*All archives* |  *Admin*

トレードでよく言われていることを考察
トレードで巷に言われていることを考察してみました。
あくまで私の主観です。


~1トレードのリスクは総資金の1%でいいのか?~

ドローダウンや勝率によっては1%でもリスクの取り過ぎになります。
私は現在0.2%程度にしています。
高勝率の手法ならリスクを1%取っても良いかもしれません。
ただし“勝率は裁量判断次第”というのなら判断が冴えていないとあっという間に資金がなくなります。
ここでいう高勝率とは“サインにすべて従っても高勝率”ということです。
低勝率のトレード手法ならば1%もリスクを取るとあっという間に資金が1割、2割となくなる恐れがあり、そうなると最初の数量で玉を張れなくなりますのでリスクは少ないにこしたことはありません。
そんなにリスクが少ないと全然資金が増えないのでは?と思うかもしれませんが、トレンドが出て来たら玉をホールドしたまま追加仕掛けを繰り返すことによりピラミッティングとなり、今までの損失を帳消しにするほど含み益が加速的に増えていくことが稀にあります。
初心者の連続ナンピン→破滅の逆のパターンです。
ですから玉の建て方とイグジット次第では少ないリスクでも十分なのです。


~トレード回数は少ない方が良いのか?~

これはルールがしっかり定まっていないトレーダーには当てはまります。
訓練の段階、もしくはそれ以前というトレーダーです。
ポジポジ病を治すため、まずはしっかり狙うべき局面を絞らなくてはなりません。
つまりルールを明確にすることです。
しかし、期待値がプラスのルールが定まればあとはひたすら試行回数を増やす必要があります。
試行回数が多くないと確率が働かないためです。
以前は私もトレード回数は少ない方が良いものだと考えていましたが、それはトレードのストレスから少しでも逃れたいという誤った想いがありました。
やり辛いことから目を背けずに検証するとやはり回数は多くないと確率は働かない。
期待値がプラスのルールが定まっているのなら多ければ多いほど良いと今では考えています。
ただし手数料やスプレッドというコストの問題があるので、常に小さい値幅を狙うのなら回数が多いとコストの比率が非常に大きくなると思います。
私の場合は大きい値幅を狙うのでコスト面は気にしていません。
余談ですが、私の場合為替では日足や週足のスイングではなく1時間足メインのスイングにしているのは、日足や週足だと仕掛ける場所が少なすぎ確率が働くのに数年かかってしまうからです。
1時間足メインだと1年あれば恐らく確率は働くと考えられます。
もし常にチャートを見ていられるのなら15分足や5分足を使ったスイングにして試行回数をアップさせることも可能ですが、現在自分が場を見られる頻度を考慮して1時間足にしています。
個別株は銘柄がたくさんあるので日足や週足を見ながらでも試行回数はそこそこあり、日足や週足を見ながら仕掛けています。


~デイトレはリスクが少ない手法であるのか?~

これは一概に正しい考え方とは言えないと私は考えています。
リスクが少ないというのは主に“持ち越さないのでギャップの影響を受けない”という意味ですね。
しかし為替は土日以外24時間動いています。
CFDや先物は24時間ではありませんが深夜まで開いておりクローズしている時間は短くなっています。
確かに持ち越しで大きく損失を被ることもあるかもしれませんが、逆指値が大きく飛ぶようなサプライズは場中に起きることもあるのです
スイスフランショックが良い例です。
オーバーナイトやオーバーウィークに限らず常にリスクは付きまとうのです。
重要指標発表時はポジションを閉じれば良いと考えても、指標発表時刻以外にも突如サプライズは起こりうるのです。
そもそもデイトレは値幅が限られるというデメリットがあります。
するとその分レバレッジを効かせれば効率が良いと普通は考えます。
しかし大きいレバレッジをかければ持ち越ししなくてもサプライズで逆指値が飛び大損害を受けるリスクがあるのです。(日経先物の場合はFXに比べて逆指値が大きく飛ぶリスクは遥かに少ないでしょうが、相場に絶対安全ということはありません)
結局持ち越さなくても高いレバレッジをかけること自体が大きなリスクです。
ですから限定された値幅を高レバで狙うよりも持ち越しで値幅を限定せず低レバで狙う方がリスクは低いと私は考えるのです。
また、時間軸が短いほど判断が求められる頻度が増すのでトレードの難易度はアップします。
スイングに限らず技術がないとデイトレはあっという間に資金を減らすことに変わりはありません。
スイングで勝てないのにデイトレで勝てるということはありえないと考えています。
私は初心者にはスイングを推奨しています。
また、レバレッジをかけないか低めにすることで1トレードのプレッシャーも減ります。



