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12/11 ノイズ
チャートを見るとノイズのような値動きがあります。
まあノイズと言ってもそれは後解釈に過ぎず、例えば買った玉が順調に値上がりしたのに突然急落して振り落とされた後にまた元通りになったような突発的なものをノイズと呼んだりすることがあります。
要するに振り落とされたりしてイライラが募って“ノイズ(雑音)”と呼びつけるような(笑)

ですが私の場合株価は“常に正しい”という考えがあります。
そういうワケのわからない滅茶苦茶な動きも全てひっくるめて、様々な思惑や大衆心理を全て織り込み反映されたのが株価(為替の場合はレート)です。
それに相場というのは金の奪い合いです。
心理を揺さぶり、持っていられなくなるような動きをしてくるのは当たり前なのです。
ですからノイズは多々起こるということを肝に銘じなくてはなりません。
イライラする動きは必ず起こるので、いちいちそれに感情を揺さぶられたら正常な判断ができなくなります。
そもそも相場とはそういうものだと認識することです。

ノイズが発生してイラつく要因に“振り落とされる”ことが挙げられます。
せっかく順行して大なり小なり含み益が増加していたのに急な値動きでトレイリングストップやロスカットラインにヒットした後に何食わぬ顔で元通りになってしまうとイライラします。
そのまま反対方向に行ってしまえば救いがありますが、元に戻ってしまうと機会損失したような気分になりイライラするのですね(笑)
その時場を見ていられれば再仕掛けも可能ですが、突発的で素早い動きとなると再仕掛けを躊躇したり見逃してしまったり、「トレンド転換か!?」と疑って再仕掛けができなくなって置いて行かれることとなります。

これを解決しよう、つまり振り落とされずに済むロスカットラインやトレイリングストップの設定をなんとか決められないかともがくのですが、そのような事は不可能です。
支持線、抵抗線、テクニカル指標など様々な材料を持ち出しても値動きを予測することは不可能なのです。
未来を予知することなどできない我々にできることは統計を取る事であり、良い結果に従い続けることです。
個々の結果は振り落とされようがどうでもよく、トータルで収益を上げることを考えるのです。

トレイリングストップは広ければ広いほど振り落とされずに玉を保持し続けることができ、大きいトレンドが発生すればしっかりと追従できますが、トレイリングストップにヒットした時の含み益の減少は大きいものになります。
トレイリングストップが狭ければその逆となり、すぐ振り落とされてしまい大きいトレンドに乗るには再仕掛けをしなくてはなりませんが、個々のトレードの含み益の減少は小さいものになります。

この前の記事の内容と重複しますが、大きいトレンドがいつ起こるかという事は事前にわかりません。
だから血眼になって完璧なトレイリングストップの水準を考案しようとも、必ず裏目ることになります。
それぞれのトレイリングストップの水準で統計を取り結果が良いものを選び実行し、裏目っても仕方のない事だと納得する必要があります。
また、収益が大きい方法だとドローダウンが大きい、収益の小さい方法だとドローダウンが小さめなどという事もあると思いますので、そういう場合は玉を分割決済するのが最良の方法ですし私もそうしています。
例えば引っ張っている玉の半分は浅め、残りは深めのトレイリングストップとすることにより、大きいトレンドだろうと小さいトレンドだろうとそこそこの結果を得ることができ心理的にも負担が軽減されます。
ノイズを予測することは不可能であると認識したうえで、それを受け入れて程々の収益を得られるよう出口戦略を考案するのが良いです。


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利益の源泉
ボラティリティ、トレンドは利益の源泉です。
まあ損切りしないトレーダーにとっては損失の元凶ですが(笑)
ボラティリティが高ければ何らかの時間軸でトレンドが発生しているでしょう。
トレンドが発生している相場は容易く利益を得ることができます。
相場では13年度のアベノミクス相場のように素人でも誰でも儲かってしまう時期が稀にあります。
トレンドが発生していれば仕掛けの位置が適当でも儲かってしまいます。

