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デイトレード~マーケットで勝ち続けるための発想術~


私が持っているトレード本の中では一番役に立っていると確信しております。

トレードが辛くなったり、絶望したり、もうダメだと思った時、何度この本を読んだことか・・・

この本は初心者向きではありません。

いずれ必要となるので初心者のうちに買っておいてももちろん良いのですが、最初読んでもあまり実感が湧かないと思います。

どうすれば儲かるのか、具体的なトレード手法については触れられていません。

副題に“発想術”とあるように、精神論的な話が多いです。

トレードは手法がある程度形になってきても、心理面で様々な壁が立ちふさがります。

その壁は非常に高く、苦しいものです。

しかし最初から最後まで順風満帆なトレーダーはいません。

これはそんな行き詰ってきたときに何度も読み直す本と言えるでしょう。

順張り・逆張り・デイトレーダー・スイングトレーダー、トレードスタイル関係なく全てのトレーダーが一読する価値はあります。

これ以上説明は不要ですね。

最初読んだ時実感が湧かなかったとしても、何か月後かに読むとまた文章の捉え方が違ってくると思います。



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結果論で判断しない
トレードはシナリオを練り、そのシナリオに従ってルール通りに淡々と行うことが大切です。
シナリオ通り、ルール通りのトレードが行えたのならそのトレードは例え損失になっても正しいトレードです。
ルールを破ったり、シナリオにない売買をしたりしてしまったのならそのトレードは例え利益になっても間違ったトレードなのですね。

チャートを分析し、シナリオを練り、仕掛けるまでは本人のスキルが問われますが、エントリーしてから利益になるか損失になるかは相場様の気まぐれ次第でどうなるかわからないのです。

“利益になったか”、もしくは“損失になったか”でそのトレードが正しかったかどうかの判断をすべきではありません。

トレードで反省するなと言っているのではありませんよ。
むしろ負けトレードは特に徹底的に分析する必要があります。
例えばルールを破ってしまったり、シナリオの動きになる前に早まってトレードしてしまったり、想定した支持抵抗まで待てなかったり、シナリオ作成で大切な見落としをしていた場合などは十分反省して次に生かすべきでしょう。
しかしルールそのものがおかしいのか1回1回のトレードでぶれていては正常なトレードができなくなってしまいます。

「あ~、すぐロスカットだ。こういうパターンはダメなのかな?次からは見送ろう」
「エントリー後少しの間含み益になったけどすぐ逆行して損切りになった。やっぱり利食い千人力。利益が乗ったらすぐ利確だな」
「損切りに掛かった途端順行して目標値に達成した。次から損切り幅をもっと大きくするべきかな?」


悔しいと思うのは仕方ないにしても、このように1回1回の失敗が原因で次のトレードの判断基準を変えるべきではありません

値動きは気まぐれなので、このような上記のケースはただの結果論なのですね。
確率的に7割方上に動くと考えていても3割は下に動く可能性があるのです。

その時その時“利益になったか?損失になったか?”だけで自分の判断が“正しかった、間違っていた”を決めつけることになるとトレードがおかしくなってきます。
その時ダメでも長いスパンでは良い結果に繋がるかもしれません。
次はその反省を生かして逆の行動をしたら裏目に出てまた失敗となってしまった・・・ということにもなりかねません。

そうなってくると、
「順張りは自分に合わずダメだ。逆張りスタイルに変更しよう」
「損小利大なんて無理だな。スキャルピングを覚えることにしよう」
「損切りしなければ利益になっていた。損切り貧乏にならないよう次からは損切りラインを割り込んでも少しは粘ってみよう」

~無限ループ~

ルール・手法を1回1回の失敗でコロコロ変えていてはいつまで経っても同じ迷宮をさまよい続けます。

要するに実弾トレードはルール・シナリオ通りにトレードが行えているかどうかを反省するにとどめるべきであって、ルール、シナリオの立て方そのものがおかしいか疑い修正できるのは実弾トレード以前の段階である検証のプロセスで行う事なのです。

練習・検証もなしに、またはルールがしっかり定まっていないのに実弾トレードを開始してしまうとこういった結果論トレードの繰り返しになってしまいます。
実弾トレードは金銭により感情が揺れ動くのでなおさら客観的な判断がしづらくなります。

自分のルールが過去のチャートで利益になるのか自信をつけるためにも仮想売買での検証は不可欠ですね。
仮想売買はお金が絡まないので、自分のルール・手法が利益に繋がるかどうか客観的に検証できます。
実際の現金が動く中でのメンタルの特訓はそれができてから次のステップの話です。

