち合わせていなかった頃の私は安心安全のため勝率だけを追い求めていました。
しかも相場観が冴えていないと勝率が高くならないため結果論でどうにもならない反省を繰り返していました。

優位性のあるトレードに“安心・安全”というのはありません。
前にも書きましたが仕掛けやすいところで仕掛ける…なんて考えでは駄目なのです。
不明瞭・不確定の中リスクを取るのです。
仕掛けにくいと感じても絶対に見送らない。
サインが出れば必ず従う。
心地よいトレードなんてのを探し求めるのははっきり言って甘すぎるのです。
やり辛い、やりたくないトレードをとにかく感覚が麻痺するまで徹底的に、徹底的に続けるのが最初の関門です。
それが当たり前だと体に刻み込むまで続けるのです。
期待値が正のシステムを構築しておらず勝てない裁量トレードという名の勘トレードを続けているのならそれ以前の段階です。


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