2020-12-25(Fri)
クリスマスでMT4が動いていないので本日のトレードはお休みです。
東京株式市場はやたら多い日本の祝日の度に閉場されますが為替市場は閉場される日が少ないのが魅力ですね。
場が開いている時間が長いというのは大きな魅力です。
収益機会というよりも、クローズしている時間が長いとポジションの持越しがし辛いからです。
トレンドフォロァーの利益の源泉は時間とも言えますので。
相場で安定した収益を上げるにはある程度手法の引き出しの数が必要になります。
多すぎる引き出しは迷いを生むので注意が必要ですが、引き出しが少なすぎると成績にブレが生じやすくなります。
時間軸を例に出しても4時間足が機能している相場、1時間足が機能している相場、15分足が機能している相場、様々です。
更に何をもって機能しているかというのも人、手法により千差万別です。
私の場合移動平均線を結構重視しますので上昇相場の押し、または下落相場の戻しに25MA~75MAのエリアが機能しているかどうかというのが重要になります。
押しが入っても25MA~75MA内で反発してトレンド方向に戻るのを繰り返すというのが綺麗なチャートに見えます。
逆にMAの上下を行ったり来たりの状態はトレンドレスというわけですね。
今年の為替相場は9月までは非常にやりやすかったのですが10~11月は苦戦を強いられました。
といっても手法が全く機能しないわけでなく紙一重で勝敗は別れる…そんな印象でした。
その紙一重で勝つためにはどうする必要があったのか。
それは引き出しの数です。
損小利大スイングトレードの頃はトレンド相場ではサインが出たら手あたり次第全て入り、殆どが負けても1割以下の仕掛けで全てをプラスに持っていく破壊力がありました。
頻繁に負けるのが当たり前なので当てはまったパターンは躊躇なく入ることができました。
ところが高勝率型トレードはエントリーを厳選するあまりエントリーの引き出しの数の低下を招いてしまいました。
得意なパターンのみを仕掛けることは大切ですが、その得意なパターンがまだ少ないので得意なパターンが少ない相場では“たった1回のロスカットでプラスマイナスが決まってしまった、たった1回の波に入り損ねただけでプラスマイナスが決まってしまった”という紙一重になってしまうわけです。
それを克服するために引き出しの数を増やすべく検証しました。
とはいっても新しい事を取り入れるのではなく、損小利大トレードの頃は躊躇なく入れていた浅い押し(戻し)での仕掛けです。
つまり時間主体の調整場面での仕掛けです。
こういうパターンは直近高値(安値)までの値幅が少ない、前提が崩れるロスカットラインまでの値幅が大きいというのがネックで高勝率型トレードでは仕掛けづらかったのです。
そこで今でも毎日フル活用している再生ソフトFOREX TESTERで、“テーマに絞った”検証をしました。
値幅が浅い時間主体の調整の場面に絞った検証です。
特定のテーマに絞ることでその部分でエントリーする判断力を強化します。
そもそもなぜエントリーができなかったのか。
そのパターンの決済方法にも問題があったのでないか。
自信を持って躊躇なくエントリーするには“納得”が必要ですが、どういう方法なら納得してトレードを行えるのか。
色々検証した結果12月では苦手場面も積極的に打って出ることが可能になりました。
具体的には以下のような場面です。
1時間足

1時間足だと大雑把に見えますが実際は15分足で細部を分析しながらトレードしています。
10~11月はこういうポイントで大きい利益に繋がる場面が多い印象でして、まさに“押し目待ちに押し目無し”のような状態が多かったです。
そこで4時間足~1時間足重視だった視点にもう1つ短期の時間軸15分足をつけ足してやること、更に躊躇してしまう原因だったロスカットラインと利食い幅の調整とタイムストップの導入、このおかげでストライクゾーンを増やすことができました。
10~11月は苦戦しましたが検証のお陰と相場に助けられたこともあって12月は7月以来の大きめな利益。
まあ今年のFXの利益はコロナショックの3~4月での利益が殆どでしたけどね。
非常に大きなボラティリティだったのでトレンドに沿ってさえいれば適当にエントリーしていたとしても大きな利益になる相場でした。
ですがそんな簡単な相場はそう滅多に来ませんのでたまにドカンと儲けるのではなく日々地道にコツコツ築く手法を研究した1年(正確には半年)だったと思います。
理由は以前も書きましたが“勝率が低いと玉をそう簡単に増やせない”ということでしたね。
既に大金を所持している、あるいは負けても給料で資金を補填できる兼業トレーダーならば低勝率損小利大型トレードは非常に有効であると考えますが、そうでなければ低勝率トレードでの限界を感じた1年でした。
新たな試みも今のところうまくいっていますので来年の相場も楽しみです。
年内はあと数日間トレードする予定ですがブログの今年の更新はこれで最後にしたいと思います。
ブログランキングやアクセス数もすっかり低下してしまいましたが読者の皆様、拙い内容のブログをお読みいただきありがとうございました。
良い年をお迎えください。