結果論トレードで思い当たる節のある方は、検証により自分の軸がしっかり定まっているか見直してみると良いと思います。

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損切りについての補足とリスク管理
前回損切りについて記事にしましたが、手動で行うにせよ逆指値やOCO注文にせよ損切りは原則“成行”で行うべきです。
指値で損切りではもしずるずる逆行して約定しなかった場合損失が膨らみ、ますます指値をずらして傷を深めることになります。

そもそも損切りラインというのは主要な支持抵抗を割り込んだポイントに設定することが通常なので、割り込んだら走る場合も多いのです。
損切りは確実に実行できる注文方式にした方が良いです。

あと昔、こんなトレードについての記事を見たことがあります。

例を挙げると、「買建玉が損切ラインに到達したので同数量の売建注文を発注し両建てにして損失を限定」
というようなものです。

これって買建玉を損切りするのと同じですね?
先物やFXで同数量を両建てするということはポジションが0と同じことです。(個別株では権利確定日で株主の権利などに関わってきますが)

損失を限定しようという意図の両建てはただ手数料が倍出費となるだけで百害あって一利なしです。

正直なぜこのような事をするか全く理解できないのですが、「損切り発注は精神的苦痛があり発注できないが両建てだとなんとなく発注できる」といった心理ならば、単なる錯覚です。
そのトレーダーはリスクを真に受け入れていないと言えるかもしれません。

オプションのコールとプットの両建ては状況によっては優位性があるので私も時々やりますが、先物やFXでの両建ては経費の無駄遣い以外の何物でもないのでやってはいけません。

あと場を見ていられない状態でストップ注文を入れずにポジションを持っているトレーダー・・・
これは非常に危険です。


兼業トレーダーは場に張り付いていられる時間が限定されますのでスイングだろうとデイトレだろうとポジションホールド中は必ず逆指値かOCO注文などで損失を限定するようにしましょう。

相場は時に極端な動きをするのです。

災害やテロなど、アクシデントで急な変動を起こす場合があります。
先物やFXなどのレバレッジの効いた商品はホールドする事自体常にリスクを孕んでいます。
場が見れないのに万一を考えずまあ自分は大丈夫だろうと考えストップ注文を入れずにポジションを放置することは、トレードを“仕事”と捉える意識が無いのか、もしくは初心者と言われても仕方ありません(ストップ安・ストップ高のリスクを受け入れているのなら別ですが・・・そんな大きな損切幅のトレードプランはまずないでしょう)。
私は少しトイレに行くだけでも全玉ストップ注文を必ず入れておきますが、慎重過ぎるとか心配性だとは全く思っていません。

トレーダーはリスク管理が仕事です。
しかしリスクを0%にすることは不可能です。

例えば私が買いポジションをホールドしてストップ注文を入れる直前に急に停電が起き、ネットが繋がらずスマートフォンのツールでストップを発注しようとしたけれどなぜかこんな時に限って電波が悪くアクセスできずに、ネット環境が復旧するまでに主要国で深刻な災害が起き、市場は大暴落して大損害・・・なんて可能性も0%ではないのです。
しかし事故に遭う確率を限りなく低くすることはちょっとした意識で可能です。

スイングトレードはゆったりとした時間軸で1日に1回場を見るだけでも可能ですが、デイトレードは時間の早い取引です。
デイトレードをするならパソコンはどちらかが落ちてもいいように最低2台は必要ですね。
また停電したりルーターの調子が悪くなったりした時のためにスマートフォンなど別回線の発注ツールはあった方が安全です。
いくら最近のスマートフォンなどの発注アプリが優れているとはいえ、兼業トレーダーなどでデイトレードを外でスマートフォンだけで行うのは非常にリスクを伴います。
相場はプロが生き残りをかけて戦う戦場です。

そんなにお金をかけて高級な機材をそろえる必要はないのです。
ただ、刀1本で戦車を相手にすることのないよう、最低限の設備は整え、可能な限りリスク管理をし、トレードに立ち向かうようにしましょう。

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損切りの重要性 その2
前回の記事の続きです。
例え適切な損切りの位置を頭ではわかっていても、実際に行動できないことがあります。
人間には「自分の過ちを認めたくない」という性質、本能があるからです。
いざ損失を確定するためにクリックしようと思っても間違いを認めたくなくて、つい損切りを先延ばしにしてしまうのですね。

