2022-05-20(Fri)
今回の記事は私が個人的にどんな視点でFX業者を選んでいるかという内容ですのでいつもの“FXで勝つための本質”とはかけ離れた内容です。
よって興味のない方は読まなくても大丈夫です(笑)
スイングトレードがメインだった頃は私はSBIFXトレードをずっと使ってきましたが、去年から本格的に稼働したデイトレでは様々なFX業者を定期的に変更しながら使っていました。
それぞれの業者のメリットデメリットを探るためです。
しかし今年はデイトレでは外為どっとコム一択です。
スイングトレードのようなゆったりとした取引では以前からSBIFXトレードをお勧めしています。
ブログの右側の欄の「管理人おすすめのFX業者」でも書いているようにスイスフランショック時でも他に比べ安定したレートを配信していたという実績を買っているからです。
しかしデイトレではなぜ外為どっとコムなのか?
まず私は玉を複数に分けて利食いします。
数百回単位の売買で統計を取り、収益性、安定性を考えた場合、一括売買よりも分割で返済していくほうが良いとデータが出ているからです。
なのでこの分割の利食い注文を手早く簡単に出せるかが重要なのです。
例えば150.000で100枚買う場合、30枚を150.150に返済指値、30枚を150.450に返済指値、30枚を150.750に返済指値というように分割でIFDO注文を出さねばなりません。
更に最後の10枚はトレイリングストップか大きめに見積もったターゲットイグジットなのでIFD注文かIFDO注文。
すると4つの注文を出さねばならないのです。
これは結構面倒です。
しかも、ローソク足を抜けた位置を逆指値で仕掛けるので、時間の経過とともにローソク足の高値が切り下がったりすると更に安い価格で逆指値に変更し、ロスカット幅が狭くなった分枚数もリスク一定になるように調整しなければなりません。
細かいことですが本当に面倒です。
いや、面倒なのは良いのですが、複数の注文を訂正しているうちにレートが急に動いてしまって本来仕掛けたい価格で仕掛けれないというケースが発生することが嫌なのです。
なので私がデイトレをする際に業者に求めるものは“返済注文を重複して出せるか?”という事がポイントです。
通常の業者は例えばIFDO注文で約定した30枚が150.150で返済売りを出している場合、その30枚に更に返済の注文を出そうとすると先の「30枚150.150返済売り」を取り消さねばなりません。
ですが、外為どっとコム、ヒロセ通商、JFXの3社だけは返済注文(ポジション照会の画面から発注せねばなりません)をいくらでも被せて発注が可能です。
仮に全ての玉が決済されると被せてあった他の注文は自動的に消えてくれます。
すると場を見られている時はIFDO注文を4つも出す必要が無いのですよ。
100枚IFD注文で仕掛けの逆指値と損切りの逆指値を一発出しておけば、もし約定したらその後返済注文で30枚〇〇pipsで返済売りというのを3発出すだけです。
これによりローソク足の変化による注文変更が4つから1つになりとても楽になるのです。
更に新規注文で4つも発注した後約定しなかった場合は骨折り損ですが、新規注文が1つならば約定しなかった場合の骨折り損感はありません。
この新規注文を1つのみというやり方を他の業者でやるとどうなるでしょう?
例えば100枚IFD注文で買い。
約定すればとりあえず100枚分の損切りの逆指値だけが発注されているということになります。
しかし利食いの指値を分割で行う場合、この逆指値を一時的に取り消しにして、その後OCO返済注文を分割して出すことになります。
この“一時的に損切りが取り外されている”という状況が非常に危険なのです。
この瞬間に逆方向にスイスフランショック級の急変動があったらどうでしょう?
