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2016-03-02(Wed)
エントリーするたびにスプレッド、手数料、スリッページなどのコストがかかっていることを忘れてはいけません。
例えば先物miniでは成行きでエントリーするだけで5円のスプレッドが発生し、更に手数料がかかります。
mini1枚エントリーするだけで、日本円で500円(スプレッド)+40円程度(手数料)のコストが発生するのです。
指値でも約定する際には指値価格の板は殆ど食われているでしょうから指値した価格の板が全て食われずにピンポイントで自分の発注が約定しなければやはりスプレッドが発生するのと同じです。
スプレッドというとFXのイメージがありますが、先物でも買いと売りの価格の開きは5円(ラージの場合は10円)としっかりスプレッドを払う事となります。(そしてこれが手数料よりもはるかにデカい!)
となると、仮にエントリーして+50円で利食い、マイナス50円でロスカットというOCO注文を出した場合、一見勝率は50%に見えますが実際はそれ以下の勝率となります。
ロスカット注文はその価格にヒットすれば即約定ですが利食い注文はその売り物(または買い物)がほぼ食い尽くされなければ約定しないからです。
こう考えると狙う値幅が10~30円のようにとても小さいと絶望的に不利なトレードとなる事がわかると思います。
仮に利食いと損切り価格が同等のOCO注文を出すとしたら、その値幅が大きいほど勝率は50%を超えることはなくても理論上は限りなく近づいていく事でしょう。(実際はトレンド、支持抵抗などの影響で変わってきますので、ここでは特に条件なしのフラットな状態での話をしています)
それでも50%を超えることはなくコストが常にかかりますので利食いは伸ばした方が有利なのです。
過去のチャートを検証する時、このようなコストを充分に考慮した方が良いです。
FXは殆どの証券会社で手数料が無料で、スプレッドも非常に小さいので先物やCFDに比べると非常にコストが小さいと言えます。
しかし先物が逆指値で大きく滑ることが殆ど無いのに比べ、為替は重要指標発表の度にスプレッドが拡大しスリッページの恐れがあるので、ロスカット幅を毎回小さめに取るスタイルでは重要指標発表時にはポジションを閉じるなどの配慮が必要かもしれません。(比較的大きめのロスカット幅となるスイングでは指標発表の乱高下すらノイズに過ぎなくなりますので気にしていません。ただしスイスフランのような出来事は怖いのでマイナー通貨には一切手を出さず、レバを効かせ過ぎないようにしています)
トレードでどれだけのコストがかかるかは意外と軽視しがちです。
あまりに手数が大きすぎると考えている以上にコストの影響を受けるのです。
デイトレードのような短い時間軸でのトレードは特にコスト面を意識する必要があります。
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となると、仮にエントリーして+50円で利食い、マイナス50円でロスカットというOCO注文を出した場合、一見勝率は50%に見えますが実際はそれ以下の勝率となります。
ロスカット注文はその価格にヒットすれば即約定ですが利食い注文はその売り物(または買い物)がほぼ食い尽くされなければ約定しないからです。
こう考えると狙う値幅が10~30円のようにとても小さいと絶望的に不利なトレードとなる事がわかると思います。
仮に利食いと損切り価格が同等のOCO注文を出すとしたら、その値幅が大きいほど勝率は50%を超えることはなくても理論上は限りなく近づいていく事でしょう。(実際はトレンド、支持抵抗などの影響で変わってきますので、ここでは特に条件なしのフラットな状態での話をしています)
それでも50%を超えることはなくコストが常にかかりますので利食いは伸ばした方が有利なのです。
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しかし先物が逆指値で大きく滑ることが殆ど無いのに比べ、為替は重要指標発表の度にスプレッドが拡大しスリッページの恐れがあるので、ロスカット幅を毎回小さめに取るスタイルでは重要指標発表時にはポジションを閉じるなどの配慮が必要かもしれません。(比較的大きめのロスカット幅となるスイングでは指標発表の乱高下すらノイズに過ぎなくなりますので気にしていません。ただしスイスフランのような出来事は怖いのでマイナー通貨には一切手を出さず、レバを効かせ過ぎないようにしています)
トレードでどれだけのコストがかかるかは意外と軽視しがちです。
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