スポンサーリンク

損小利大は破滅パターンの逆
難しい、複雑な事をしなければ利益の出るトレードはできないのか?というと、そんなことはないと考えています。
単純に考えてみましょう。
まずトータルで負けた売買譜を見返します。
これの逆をやればトータルで利益になるという事です。

だからと言って「そうか!買おうと思ったところで売り、売ろうと思ったところで買えばいいんだな!」と考え実行しても不思議と負けます。

買いと売りのどちらを選択するかという事も大切ですが、根本的な問題はイグジットです。
トータルで利益を出すには利を伸ばして損を小さくするということです。
利益確定が早すぎる、損切りが遅すぎるというのが典型的な失敗パターンです。
これを逆にするのです。

トレーダーが破滅するパターンでよく言われるのがナンピンを繰り返し耐え切れなくなってぶん投げるか追証となるケースです。
だったら、順行したらピラミッティングのように追加仕掛けをしていけばこの破滅パターンの逆となります。
頻繁に小さく負け続けるものの、大きくトレンドが出た時に今までの損失をカバーしてお釣りが出るほどの利益となります。

損小利大を狙うほど確実に勝率は低くなります。
しかし高勝率でもナンピンを繰り返し破滅、あるいは塩漬けにするのか、それとも勝率が低くてもトータルで勝つのとどちらがいいかと言われれば、断然後者です。
しかし殆どのトレーダーはこれを実行することは心理的に困難なのです。
ですが大衆が実行しづらい事ほどマーケットでは優位性があることが多いのです。


スポンサーリンク

テクニカル分析でトレードしていてもテクニカル指標を絶対的に信頼しているというわけではない
トレーダーはテクニカル派とファンダメンタル派に分かれることが多いと思います。
テクニカル派は主に市場の価格の軌跡であるチャートを利用し売買します。
ファンダメンタル派は主に企業価値、経済、金利、政治などを分析し売買をします。
両方を勘案しながら売買を行うトレーダーもいます。

私の場合ニュースや経済指標などは全く考慮せず価格の動きのみに焦点を当てて売買をします。
ニュースは一般のトレーダー、投資家には情報が届くのが遅いと言われますね。
大衆にニュースが知れ渡る頃には大口のプロのトレーダーは既に手仕舞いを考えているとも言われています。(これは実際見たわけではないので本当のことはわからないが)
一般のトレーダー・投資家にとってはニュースを見てから飛びつくのでは遅すぎると思われます。

テクニカル派は「事象は株価に全て織り込まれる」と考えます。
ニュースで株価が動くのではありません。
ニュースなどの影響を受け、買いたいと考えるトレーダーが多くなるのか、売りたいと考えるトレーダーが多くなるのかで株価は決定されるのです。
つまりニュースが株価を動かすのではなく、ニュースを見たトレーダー達が株価を動かすのです。

すなわち全ての事象はチャートに反映されます。
ですからニュースなどを見なくてもチャートを見れば結果ニュースなどを受けて参加者がどう考えたのかを見ることができるのです。
株価・レートなどの価格の動きは全てに優先し、これが絶対的な指標です。


チャートではその価格を元にMA、ボリンジャーバンド、RCI、RSI、ストキャ、MACDなど、テクニカル指標を表示させることができます。

ではテクニカル指標は万能なのか?というと、そんなことは全くありません。
テクニカル分析は複雑なテクニカル指標を用い、複雑に分析しているイメージがあるかもしれません。
しかしこれらのテクニカル指標は現在から過去の一定期間の価格を元に計算され表示されるだけであり、未来の株価を予測するためのものではないという事です。
あくまで一定期間から読み取れる傾向をある程度計ったりする程度のものでしかないという事です。
兎にも角にも価格そのものの動きが絶対であり、テクニカル指標は補助に過ぎないのです。
万能のテクニカル指標を求めても答えは見つかりません。

じゃあテクニカル指標は全く役に立たないかというとそんなことはありません。
未来を予測することはできなくても現在の相場環境がどうなっているかを視覚的にわかりやすくするという点もあります。
例えばMAやバンドなど収縮、拡散などが挙げられます。
ただしあくまで現在の状況を捉えるだけであり、次はこうなるということを当てることは不可能なので注意が必要です。

また、一定期間からの傾向を計るテクニカル指標はデジタルな数値となって表れます。(MAの傾きなどはデジタルではなくアナログになってしまいますが)
デジタルに表れる数値を生かし、統計のパターン分けをしやすくなるというメリットがあります。
また、フィルターにも利用できます。
例えばMAは一定期間の買い方・売り方のどちらが含み益・含み損になっているのか、デジタルに表れます。
MAより価格が上にある場合は買った場合どうなるのか、売った場合どうなるのか。
短期線>長期線、あるいは逆の並びの場合はどうなのか。
オシレーターが買われすぎの場合、売られすぎの場合に売買したらどうなるのか。
等々、様々な検証ができます。
ローソク足だけではとっつき辛いのを、テクニカル指標を用いることによってアプローチがしやすくなります。