自動ロスカットになってしまい資産を吹っ飛ばしてしまいます。(ちなみに2016年の後半にGBP/JPYでフラッシュクラッシュの急落が起きた時はたまたま売りポジを積み増しておりラッキーで大きく儲かった時もあります 笑)
例え1分程度の時間であれ、確率は非常に非常に低いかもしれませんが、シートベルトを外して運転するのと変わらなくなってしまいます。
なので分割で利食いする私は返済注文を被せて発注できるトレードツールを重宝としているのです。
(一応GMOクリック証券のFXネオでも既に返済注文が出されている玉に新たに返済注文を被せる事は可能ですが、その場合その他の返済注文も消えてしまうというデメリットがあり、100枚一括で仕掛けた場合は一時的に安全装置である逆指値が消えてしまうというデメリットがあります)
ではこの重宝する機能を持つ外為どっとコム、ヒロセ通商、JFXの3社の中からなぜ外為どっとコムなのか?
それは私が基本的に逆指値で仕掛けをするからです。
例えば私の場合、買いの場合はローソク足の高値より2pips上+スプレッド分のpips分で買い逆指値、売りの場合はローソク足の安値より2pips下で売り逆指値となります。(チャートは基本BIDレートで描かれているので買いの場合はスプレッドを足すこととなります)
ではこのルールで、直前のローソク足が高値引けだった場合に買うとなるとどうでしょう?
ローソク足高値が150.000で、スプレッドが1pipsの場合は150.030で買い逆指値となりますね。
しかしローソク足確定した後レートが上がり始め、150.010くらいになった場合1つ弊害が発生します。
それは、多くのFX業者は逆指値を約3pips離さないと発注できないという制約があるのです。
すると直前のローソク足が高値引けの場合、足確定後に少しでもレートが上がってしまうと逆指値を発注できません。
その場合目視で成り行きで買わなくてはならないのですが、一気に走った場合は間に合わず高値掴みをするケースが出てきます。
なので逆指値を3pipsも離さなければならない業者は不便となるのです。
逆指値を離す制約がない業者は私が知っている分には外為どっとコムとGMOクリック証券だけです。
よって以上の理由で外為どっとコムを利用しています。
外為どっとコムはこの記事を書いている時点ではGBP/JPYのスプレッドは9:00~3:00までは0.7pipsなので他の業者よりスプレッドが狭いことも魅力です。
損切りの逆指値のスリッページはやや出るものの(これはどの業者にも起きる)、新規仕掛けの逆指値のスリッページは毎回記録していますが非常に小さいのも魅力的です。
損切りはやはり大勢が投げる位置なのでスリッページが起きやすいのでしょうね。
指標発表時のスプレッド拡大も他の業者と比べ大きく違うという事もありません。
というわけで私の場合デイトレは外為どっとコム一択で、スイングならレートの安定性が高いSBIFX一択となります。
あと1つ補足すると、外為どっとコム、ヒロセ通商、JFXは時間指定注文ができるのですが、これが意外に便利です。
デイトレ玉はスイングに比べレバレッジが大きいのでオーバーウィークはしません。
金曜日のポジションは利食いにも損切りにもヒットしない場合は夜間に決済します。
しかし時間指定注文があれば深夜3時に成り行きで決済というように寝ていても勝手に決済してくれます。
よって自由時間が増えるのですね。
今回の記事は非常に細かい私のこだわりを書いただけですので、多くのトレーダーにとっては当てはまらないことでしょう。
一括売買かつ逆指値を使わないのであればデイトレでもSBIFXトレードで充分です。
ですがこういう観点で業者選びをしている程度の参考になれば幸いです。
特に“損切りの逆指値が一時的にでも外れる”というのは万一のリスクが非常に大きいので、そのような事態は絶対に避けるべきという注意勧告は出しておきます。
車の運転中に突然1分間でもシートベルトを外すようなことはしませんよね?