東京株式市場はやたら多い日本の祝日の度に閉場されますが為替市場は閉場される日が少ないのが魅力ですね。
場が開いている時間が長いというのは大きな魅力です。
収益機会というよりも、クローズしている時間が長いとポジションの持越しがし辛いからです。
トレンドフォロァーの利益の源泉は時間とも言えますので。
相場で安定した収益を上げるにはある程度手法の引き出しの数が必要になります。
多すぎる引き出しは迷いを生むので注意が必要ですが、引き出しが少なすぎると成績にブレが生じやすくなります。
時間軸を例に出しても4時間足が機能している相場、1時間足が機能している相場、15分足が機能している相場、様々です。
更に何をもって機能しているかというのも人、手法により千差万別です。
私の場合移動平均線を結構重視しますので上昇相場の押し、または下落相場の戻しに25MA~75MAのエリアが機能しているかどうかというのが重要になります。
押しが入っても25MA~75MA内で反発してトレンド方向に戻るのを繰り返すというのが綺麗なチャートに見えます。
逆にMAの上下を行ったり来たりの状態はトレンドレスというわけですね。
今年の為替相場は9月までは非常にやりやすかったのですが10~11月は苦戦を強いられました。
といっても手法が全く機能しないわけでなく紙一重で勝敗は別れる…そんな印象でした。
その紙一重で勝つためにはどうする必要があったのか。
それは引き出しの数です。
損小利大スイングトレードの頃はトレンド相場ではサインが出たら手あたり次第全て入り、殆どが負けても1割以下の仕掛けで全てをプラスに持っていく破壊力がありました。
頻繁に負けるのが当たり前なので当てはまったパターンは躊躇なく入ることができました。
ところが高勝率型トレードはエントリーを厳選するあまりエントリーの引き出しの数の低下を招いてしまいました。
得意なパターンのみを仕掛けることは大切ですが、その得意なパターンがまだ少ないので得意なパターンが少ない相場では“たった1回のロスカットでプラスマイナスが決まってしまった、たった1回の波に入り損ねただけでプラスマイナスが決まってしまった”という紙一重になってしまうわけです。
それを克服するために引き出しの数を増やすべく検証しました。
とはいっても新しい事を取り入れるのではなく、損小利大トレードの頃は躊躇なく入れていた浅い押し(戻し)での仕掛けです。
つまり時間主体の調整場面での仕掛けです。
こういうパターンは直近高値(安値)までの値幅が少ない、前提が崩れるロスカットラインまでの値幅が大きいというのがネックで高勝率型トレードでは仕掛けづらかったのです。
そこで今でも毎日フル活用している再生ソフトFOREX TESTERで、“テーマに絞った”検証をしました。
値幅が浅い時間主体の調整の場面に絞った検証です。
特定のテーマに絞ることでその部分でエントリーする判断力を強化します。
そもそもなぜエントリーができなかったのか。
そのパターンの決済方法にも問題があったのでないか。
自信を持って躊躇なくエントリーするには“納得”が必要ですが、どういう方法なら納得してトレードを行えるのか。
色々検証した結果12月では苦手場面も積極的に打って出ることが可能になりました。
具体的には以下のような場面です。
1時間足

1時間足だと大雑把に見えますが実際は15分足で細部を分析しながらトレードしています。
10~11月はこういうポイントで大きい利益に繋がる場面が多い印象でして、まさに“押し目待ちに押し目無し”のような状態が多かったです。
そこで4時間足~1時間足重視だった視点にもう1つ短期の時間軸15分足をつけ足してやること、更に躊躇してしまう原因だったロスカットラインと利食い幅の調整とタイムストップの導入、このおかげでストライクゾーンを増やすことができました。
10~11月は苦戦しましたが検証のお陰と相場に助けられたこともあって12月は7月以来の大きめな利益。
まあ今年のFXの利益はコロナショックの3~4月での利益が殆どでしたけどね。
非常に大きなボラティリティだったのでトレンドに沿ってさえいれば適当にエントリーしていたとしても大きな利益になる相場でした。
ですがそんな簡単な相場はそう滅多に来ませんのでたまにドカンと儲けるのではなく日々地道にコツコツ築く手法を研究した1年(正確には半年)だったと思います。
理由は以前も書きましたが“勝率が低いと玉をそう簡単に増やせない”ということでしたね。
既に大金を所持している、あるいは負けても給料で資金を補填できる兼業トレーダーならば低勝率損小利大型トレードは非常に有効であると考えますが、そうでなければ低勝率トレードでの限界を感じた1年でした。
新たな試みも今のところうまくいっていますので来年の相場も楽しみです。
年内はあと数日間トレードする予定ですがブログの今年の更新はこれで最後にしたいと思います。
ブログランキングやアクセス数もすっかり低下してしまいましたが読者の皆様、拙い内容のブログをお読みいただきありがとうございました。
良い年をお迎えください。
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