そして様々な角度から統計を取り、フィルターを考え、期待値がプラスになりそうなルールを作成していきます。
ただ、機械的に売買するだけでは機能しない時とする時の落差が激しすぎ実際運用するのは困難になります。
機械的にトレードし永遠に勝てるテクニカル指標が存在するのならマーケットが成り立たなくなるからです。
どんなシステムを使うにも裁量判断を取り入れなければ実用的な手法にはなりません。


テクニカル指標は万能でも何でもなく、未来を予測するには全く意味のないものです。
大切なのは価格そのものであり、私の場合テクニカル指標はあくまで現在の状況を視覚的に捉えやすくするもの、統計を取りルールを決めるフィルターに役立つもの程度と考えています。
万能のテクニカル指標は存在しません。

そもそも全員が同じパラメータのMAを見ているわけではありませんし、同じオシレーターを使っているわけでもありません。
ローソク足だって日足を見ているトレーダーもいれば5分足を見ているトレーダーもいるでしょうし全員バラバラです。
毎回機能するテクニカル指標やチャートパターンを見つけ出そうとすることは不可能です。

統計的に優位性のある行動を繰り返し違っていたらロスカットする、もし順行すれば伸ばす。
結局これに尽きます。
損小利大でイグジットを考えるとメチャメチャいい加減なルールでもトータルでプラスになる事があるのです。
しかしメチャメチャだとわかりにくいからそれを整理してちょっとはわかりやすくするためにテクニカル指標を用いる。
そんな程度に考えています。



スポンサーリンク

どの時間軸でトレードするか
チャートの値動きを元にトレードをするにはどの時間軸を見ればよいのか。
これは検証して自分の性格に一番合った時間軸を見つける必要があります。

また、自分の生活スタイルに合った時間軸であるという事も大切です。
日中場を見ることができず夜間だけ見ることができるのか、日中だけ見ることができるのか、ずっと見ていられるのか。
日中場を見ることができなくても朝寄り前にチェックできるのならスイングトレードが良いでしょう。
現在はIFDO注文など便利な注文形式があります。
瞬間的な判断力は必要としないのでじっくり夜の内にプランを練ることもできます。
日中見ることができないのならデイトレードは困難ですね。
夜間だけずっと見ることができるのなら時間帯を決めてデイトレードすることもできます。
一般的に為替は昼よりも夜の方が動きやすいと言われていますね。

テクニカル的には長期の時間軸ほど信頼できます。
ですからトレードの難易度としては、スイングトレードが一番難易度は低く、デイトレードは難易度が高く、スキャルピングは更に難易度が高くなります。

よく「数週間先の株価を予測するよりも明日の株価を予測する方が難しくない。よってデイトレードが一番良い」などと言われますが、私はそうは考えません。
そもそも株価を全く予測しないからです。
ルールに従い、トレンドに沿ってポジションを取り、順行すれば一部を徹底的に引っ張る、違えば切る、ただそれだけです。
数をこなすのならオーバーナイトする方が損小利大を実現する上で遥かに有利であると考えています。
デイトレードでは値幅の制約があるのでスイングトレードよりも損小利大が難しくなると考えています。
また、テクニカル的にも時間軸が短いほどダマシが多くなります。

デイトレードのメリットはオーバーナイトのリスクがないのでレバレッジを効かせやすいという事ですね。
よってトータルで勝てる技術があるのならば高利回りが期待できます。
また、1回1回のトレードの結果が出るのも比較的早めです。

スイングトレードはオーバーナイトするから危険と考える人もいると思いますが、それはレバレッジを効かせすぎるからです。
買い手や売り手に困らない流動性の高い金融商品を選択し、ギャップでやられるリスクも想定して資金管理をすれば良いのです。
たまに大きなギャップでやられても回数を重ねれば期待値に収束されます。
しかし投入資金が多すぎると連敗に耐えられなり、大数の法則が機能するまでに資金を大幅を失う事になるので、やはり資金管理が重要なのです。
必然的にスイングトレードはデイトレードよりも利回りは低くなります。
現在225CFDは朝9時前から早朝6時くらいまで市場が開いていますし、為替市場は週末以外は24時間開いていますので、週末以外はギャップのリスクは殆どなくなっています。
為替ではむしろ指標発表でレートが飛ぶリスクの方が大きいですね。
レバレッジをフルに効かせると指標発表で逆行した場合大損害をくらう危険性があります。
2015年のはじめにスイスフランショックがありましたが、マイナー通貨の急変動は特に怖いですね。
株式も流動性の低い銘柄はいざという時買い手売り手がつかなくなる怖さがあります。
流動性の高い商品を選択することは重要です。