事故で破産しない為にもリスク管理はトレーダーの最優先事項です。
よって興味のない方は読まなくても大丈夫です(笑)
スイングトレードがメインだった頃は私はSBIFXトレードをずっと使ってきましたが、去年から本格的に稼働したデイトレでは様々なFX業者を定期的に変更しながら使っていました。
それぞれの業者のメリットデメリットを探るためです。
しかし今年はデイトレでは外為どっとコム一択です。
スイングトレードのようなゆったりとした取引では以前からSBIFXトレードをお勧めしています。
ブログの右側の欄の「管理人おすすめのFX業者」でも書いているようにスイスフランショック時でも他に比べ安定したレートを配信していたという実績を買っているからです。
しかしデイトレではなぜ外為どっとコムなのか?
まず私は玉を複数に分けて利食いします。
数百回単位の売買で統計を取り、収益性、安定性を考えた場合、一括売買よりも分割で返済していくほうが良いとデータが出ているからです。
なのでこの分割の利食い注文を手早く簡単に出せるかが重要なのです。
例えば150.000で100枚買う場合、30枚を150.150に返済指値、30枚を150.450に返済指値、30枚を150.750に返済指値というように分割でIFDO注文を出さねばなりません。
更に最後の10枚はトレイリングストップか大きめに見積もったターゲットイグジットなのでIFD注文かIFDO注文。
すると4つの注文を出さねばならないのです。
これは結構面倒です。
しかも、ローソク足を抜けた位置を逆指値で仕掛けるので、時間の経過とともにローソク足の高値が切り下がったりすると更に安い価格で逆指値に変更し、ロスカット幅が狭くなった分枚数もリスク一定になるように調整しなければなりません。
細かいことですが本当に面倒です。
いや、面倒なのは良いのですが、複数の注文を訂正しているうちにレートが急に動いてしまって本来仕掛けたい価格で仕掛けれないというケースが発生することが嫌なのです。
なので私がデイトレをする際に業者に求めるものは“返済注文を重複して出せるか?”という事がポイントです。
通常の業者は例えばIFDO注文で約定した30枚が150.150で返済売りを出している場合、その30枚に更に返済の注文を出そうとすると先の「30枚150.150返済売り」を取り消さねばなりません。
ですが、外為どっとコム、ヒロセ通商、JFXの3社だけは返済注文(ポジション照会の画面から発注せねばなりません)をいくらでも被せて発注が可能です。
仮に全ての玉が決済されると被せてあった他の注文は自動的に消えてくれます。
すると場を見られている時はIFDO注文を4つも出す必要が無いのですよ。
100枚IFD注文で仕掛けの逆指値と損切りの逆指値を一発出しておけば、もし約定したらその後返済注文で30枚〇〇pipsで返済売りというのを3発出すだけです。
これによりローソク足の変化による注文変更が4つから1つになりとても楽になるのです。
更に新規注文で4つも発注した後約定しなかった場合は骨折り損ですが、新規注文が1つならば約定しなかった場合の骨折り損感はありません。
この新規注文を1つのみというやり方を他の業者でやるとどうなるでしょう?
例えば100枚IFD注文で買い。
約定すればとりあえず100枚分の損切りの逆指値だけが発注されているということになります。
しかし利食いの指値を分割で行う場合、この逆指値を一時的に取り消しにして、その後OCO返済注文を分割して出すことになります。
この“一時的に損切りが取り外されている”という状況が非常に危険なのです。
この瞬間に逆方向にスイスフランショック級の急変動があったらどうでしょう?
自動ロスカットになってしまい資産を吹っ飛ばしてしまいます。(ちなみに2016年の後半にGBP/JPYでフラッシュクラッシュの急落が起きた時はたまたま売りポジを積み増しておりラッキーで大きく儲かった時もあります 笑)
例え1分程度の時間であれ、確率は非常に非常に低いかもしれませんが、シートベルトを外して運転するのと変わらなくなってしまいます。
なので分割で利食いする私は返済注文を被せて発注できるトレードツールを重宝としているのです。
(一応GMOクリック証券のFXネオでも既に返済注文が出されている玉に新たに返済注文を被せる事は可能ですが、その場合その他の返済注文も消えてしまうというデメリットがあり、100枚一括で仕掛けた場合は一時的に安全装置である逆指値が消えてしまうというデメリットがあります)
ではこの重宝する機能を持つ外為どっとコム、ヒロセ通商、JFXの3社の中からなぜ外為どっとコムなのか?
