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ナンピンについて
トレードにおいてナンピンは有効なのでしょうか?

結論から言うと、単に平均単価を下げるための思惑でナンピンするのは悪手と言えます。

買う場合は買った価格から上昇する可能性が高いと考えたからです。
売る場合は売った価格から下落する可能性が高いと考えたからです。

例えば買う場合、支持線から反発して上昇することを狙って仕掛けています。
しかし思うように上昇せずに価格を下げたとしましょう。
するとそこが支持線ではなかった可能性も出てきます。
そのような状況で価格を下げたからと言って買い増しするのはどうなんでしょう?
上昇する狙いで仕掛けているのに上昇する可能性が減少して買い増しすることは矛盾しています。
更にエントリー前に反発した支持線を割り込んだ場合、エントリー前提が崩れます。
その場合は前提が崩れたのですから損切りしなくてはいけません。
それにも関わらずそこから更に買い増しするということはもっと非論理的です。

普通に考えたらナンピンは非論理的でおかしい行動なのです。
決して平均単価を減らせるチャンスでラッキーなどと考えてはいけません。
ポジションを増した状態で仮に順行したとしても心理的にチャラになった時に決済したくなります。
ポジションを増した状態で更に逆行した場合は含み損が大きく加速します。
利益は少なく損は大きくなるのがナンピンの特徴です。

デイトレードの場合はストップがそんなに広くない場合が多いのですが、スイングなどストップが大きいトレードならば買い下がりという戦略はありえます。
ただし、例えば1回のトレードのリスク額を総資金の1%と決めていたのならば0.5%分の仕掛けを2回に分けて行うなどリスク上限を超えないよう分散し、かつあらかじめどこで買い下がるかを計画しておくことが絶対条件です。
強そうな支持線が複数あり、かつ待ち伏せて打診しながら仕掛けたい局面などはそういう戦略もありかもしれません。
オプションロングのトレードなどでもありだと思いますが、平均単価を下げるという目的ではなく、計画的かつ資金管理ルールに則って行わなければなりません。

ただ平均単価を下げるためだけの無計画なナンピン、買い下がりは悪手です。
特に損切りすべき局面になっているのに損切りできずナンピンしてしまうような行為は勝率9割でも1回の負けで全てを吹き飛ばす危険性があります。
損切りすべき場面では必ず損切りし、ポジションを増すのはもってのほかですね。

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