2022-10-09(Sun)
※ 現在執筆している私のトレード手法の説明書から一部抜粋
トレードプランとはその名の通り、どのようにトレードするのか企画することとなります。
ちなみに私が昔勝てなかった時代に思い込んでいたトレードプランとは以下のようなものです。
「本日は上位足・下位足の時間軸共に上昇トレンドと考えられるので押し目買い方針。
直近の安値から高値まで結んだラインの38.2%押し、半値押し、61.8%のうち、半値押しは〇月〇日で急激に反発した価格と重なり支持線と考えられ、61.8%押しは75本移動平均線と重なるのでだいたいこのあたりを押し目の目途と考え、反発を買うとする。
ただしフィボナッチタイムゾーンを引くと時間が半分経過するのが〇時を過ぎたあたり。
最低でも〇時を過ぎるまでは何もせず様子見とする。
その後〇時を過ぎるようなら61.8%時間が経過するのでいよいよ押し目から高値更新に繋がる動きとなる可能性が高く、積極的に買っていく。
その時間までは枚数を半分に抑えて消極的に買う事にする。」
今思えばなんて複雑なトレードプランを考えていたのかなと感じます。
どんなにこねくり回して考えたところで結局未来のことなどわかりません。
更にこのようなトレードプランを読み返してみると、「損切りとなるトレードをすることは極力避けたい」という意図を感じます。
出来るだけ損切りになるトレードを回避しないと利益が残らない。
かといって逃げてばかりでは駄目で勝ちもしっかり拾う必要があり、“勝ちはしっかり拾い、負けは極力見送ることができる”トレードスタイルを目指していることとなります。
しかしそんな“うまいトレード”はフィクションの世界で再現性が無いのでしたね。
今のトレードプランは「押し目買い方針」、「戻り売り方針」、「〇〇〇足と〇〇〇足のトレンド判断が揃うまでは様子見」、この3つだけです。
テクニカル指標をこねくり回し複雑に考える必要は一切ありません。
しかし、本手法を使用するトレーダーは更にその先に一歩進んだ“真のトレードプラン”を考えていきましょう。
真のトレードプランとは“自分の資金を将来的にどの程度まで増やすのか?”という計画です。
そのためには“自分の手法の期待値は年利何%を見込めるのか?”をしっかりと把握していなければなりません。
もちろん相場環境や人為的ミスにより収益の上下はあるので必ずしも期待値通りの収益を出せるとは限りません。
ですが大雑把にでも先を見通した計画をしておきましょう。
稀に手法が非常に相場環境とマッチするボーナスタイムに巡り合うこともあります。
例えば2020年のコロナショックで大荒れした年だと本手法は他の年に比べ約2~3倍と驚異の期待値となっています。
例えば平均的に年利30%が見込める場合は人為的ミスも想定するとして年利20%を目標にする。
すると資金は1年経過で1.2倍、2年経過で初期資金の1.44倍、3年経過で初期資金の1.72倍、4年経過で初期資金の2.07倍。
前に解説したポジションサイズの増加ルールも使ったりしてトレードを続けていけば、複利の効果により4年で資金が2倍になる可能性がある。
大雑把ではありますが利益目標の目安になります。
あなたがトレードを始めたきっかけは何らかの目的のために“お金を増やしたい”、“お金を自分1人で稼ぐスキルを身につけたい”という動機だったと思います。
しかし、現実的な範囲で具体的にどれくらい増やしたいかという事を漠然とでも考えていた人は少数だったと思います。
例えば身につけることが困難な“うまいトレードを目指す”裁量トレードでは収益はトレーダーの腕次第。
客観的な期待値は全くわからず、そんな状態では具体的にどれくらいお金を増やすことが実現可能かということはさっぱりとわかりません。
本手法は客観的な期待値に基づき、期待値がプラスの行動を繰り返し大数の法則を働かせ期待値に収束させるトレード手法です。
相場環境によって増やせるお金は年々違ってくるものの、何の指針もない状態ではありません。
いくらお金を増やしたいのか、実現可能な範囲なのかを見通しを立てておくことが“真のトレードプラン”であると私は考えています。
私はトレードを始めてからずっとこのような事は考えず、漠然とトレードの腕を上げる事ばかり考えていて多くの時間を無駄にしたので、ぜひ考えていただきたいと思います。(そしてトレードの腕なんてものはどんなに頑張っても収益の期待値を増加できるほど上がりません)