それは私が基本的に逆指値で仕掛けをするからです。
例えば私の場合、買いの場合はローソク足の高値より2pips上+スプレッド分のpips分で買い逆指値、売りの場合はローソク足の安値より2pips下で売り逆指値となります。(チャートは基本BIDレートで描かれているので買いの場合はスプレッドを足すこととなります)
ではこのルールで、直前のローソク足が高値引けだった場合に買うとなるとどうでしょう?
ローソク足高値が150.000で、スプレッドが1pipsの場合は150.030で買い逆指値となりますね。
しかしローソク足確定した後レートが上がり始め、150.010くらいになった場合1つ弊害が発生します。
それは、多くのFX業者は逆指値を約3pips離さないと発注できないという制約があるのです。
すると直前のローソク足が高値引けの場合、足確定後に少しでもレートが上がってしまうと逆指値を発注できません。
その場合目視で成り行きで買わなくてはならないのですが、一気に走った場合は間に合わず高値掴みをするケースが出てきます。
なので逆指値を3pipsも離さなければならない業者は不便となるのです。
逆指値を離す制約がない業者は私が知っている分には外為どっとコムとGMOクリック証券だけです。
よって以上の理由で外為どっとコムを利用しています。
外為どっとコムはこの記事を書いている時点ではGBP/JPYのスプレッドは9:00~3:00までは0.7pipsなので他の業者よりスプレッドが狭いことも魅力です。
損切りの逆指値のスリッページはやや出るものの(これはどの業者にも起きる)、新規仕掛けの逆指値のスリッページは毎回記録していますが非常に小さいのも魅力的です。
損切りはやはり大勢が投げる位置なのでスリッページが起きやすいのでしょうね。
指標発表時のスプレッド拡大も他の業者と比べ大きく違うという事もありません。
というわけで私の場合デイトレは外為どっとコム一択で、スイングならレートの安定性が高いSBIFX一択となります。
あと1つ補足すると、外為どっとコム、ヒロセ通商、JFXは時間指定注文ができるのですが、これが意外に便利です。
デイトレ玉はスイングに比べレバレッジが大きいのでオーバーウィークはしません。
金曜日のポジションは利食いにも損切りにもヒットしない場合は夜間に決済します。
しかし時間指定注文があれば深夜3時に成り行きで決済というように寝ていても勝手に決済してくれます。
よって自由時間が増えるのですね。
今回の記事は非常に細かい私のこだわりを書いただけですので、多くのトレーダーにとっては当てはまらないことでしょう。
一括売買かつ逆指値を使わないのであればデイトレでもSBIFXトレードで充分です。
ですがこういう観点で業者選びをしている程度の参考になれば幸いです。
特に“損切りの逆指値が一時的にでも外れる”というのは万一のリスクが非常に大きいので、そのような事態は絶対に避けるべきという注意勧告は出しておきます。
車の運転中に突然1分間でもシートベルトを外すようなことはしませんよね?