最近の相場では原油が非常に強い下落トレンドを描いています。
例としてMT4の1時間足でチャートを見てみましょう。

ピラミッティングが真価を発揮する相場です。

原油CFD  1時間足

181128-1.png


日経も9月ごろから値動きが大きく利益の出やすい相場付きです。

日経CFD  1時間足

181128-2.png


逆に下のチャートの黒丸の部分のようにちゃぶついている相場付きだと儲かりにくいです。
トントンや損失を積み重ねる時期にもなるでしょう。
(あくまで1時間足を見た場合ですので、異なる時間軸での取引はまた変わってきます)

181128-3.png


トレンドに乗ることができ、利を伸ばせばそれまでの損失を埋めてお釣りが出るほどの収益となります。
スイングがメインで常にチャートを見ていられない私のような場合は損切り幅を多少広めにとっておくとノイズにかかる確率が減ります。
例えば今までは買う場合、押し目と仮定したポイントの安値を割ったところがロスカットラインでした。
しかしどうせ75MAくらいまでは押しても反発すれば再仕掛けするのでそこも含めてロスカットラインにしてもよいのでは?と考え検証したところ、再仕掛けの手間が省けチャートをチェックするスパンにもゆとりが生まれました。(ただし時間の経過とともにMAの位置は変わるのでストップも引き上げで徐々に損失軽減)
その分損益比率は悪くなりますがロスカットになる確率も前よりも減るのでロットもそんなに減らさず1度のトレードの損失額も上げることとなりました。
また、場を見ていられない時にストップにかかりその後出現した再仕掛けのポイントを逃してしまい置いて行かれる確率も減りましたね。
まあこの辺の細かいことは自分の生活スタイルに合ったものにすればよいので期待値が正で破産確率が極めて低いのなら決めてしまえば何でも良いでしょう。
生活スタイルに合わせ手法を微妙に調整することはたまにあります。

話がそれてしまいましたが、トレンドに乗ることが利益の源泉です。
初心者がやらかしてトータルで沈むコツコツドカンの逆を行くのでトレードを繰り返すうちにいつの間にか口座残高が増えているのです。

ここで問題なのが、そのビッグトレンドがいつ発生するのか?
これは残念ながらわからないのです。
兆候らしいものを感じることはありますが絶対的な事は何一つ言えません。
不明確なうちにリスクを取らなくてはならないのです。
完全にわかった頃にはトレンド終焉なんてことになります。

わからないことを見極めようとして自分のトレードに完璧を求めだすとどこもエントリーできなくなります。
冒頭に挙げたチャートをもう一度見てください。
原油は売れば簡単に儲かりそうですよね?
日経も赤い矢印の部分で買い、青い矢印の部分で売りで大きな利益になります。
こんなにもわかりやすいチャートなのに一向にトレンドに乗ることができないのならば完璧病の可能性があります。
私も過去にはこの症状でした。
統計を取ると値幅や値動きの時間の平均などがわかってきます。
だから「ここまで上げたらひとまず反発しそうだからロスカットになる可能性が高く売れないなあ」などと理由をつけてエントリーを見送りだすのです。
中途半端につけた知識が邪魔をする時期です。

しかし根本的な勘違いがあります。
順張りでトレードするのです。
順張りとはトレンドの恩恵を受けることです。
そしてトレンドとはそもそもそんなに発生しないものなのです。
つまり“例外を狙う”という発想で臨まなくてはなりません。
それなのにロスカットになりたくないといって理由をあれこれ持ち出してトレードを躊躇する。
これは支離滅裂です。

トレンドの恩恵を受けたいのなら不遇の時期は耐え忍び、滅多にないトレンドが発生すればリスクをしっかり取らなくてはなりません。
でないと簡単に儲かるチャートで常に置いて行かれることとなります。
そして機会損失がかさみトータルでの勝ちをつなげることができません。
トレンドに乗りたければしっかりと小さなリスクを確実に取り続けることです。
そして乗ってしまえばトレイリングストップでしっかり引っ張る。
トレイリングストップも完璧な設定は不可能ですから浅めのトレイリングストップと深めのトレイリングストップなどそれぞれ分割で決済すればどのような結果になってもそこそこ納得がいくものとなり心理的にも負担が少ないです。
引っ張っている全ての玉を浅めのトレイリングストップだと小さな利益を確実にものにできる分本当に大きい波の時はすぐ振り落とされますし、全て深めのトレイリングストップだと含み益の減少が大きくドローダウンが激しくなるので、分割で利確しその中間に収めようとする思惑です。