どうしても損切りに抵抗があり渋ってしまうのならば最初に必ず機械的に損切りしてくれる逆指値注文を入れておきましょう。
特にOCO注文は利食いも損切りも同時に行ってくれますので便利だと思います。
私は先物の場合OCO注文の損切りは逆指値に比べてスリッページが生じる頻度が多い感覚がありますので利用せずに、損切りに掛かりそうになったら利確注文を取り消し早めに手動で逆指値を入れていますが、いざという時に躊躇してストップ注文を発注できない経験がある方はOCO注文でもいいと思います。
損切りできないよりはマシですから。
(ちなみにFXではホールド時間が長いので常にOCO注文を利用しています)

1つ1つのトレードが成功なのか失敗なのかの判断は、利益になったか損失になったかで決まるのではありません。
損失になってもルール通りに行ったのならば正しいトレードですし、逆に利益になっても間違ったトレードというものはあります。


例えば、最初エントリー価格から50円下の位置をストップ価格と決めていたが、そこを割り込んでも粘ってしまい損切りできず、一時はマイナス100円になっていたが後からエントリー価格に戻り更に順行して利益になった!というトレードは成功トレードでもなんでもありません。
利益になったとしても明らかな失敗トレードです。

典型的なコツコツドカンタイプのトレーダーの発想ですね。
そのような粘りのトレードを繰り返していてはいずれマーケットから手痛い仕打ちを喰らうことになります。
損切りを粘らないといけないようなトレードをやっていること自体、トレードの根拠・前提など何かがおかしいのです。
エントリー前から厳格な損切価格を決め、エントリー後前提が崩れたら必ず損切りすることを厳守しましょう。

あと、損切りに掛かった後思惑通りに順行することがありますね。
こういうことはどうしてもたまに発生しますが、支持抵抗、値動き、時間を見定める精度を上げていけば頻度は少なくなると思います。
また、前回の記事にも書いたように、単に逆行30円など機械的な価格のストップで損切りの設定が適切でない場合もあります。
損を小さくしたいがために前提が崩れるラインよりもストップが内側にあってはノイズの動きでストップに掛かりやすくなってしまいます。
単にストップは狭ければ狭いほど良いというものではなく、前回の記事でも書いたように“エントリー前提が完全に崩れる”ラインに置くのです。(損切りラインに掛からなくてもタイムストップを定めて途中で少しずつ撤退するのはOKです。含み損のポジを所有する時間よりも含み益のポジを所有する時間の方を長くする、“時間”によるストップも有効な考え方の1つです。ただし一部は完全に前提が崩れるラインまでホールドする方が良いでしょう)

損切り貧乏にならないためにも仮想売買などで研究・練習してみてください。
決して「損切りさえしなければ利益になっていたのに・・・」という発想に転換してはいけません。
損切りはトレードにおいて不可欠なものなのです。


私はこれまで大抵のトレーダーがやらかしそうなありとあらゆる様々な失敗をしましたが、「あらかじめ決めた損切りの位置を超えて損切りを躊躇してしまった」という失敗は偶然にも無いです。
なぜかというと、一番初め株式投資を始めた時はカタログを見て気に入った会社の株を選び1か月以上持ち続けるという、今思えばとんでもなく酷い売買をしていたのですが、その時そもそも損切りということ自体知りませんでした(ですから損切りを渋るとか躊躇するという感覚がありませんでした。危険ですが・・・)。
予め損切りの価格を設定していないのですから当然損失は膨らみました。
そのとき損切りという事を知り、「損切りしないとこうなるんだな~」とあっさり理解し、トレードは前提を立てて仕掛けをしないといけないものだと学びました。
というわけで損切りを渋ったことは一度もありません。

「損切りしないとより大きく損する可能性が高い」と運良く初心者の早い段階で頭に染みついたので躊躇しないのですね。
むしろ損切り価格に達したら躊躇うどころか一刻も早く切りたくなるので早いうちから良い習慣がつきました。
一度失敗すると教訓となりますね。

失敗することは良いのですが、同じ失敗は2度と繰り返さないことが大切です。
特に損切りの躊躇は1度の失敗で致命的なリスクとなる可能性を孕んでいますので、絶対に同じ過ちを繰り返してはいけません。
まだ実弾トレードに慣れていない方は逆指値やOCO注文で必ず損失を限定するようにしてください。
それでもダメで「逆指値をズルズルずらしてしまった」などの行動をしてしまうのならば「ストップを反対方向にずらしてしまったら1週間トレード禁止」という厳しいペナルティを科すのもいいでしょう。

トレードは基本的に自分で判断し自分で実行する仕事なので、規律というものが絶対に必要です。
甘えが出てしまってはいけません。
規律を持って損切りを徹底できるようにしましょうね。

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