事故で破産しない為にもリスク管理はトレーダーの最優先事項です。
スポンサーリンク
2022-05-17(Tue)
ボラティリティが高く今年は3月から非常にやりやすい相場付きになっています。
本日も特大ホームランが来ました。
5月は月初めからコツコツ負けて6連敗とかありましたが今日1日で一気にプラス圏に浮上。
手法解説でも書いていますが移動平均線の収縮から拡散開始が綺麗に決まりましたね。
こういう局面はリスクに対しリターンが多いことがしばしばあります。
本日は朝の押し目で入り、ロンドン時間前の押し目で追撃買いで入れ食いという簡単な相場付きでした。
GBP/JPY 1時間足

1時間足に限らず他の時間軸も基本は同じですが、時間軸が長い方が大きい値幅になることが多いです。(ただしノイズの動きも大きくなるため、いくら値幅があってもトレイリングストップが近すぎると落とされることもある)
移動平均線の収縮局面は揉み合い局面であることが多く、次の動きに備えパワーを貯めている時期です。
なので動き出したら大きいことが多いのです。
問題はいつ動くのかということですね。
それは、事前には決してわかりません。
重要なのでもう一度言いますが、決してわからないのです。
わからないことをわかろうとする、当てる精度を高めるという発想に至ってしまうと、昔の私のように大損しないまでもいつまでもジリ貧で勝てない負の連鎖に嵌ります。
収縮局面だと思って仕掛けても揉み合いがまだ続き落とされ損切り。
こんなことはよくあることです。
そもそもレンジブレイク自体がダマシで反対方向に走るなんてこともあります。
収縮局面はあくまで「上か下なのかもわからんし、いつになるのかもわからんけど動いたら大きそうだよ」くらいの材料なのです。
じゃあレンジを完全にブレイクしてから仕掛けるのか?
本日は朝の時点で重要な節目を僅かにブレイクしており、その後押し目があるという形なので入りやすかったですが、逆に押し目待ちに押し目無しとなり置いて行かれる局面も出てきます。
揉み合いの最中で仕掛けるのか、それともブレイクしてから仕掛けるのか。
決めてしまえば何でも良いのです。
どんなやり方にしても裏目を引く局面はあります。
絶対的に機能する方法を考える事自体が無駄です。
統計を取り、そこそこの結果に納得し、その手法を淡々と繰り返すしかありません。
わからないことをわかろうとしない。
これを真に納得できれば世界が変わります。
本当に「今まで勝てていなかったのは何だったのか?」と思えるほど世界が変わります。
ですが勝てている実感がありませんよ。
日頃からボロボロに負け続け酷いトレードを連発しているからです。
しかしなぜか口座残高が増えている。
これが実態です。
トレードで毎日が給料日などという宣伝文句を昔何かで見たことがあるような気がするのですが、惑わされてはいけません。
裏目を引くのは日常茶飯事。
仕掛けて秒でロスカットというマヌケなトレードもザラにある。
買った価格が高値で即ロスカットもしょっちゅう。
相場観では絶対に勝てなさそうだと感じていてもルールなので嫌々仕方なくマウスをクリック。
これが確率を味方につけトータルで勝つトレードの実態です。
本日も特大ホームランが来ました。
5月は月初めからコツコツ負けて6連敗とかありましたが今日1日で一気にプラス圏に浮上。
手法解説でも書いていますが移動平均線の収縮から拡散開始が綺麗に決まりましたね。
こういう局面はリスクに対しリターンが多いことがしばしばあります。
本日は朝の押し目で入り、ロンドン時間前の押し目で追撃買いで入れ食いという簡単な相場付きでした。
GBP/JPY 1時間足

1時間足に限らず他の時間軸も基本は同じですが、時間軸が長い方が大きい値幅になることが多いです。(ただしノイズの動きも大きくなるため、いくら値幅があってもトレイリングストップが近すぎると落とされることもある)
移動平均線の収縮局面は揉み合い局面であることが多く、次の動きに備えパワーを貯めている時期です。
なので動き出したら大きいことが多いのです。
問題はいつ動くのかということですね。
それは、事前には決してわかりません。
重要なのでもう一度言いますが、決してわからないのです。
わからないことをわかろうとする、当てる精度を高めるという発想に至ってしまうと、昔の私のように大損しないまでもいつまでもジリ貧で勝てない負の連鎖に嵌ります。
収縮局面だと思って仕掛けても揉み合いがまだ続き落とされ損切り。
こんなことはよくあることです。
そもそもレンジブレイク自体がダマシで反対方向に走るなんてこともあります。
収縮局面はあくまで「上か下なのかもわからんし、いつになるのかもわからんけど動いたら大きそうだよ」くらいの材料なのです。
じゃあレンジを完全にブレイクしてから仕掛けるのか?