まとめてみましょう。

デイトレードのメリット
・オーバーナイトのリスクが無い
・レバレッジをうまく活用すれば高利回りが期待できる
・1回1回のトレード結果が出るのが早い

デイトレードのデメリット
・短期の時間軸ほどテクニカル的な信憑性が低くなる
・時間帯が制限されるほど値幅が限られる
・基本的に場を見続けなくてはならず、比較的素早い判断が要求される

スイングトレードのメリット
・長期の時間軸ほどテクニカル的な信憑性が高くなる
・大きな波に乗れれば一度に大きく値幅を取れる
・場をずっと見ることができなくても可能で、プランを練る時間も比較的ゆとりがある

スイングトレードのデメリット
・オーバーナイトのリスクがある
・損切り幅が比較的広めになることやギャップのリスクを考慮すると、資金管理上利回りが低くなる
・1回1回のトレード結果が出るのが遅い


デイトレードとスイングトレードの2つに分類しましたが、これ以外にも更に短期で行うスキャルピングや数年ポジションを保有する長期投資もありますし、私が普段メインで行っている“うまくいけばスイング、逆行すればデイトレ”のような短期売買のスタイルもあります。

どのスタイルが自分の性格、生活スタイルに合っているかは自分で見つけるしかありません。
私の場合は、数週間のスイングだけをしていた時期もありますし、ザラ場をメインの時間帯としてデイトレードに専念していた時期もありますし、デイトレとスイングを並行して行っていた時期もあります。
現在は、ほぼ1日中チャートをチェックできるがチャートを見る頻度・時間は少なめである方が望ましいと考えているので、やや長めの時間軸である1時間足や4時間足を用いて為替の売買、あと週足と日足を使った株式の売買をしています。
また、以前はポジションを持ったままオーバーナイトすると朝眠りの浅い時に何回もトレードする夢(ギャップで逆行したりして苦しむ夢)にうなされるといった症状があったためにデイトレに専念していた時期もあったのですが、現在この症状はほぼ克服できたのでオーバーナイトありでスイング寄りな短期売買をメインにすることが可能となっています。

まだトレード経験が浅く、どの時間軸でトレードするか迷っているのならば日足や時足を使ったスイングトレードの検証をお勧めします。
たくさんの銘柄がある個別株ならば例えば月足、週足、日足などで長めのスイングトレードをするという選択肢もあります。
というのも、長期の時間軸で利益を出す技術がなければそれ以上に高難易度な短期の時間軸で利益を出すのはまず不可能だと考えているからです。
初心者の頃はデイトレやスキャルピングはてっとり早く稼げそうで楽そうなイメージがありますが、時間軸が短期になればなるほどトレードの難易度が格段に上がるという事は頭に入れておく必要があります。

デイトレは高利回りを期待でき夜も枕を高くして眠れる優れたスタイルの1つですが、安心安全だからという感覚でまずはデイトレやスキャルピングから覚えようとするのはかなり難しいかもしれません。
オーバーナイトのリスクがなくても技術がなければ感情に振り回された無駄打ちが増えやすいのであっという間に資金がなくなります。
長期の時間軸で利益を出せる技術が身についてから短期の時間軸に挑戦することをお勧めします。

もちろん最初は実弾トレードからでなく統計作業、バーチャルで試運転から入る必要があります。
これを抜かすと期待値がわからず連敗に耐えられなくなりますし、適切な投下資金量もわかりません。
自分にフィットする時間軸を決めるにはやはり検証が欠かせません。


スポンサーリンク

プロフィール

ジョニー

Author:ジョニー
プロフィールはこちら

プライバシーポリシー

確率論・統計
検証・訓練
メンタル・姿勢
知識・戦略
資金管理
リンク
検索フォーム
スポンサーリンク
アクセスカウンター
オンラインカウンター
現在の閲覧者数:
お勧めのFX検証ツール
Forex Tester 3

私が愛用しているFXの再生ソフトとしてお勧めしています。実弾トレードを開始する前に検証は不可欠です。マルチチャートに対応しており再生スピードも調整可能!通常のプランならば一度購入すれば月額料金不要でずっと使用できます。本気で勝ちたいのならば検証しましょう。
管理人使用のFX業者
1通貨単位からの取引が可能。2015年スイスショックでレートを途切れず配信し続けた実績もあります。万一の事態に備え信頼性の高い業者を選ぶことは重要です。
当サイト管理人のバイブル
カテゴリ
新着記事
メールフォーム
メールを頂いた場合、内容を読者と共有したいと判断した場合は記事で紹介させていただく場合がありますのでご了承ください。

名前:
メール:
件名:
本文:

スポンサーリンク