トレードプランとはその名の通り、どのようにトレードするのか企画することとなります。
ちなみに私が昔勝てなかった時代に思い込んでいたトレードプランとは以下のようなものです。
「本日は上位足・下位足の時間軸共に上昇トレンドと考えられるので押し目買い方針。
直近の安値から高値まで結んだラインの38.2%押し、半値押し、61.8%のうち、半値押しは〇月〇日で急激に反発した価格と重なり支持線と考えられ、61.8%押しは75本移動平均線と重なるのでだいたいこのあたりを押し目の目途と考え、反発を買うとする。
ただしフィボナッチタイムゾーンを引くと時間が半分経過するのが〇時を過ぎたあたり。
最低でも〇時を過ぎるまでは何もせず様子見とする。
その後〇時を過ぎるようなら61.8%時間が経過するのでいよいよ押し目から高値更新に繋がる動きとなる可能性が高く、積極的に買っていく。
その時間までは枚数を半分に抑えて消極的に買う事にする。」
今思えばなんて複雑なトレードプランを考えていたのかなと感じます。
どんなにこねくり回して考えたところで結局未来のことなどわかりません。
更にこのようなトレードプランを読み返してみると、「損切りとなるトレードをすることは極力避けたい」という意図を感じます。
出来るだけ損切りになるトレードを回避しないと利益が残らない。
かといって逃げてばかりでは駄目で勝ちもしっかり拾う必要があり、“勝ちはしっかり拾い、負けは極力見送ることができる”トレードスタイルを目指していることとなります。
しかしそんな“うまいトレード”はフィクションの世界で再現性が無いのでしたね。
今のトレードプランは「押し目買い方針」、「戻り売り方針」、「〇〇〇足と〇〇〇足のトレンド判断が揃うまでは様子見」、この3つだけです。
テクニカル指標をこねくり回し複雑に考える必要は一切ありません。
しかし、本手法を使用するトレーダーは更にその先に一歩進んだ“真のトレードプラン”を考えていきましょう。
真のトレードプランとは“自分の資金を将来的にどの程度まで増やすのか?”という計画です。
そのためには“自分の手法の期待値は年利何%を見込めるのか?”をしっかりと把握していなければなりません。
もちろん相場環境や人為的ミスにより収益の上下はあるので必ずしも期待値通りの収益を出せるとは限りません。
ですが大雑把にでも先を見通した計画をしておきましょう。
稀に手法が非常に相場環境とマッチするボーナスタイムに巡り合うこともあります。
例えば2020年のコロナショックで大荒れした年だと本手法は他の年に比べ約2~3倍と驚異の期待値となっています。
例えば平均的に年利30%が見込める場合は人為的ミスも想定するとして年利20%を目標にする。
すると資金は1年経過で1.2倍、2年経過で初期資金の1.44倍、3年経過で初期資金の1.72倍、4年経過で初期資金の2.07倍。
前に解説したポジションサイズの増加ルールも使ったりしてトレードを続けていけば、複利の効果により4年で資金が2倍になる可能性がある。
大雑把ではありますが利益目標の目安になります。
あなたがトレードを始めたきっかけは何らかの目的のために“お金を増やしたい”、“お金を自分1人で稼ぐスキルを身につけたい”という動機だったと思います。
しかし、現実的な範囲で具体的にどれくらい増やしたいかという事を漠然とでも考えていた人は少数だったと思います。
例えば身につけることが困難な“うまいトレードを目指す”裁量トレードでは収益はトレーダーの腕次第。
客観的な期待値は全くわからず、そんな状態では具体的にどれくらいお金を増やすことが実現可能かということはさっぱりとわかりません。
本手法は客観的な期待値に基づき、期待値がプラスの行動を繰り返し大数の法則を働かせ期待値に収束させるトレード手法です。
相場環境によって増やせるお金は年々違ってくるものの、何の指針もない状態ではありません。
いくらお金を増やしたいのか、実現可能な範囲なのかを見通しを立てておくことが“真のトレードプラン”であると私は考えています。
私はトレードを始めてからずっとこのような事は考えず、漠然とトレードの腕を上げる事ばかり考えていて多くの時間を無駄にしたので、ぜひ考えていただきたいと思います。(そしてトレードの腕なんてものはどんなに頑張っても収益の期待値を増加できるほど上がりません)
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