本日は朝の時点で重要な節目を僅かにブレイクしており、その後押し目があるという形なので入りやすかったですが、逆に押し目待ちに押し目無しとなり置いて行かれる局面も出てきます。
揉み合いの最中で仕掛けるのか、それともブレイクしてから仕掛けるのか。
決めてしまえば何でも良いのです。
どんなやり方にしても裏目を引く局面はあります。
絶対的に機能する方法を考える事自体が無駄です。
統計を取り、そこそこの結果に納得し、その手法を淡々と繰り返すしかありません。
わからないことをわかろうとしない。
これを真に納得できれば世界が変わります。
本当に「今まで勝てていなかったのは何だったのか?」と思えるほど世界が変わります。
ですが勝てている実感がありませんよ。
日頃からボロボロに負け続け酷いトレードを連発しているからです。
しかしなぜか口座残高が増えている。
これが実態です。
トレードで毎日が給料日などという宣伝文句を昔何かで見たことがあるような気がするのですが、惑わされてはいけません。
裏目を引くのは日常茶飯事。
仕掛けて秒でロスカットというマヌケなトレードもザラにある。
買った価格が高値で即ロスカットもしょっちゅう。
相場観では絶対に勝てなさそうだと感じていてもルールなので嫌々仕方なくマウスをクリック。
これが確率を味方につけトータルで勝つトレードの実態です。
スポンサーリンク
2022-05-05(Thu)
またもや“常識を疑う”話です。
よくトレード回数は少ない方が良いと言われます。
本当にそうでしょうか?
実は私が勝てなかった時期になぜ勝てなかったという大きな理由の1つに“少ない試行回数で安定収益を出そうとした”という事が挙げられます。
ネットや書籍の情報によりトレードはなるべく少ない回数で絞り、一撃必中で仕留める。
こんなイメージをいつの間にか頭に植え付けてしまったからです。
これには“負けるトレードは見送り、勝つトレードはしっかり勝つ”というスキルが必要になります。
しかしこれが困難極まりないのです。
どんなにチャート分析しようと未来のことなどわかりません。
未来予知能力がない限り不可能です。
このような事をしようとすると大きく勝てるはずだったポイントも見送ってしまうのです。
とにかく損失を避けたいあまり、試行回数は極端に少なくなります。
結果、いつの間にかどこもエントリーできなくなります。
“大きく勝とうとせず得意な場面だけ狙い週に確実に20pipsだけでも取れれば、その後ロットを大きくしていけばどんどん口座残高が増える”
こういう思考になっていたのですが、これは想像を絶する難易度です。
例えば週に1~3回程度のトレードで確実にプラスに持っていく。
こんなことを何年にも渡り毎週実現できているトレーダーがいれば教えてほしい。
いや、無理ですから。
いたとしてもそれは天才であり再現性はありません。
10年トレードをやっていますが、どんなに検証を頑張ろうとそんなスキルは身に付きませんでした。
特別なスキルを持っていない私が頼れるのは統計の結果、確率だけです。
そして確率とは大量の試行回数をこなさないと働かないのです。
それなのに裁量判断を交えたった2~3回単位のトレードで確実にプラスに持ってこうとすることなど愚か極まりない事でした。
数百回単位でプラスに持っていく。
こういう考えに至れば一気にトレードは難しいゲームではなくなります。
しかし人間は目先の利益に一喜一憂してしまい、次のトレードに悪影響を及ぼします。
結果ルール通りにトレードできなくなったりします。
根底には“相場で安定収入を得たい”という願望があるからです。
相場に安定などありません。
どんな手法も儲かる時期と儲からない時期が必ずあります。
少ない回数で確実にプラスに持っていきたいと考えてしまうと、それは確率ではなく未来予知能力頼みになってしまいます。
なので安定という幻想を取っ払う必要があります。
確率が働く試行回数を考慮しながら手法を組み立て、その上でプラスを狙えばいいのです。
こんな単純な事に気づかず私はありもしない幻想に捉われ何年も苦しみました。
安定を目指したがゆえにかえって安定から遠ざかっていたのです。
大量の試行回数を働かせ、トータルで勝つ。
これを心底理解するのには相当時間がかかりました。
一応言っておきますけど闇雲に試行回数を増やしてもそれは破産するスピードを上げるだけです(笑)
期待値がプラスのルールを作ってからの話ですのでご注意を。
ですから“トレード回数を少なくした方がいい”という助言は、ルールすら定まっておらず、かつポジポジ病末期のトレーダーがせめて少しでも資金が減るスピードを抑えてやろうという意味では間違っていないかもしれませんね。
よくトレード回数は少ない方が良いと言われます。
本当にそうでしょうか?