以前チャートを用いた例の記事を今後も増やしてほしいとのメールを頂いたので今日は久々にチャートを載せてみました。
何か参考になりましたら幸いです。
ただし実行に移す前に必ずバックテストして検証してください。
そして納得いく部分だけ取り入れるようにしてくださいね。


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休むも相場とは
まずはシステムで厳格なトレードをこなし、期待値が正のトレードを繰り返し確率に収束されていくことを理解することを常日頃から書いています。
こう書くと私が全く相場観を働かせておらず機械的にトレードをこなしているのかと思われるかもしれませんが、一概にそうでもありません。

検証したときや、日頃運用していて自分のシステムが働かない相場環境がどういう時なのかだいたいわかります。
これはパラメーターで機械的に表すのが非常に難しいです。
プログラム化することが難しいのですが、チャートを見ればわかるだろという話です。
例えば短期移動平均線が長期移動平均線よりも上にあれば上昇相場というように仮定して、こういう時に何かしらの条件が作用してエントリーサインが発生するとします。
しかしいつも書いているように価格の動きが第一であり、短期線>長期線だから上昇相場なのではなく、上昇相場だから結果的に短期線>長期線の並びになっているだけなのです。
他のテクニカル指標にもすべて当てはまります。
価格の動きがあってテクニカル指標は後付けされているだけなのです。
だから短期線>長期線の並びだからといってなんでもかんでも上昇相場だと決めつけると、移動平均の上下を行ったり来たりするレンジ相場では全くトレンドフォロァーの手法は機能しません。

ぐちゃぐちゃしたレンジ相場は無理にパラメーターで定義しなくてもチャートを見ればわかります。
こういう時にサインが出ても休むも相場という戦略を取ることができます。
注意することは、休み癖がつき損失を回避しようとするとイップスとなってしまうことです。
トレードを休む際の注意は、大局で判断しすぎても目先で判断しすぎてもいけないという事です。
4つも5つも時間軸を持ち出して何かとトレードを見送る理由をつけるとどこもエントリーできなくなります。
かといって個々の場面で損失を避けようとしても事前には絶対に勝ち負けはわかりません。
目先の勝ち負けはわからないので、個々のエントリーサインが出るたびに行くか見送るかを迷っていてはやはりどこもエントリーできなくなります。
私の場合朝チャートを見て、今は攻める相場と判断したら節目を割らない限りサインが出たら絶対に全て仕掛けると決めます。
そうしないと個々の場面で損失を回避しようとして見送り癖がついてしまうからです。
システムが機能しそうな相場で見送っていて大きな機会損失を出すと期待値が狂ってしまうからです。
逆に攻めるべきでない相場と判断したら消極的になり、攻めるべき相場が来るまで様子見主体となります。

システムが機能しない場面がチャートを見ればだいたいわかると言っても、問題はいつ機能し出すかがはっきりとはわからないことです。(逆に今機能していてもいつ機能しなくなるのかもわかりません。)
というかわかればトレードは全く苦労しません。
ある程度の兆候が出ればすぐさま切り替えなくてはならないのを、常に消極的にいく癖がついてしまうと攻めるべき局面に足が重くなってしまう可能性があります。
口座残高が減るのはそりゃ嫌なものです。
しかし、リスクを取らねばリターンは無く、口座残高を全く減らさずにリターンを得続けようと考えるのはあまりにも自分勝手な都合です。
損失を避けようとするのはトレードを歪めてしまうのです。
損失を受け入れ始めて土俵に立つことができます。