実は私が勝てなかった時期になぜ勝てなかったという大きな理由の1つに“少ない試行回数で安定収益を出そうとした”という事が挙げられます。
ネットや書籍の情報によりトレードはなるべく少ない回数で絞り、一撃必中で仕留める。
こんなイメージをいつの間にか頭に植え付けてしまったからです。
これには“負けるトレードは見送り、勝つトレードはしっかり勝つ”というスキルが必要になります。
しかしこれが困難極まりないのです。
どんなにチャート分析しようと未来のことなどわかりません。
未来予知能力がない限り不可能です。
このような事をしようとすると大きく勝てるはずだったポイントも見送ってしまうのです。
とにかく損失を避けたいあまり、試行回数は極端に少なくなります。
結果、いつの間にかどこもエントリーできなくなります。
“大きく勝とうとせず得意な場面だけ狙い週に確実に20pipsだけでも取れれば、その後ロットを大きくしていけばどんどん口座残高が増える”
こういう思考になっていたのですが、これは想像を絶する難易度です。
例えば週に1~3回程度のトレードで確実にプラスに持っていく。
こんなことを何年にも渡り毎週実現できているトレーダーがいれば教えてほしい。
いや、無理ですから。
いたとしてもそれは天才であり再現性はありません。
10年トレードをやっていますが、どんなに検証を頑張ろうとそんなスキルは身に付きませんでした。
特別なスキルを持っていない私が頼れるのは統計の結果、確率だけです。
そして確率とは大量の試行回数をこなさないと働かないのです。
それなのに裁量判断を交えたった2~3回単位のトレードで確実にプラスに持ってこうとすることなど愚か極まりない事でした。
数百回単位でプラスに持っていく。
こういう考えに至れば一気にトレードは難しいゲームではなくなります。
しかし人間は目先の利益に一喜一憂してしまい、次のトレードに悪影響を及ぼします。
結果ルール通りにトレードできなくなったりします。
根底には“相場で安定収入を得たい”という願望があるからです。
相場に安定などありません。
どんな手法も儲かる時期と儲からない時期が必ずあります。
少ない回数で確実にプラスに持っていきたいと考えてしまうと、それは確率ではなく未来予知能力頼みになってしまいます。
なので安定という幻想を取っ払う必要があります。
確率が働く試行回数を考慮しながら手法を組み立て、その上でプラスを狙えばいいのです。
こんな単純な事に気づかず私はありもしない幻想に捉われ何年も苦しみました。
安定を目指したがゆえにかえって安定から遠ざかっていたのです。
大量の試行回数を働かせ、トータルで勝つ。
これを心底理解するのには相当時間がかかりました。
一応言っておきますけど闇雲に試行回数を増やしてもそれは破産するスピードを上げるだけです(笑)
期待値がプラスのルールを作ってからの話ですのでご注意を。
ですから“トレード回数を少なくした方がいい”という助言は、ルールすら定まっておらず、かつポジポジ病末期のトレーダーがせめて少しでも資金が減るスピードを抑えてやろうという意味では間違っていないかもしれませんね。
スポンサーリンク