最初のうちはどうしても損失を拒む感情が働き正常なトレードの邪魔をします。
ですから休むも相場の判断は応用の範囲であり、手法を確立し自分のものにしないうちにそれを実行しようとすると、「最初から機械的にシステム通りやってた方がよっぽどマシだった」という結果になる可能性が高いので注意が必要です。
実際私も常に裁量判断で的確な判断ができるかというとそうではありません。
せいぜいドローダウンをほんの少し減らすといったことろでしょう。
収益も機械的にやっていた方が間違いなく高い事でしょう。
ですが微量でも安定性を高めないと玉数をいつまでも増やせないので苦肉の策として「休むも相場」を取り入れているといったところでしょうか。


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レバレッジについて
為替や商品の差金決済取引、先物、株の信用取引はレバレッジを効かせることができます。
少ない資金で大きく儲けるチャンスを得るメリットがありますが、同時に大きな損失を出すデメリットが生じます。

メリット、デメリットをそれぞれ勘案した場合、レバレッジを効かせることはどうなのか?
私は基本的にデメリットの方が大きいと考えます。
利益を出すこと以前に生き残ることが重要であり、過度なレバレッジはマーケットの急変動に巻き込まれ破産、もしくは大きな打撃を被るリスクが生じるからです。
損切りの逆指値が100%通る保証があるのならレバレッジを効かせても良いのですが、実際は大きくスプレッドが開いたり、週明けにギャップが生じたり、株式ではストップ高・ストップ安があったりすることがあるため、ストップ注文が必ず約定する保証はありません。
そんな事態に出くわしても自己責任です。
ショックが起きた時急変動に巻き込まれストップが約定せず証券会社を提訴するなどの話題が上がりますが、私は基本的に自己責任であると考えます。
そういうリスクも踏まえてのトレードです。
FXだと例え「オーバーナイトしない」「指標発表前はポジションを閉じる」というルールを守っていても突如サプライズニュースによりスプレッドが大きく開くリスクもあるのです。
レバレッジを効かせポジション量が多いとオーバーナイト以前に“ポジションを所持していること”そのものが大きなリスクなのです

では私がレバレッジを効かせるのはどんな局面か?
1つめは、対象の金融商品が多い時です。
為替、商品、株式など複数の口座に入金すると当然資金が分散されます。
しかし1トレードのリスクを総資金の●%と決めているので、それに見合ったポジションを取るためにレバレッジを効かせるということです。
例えば300万の資金があるとして、3つの口座に100万ずつ入金してレバレッジを利かせればそれぞれの商品を300万で戦うことができ、総資金に見合ったリスクを取ることができます。
ですが、3つの口座全てで同時に壊滅的な打撃を食らった場合は大変な事になるので、そこは注意が必要です。
相関性の高い商品だと同時に急変動を喰らうリスクもあります。
ポジションが大きくなった場合保険をかける戦略も良いでしょう。
例えば株の買いポジションが大きくなれば日経オプションのプットを買っておくというのも保険的な戦略です。
先日の暴落ではプットオプションがものすごく膨れ上がりました。
もし現物や信用買いで損失を出していてもプットを買っていればその利益で損失を大なり小なり補填できるのです。

2つめはポジションの含み益が大きくなった時に増し玉するときです。
記事でもたまに書いているピラミッティングというやつですね。
私は最初のポジションでレバレッジを効かせることはありませんが、含み益が増えていくとそれを担保代わりにポジションを増すので、結果的にレバレッジを効かせていることがあります。
いきなりリスクの高いレバレッジを効かせるのでなく、含み益を保険に徐々に効かせていくのです。
そうなれば多少のギャップを喰らっても元本割れを起こす可能性は極めて低いのです。
まあこれもスイスショック級の変動があると大変なことになりますので、絶対に安全という保障はありません。
ですから買い手と売り手に困らない流動性の高い金融商品をトレードする事が大前提です。
私がマイナー通貨やマイナーな商品、売買代金の低い株式などには絶対に手を出さないのはそのためです。

まず前提として「レバレッジはリスクが高い」ということを頭に入れておく必要があります。
その上でレバレッジのメリットとうまく付き合っていくとよいと思います。



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