再現性のあるルールでトレードする
2016-05-15(Sun)
トレードは一貫したやり方で継続することが大切です。
毎回毎回ぶれてしまうと確率が作用せずその時その時の運任せのトレードになってしまいます。
ましてやそこで感情のままトレードの判断をしてしまうとまず間違いなく期待値はマイナスとなります。
人間の感情はマーケットで勝てないようにできているからです。
ランダム性の高い相場は個々のトレードは運に左右されるところが大きいのですが、確率論に従い大数の法則が作用されるまで継続すると限りなく運の要素は薄くなります。
ですから一貫性のあるやり方で、かつ期待値がプラスのやり方で、毎回ぶれずにトレードを継続せねばなりません。
そこでルールに再現性のあるものかどうかという事が重要となっています。
エントリー、イグジットの判断が次からも毎回厳密に再現することが出来るかどうか。
感覚や勘や読みが冴えていないと再現できないようなものでは困るわけです。
「上がる直前で買う」
「天井の一歩手前で利食いする」
こんなのは当然不可能ですよね?
できたとしてもたまたまであり、次回から忠実に再現し続けることができません。
さすがにここまで極端とはいかなくとも、毎回できるだけ勝つことを前提でルールを組んでいないでしょうか?
ロスカットを避けることを前提でルールを組んでいないでしょうか?
うまい位置で利食いしたり撤退したりすることを前提にルールを組んでいないでしょうか?
(つまりうまくやらないとトータルでプラスにならないルール)
うまくいくことを前提にルールを組んでしまうと、必然的に「うまくいったトレードはOK。ロスカットになったり、良い位置で利食い出来なかったり、撤退した途端に順行したトレードはダメ」という図式の考えになっていきます。
相場の値動きはランダム性が高く次の値動きを確実に当てることが出来ないにもかかわらず、うまくいかなかったトレードをダメと決めつけ反省しようにも次からその反省を生かすことができません。
そして限りなく完璧を目指そうとしても結局うまくいかないケースを回避できずにドツボに嵌ることになります。
ロスカットを避けたり、うまい位置で利食いしたり、危ない時だけは撤退できるようにとルールを複雑にするとますます再現性がなくなり負のスパイラルです。
複雑すぎるルールはトレードをより困難なものにし、多すぎるフィルターはトレードチャンスすら殆どなくしてしまいます。
私がよくルールは誰が見てもわかるようなシンプルなものが良いと書いているのはこのような理由です。
そして勝ち負けすべて含めてのルールであり、勝つことが前提ではなくロスカットも大正解のトレードと考えています。
確かにロスカットで資金が減ると失敗と考えたくなる気持ちもわかりますが、トータルでトレードを考えているのでロスカットは失敗ではありません。
ロスカットがあるからこそ大きい勝ちトレードも拾うことができ期待値をプラスに持っていけるのです。
ロスカットも勝ちトレードも全部含めて確率を働かせるために必要なのです。
ロスカットを避けてしまうと同時に勝ちトレードも捨てることとなり期待値が歪みます。
勝ちだけをできるだけ拾い負けをできるだけ避けるというような芸当は再現性がなく次から継続することができません。
難しい事を考えあらゆる複雑な事を試みなければトレードで利益を得ることはできないという考えはトレーダーを迷路に迷い込ませてしまいます。
限りなく完璧を目指そうとするので再現性がなく、「相場を読めていなかった!」とどうやってもうまくいかずに苦しむこととなります。
トレードで重要な事は、難しい事でも複雑な事でも相場の先を読むことでもなく、次々とコツコツドカンで退場するトレーダーの逆の行動をする、つまり利を大きく伸ばし損を小さくするという単純な事です。
利を伸ばそうとした結果含み益がトントンになったりロスカットになったりしてしまうこともあるでしょうが、それも含めてのルールだと考えれば、難しく複雑な事を考えなくとも読みが冴えていなくとも再現性があります。
(※ここでは損小利大のスタイルを例に挙げていますが、そうでなくても期待値がプラスかつ再現性があればそれでも良いと考えています)
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毎回毎回ぶれてしまうと確率が作用せずその時その時の運任せのトレードになってしまいます。
ましてやそこで感情のままトレードの判断をしてしまうとまず間違いなく期待値はマイナスとなります。
人間の感情はマーケットで勝てないようにできているからです。
ランダム性の高い相場は個々のトレードは運に左右されるところが大きいのですが、確率論に従い大数の法則が作用されるまで継続すると限りなく運の要素は薄くなります。
ですから一貫性のあるやり方で、かつ期待値がプラスのやり方で、毎回ぶれずにトレードを継続せねばなりません。
そこでルールに再現性のあるものかどうかという事が重要となっています。
エントリー、イグジットの判断が次からも毎回厳密に再現することが出来るかどうか。
感覚や勘や読みが冴えていないと再現できないようなものでは困るわけです。
「上がる直前で買う」
「天井の一歩手前で利食いする」
こんなのは当然不可能ですよね?
できたとしてもたまたまであり、次回から忠実に再現し続けることができません。
さすがにここまで極端とはいかなくとも、毎回できるだけ勝つことを前提でルールを組んでいないでしょうか?
ロスカットを避けることを前提でルールを組んでいないでしょうか?
うまい位置で利食いしたり撤退したりすることを前提にルールを組んでいないでしょうか?
(つまりうまくやらないとトータルでプラスにならないルール)
うまくいくことを前提にルールを組んでしまうと、必然的に「うまくいったトレードはOK。ロスカットになったり、良い位置で利食い出来なかったり、撤退した途端に順行したトレードはダメ」という図式の考えになっていきます。
相場の値動きはランダム性が高く次の値動きを確実に当てることが出来ないにもかかわらず、うまくいかなかったトレードをダメと決めつけ反省しようにも次からその反省を生かすことができません。
そして限りなく完璧を目指そうとしても結局うまくいかないケースを回避できずにドツボに嵌ることになります。
ロスカットを避けたり、うまい位置で利食いしたり、危ない時だけは撤退できるようにとルールを複雑にするとますます再現性がなくなり負のスパイラルです。
複雑すぎるルールはトレードをより困難なものにし、多すぎるフィルターはトレードチャンスすら殆どなくしてしまいます。
私がよくルールは誰が見てもわかるようなシンプルなものが良いと書いているのはこのような理由です。
そして勝ち負けすべて含めてのルールであり、勝つことが前提ではなくロスカットも大正解のトレードと考えています。
確かにロスカットで資金が減ると失敗と考えたくなる気持ちもわかりますが、トータルでトレードを考えているのでロスカットは失敗ではありません。
ロスカットがあるからこそ大きい勝ちトレードも拾うことができ期待値をプラスに持っていけるのです。
ロスカットも勝ちトレードも全部含めて確率を働かせるために必要なのです。
ロスカットを避けてしまうと同時に勝ちトレードも捨てることとなり期待値が歪みます。
勝ちだけをできるだけ拾い負けをできるだけ避けるというような芸当は再現性がなく次から継続することができません。
難しい事を考えあらゆる複雑な事を試みなければトレードで利益を得ることはできないという考えはトレーダーを迷路に迷い込ませてしまいます。
限りなく完璧を目指そうとするので再現性がなく、「相場を読めていなかった!」とどうやってもうまくいかずに苦しむこととなります。
トレードで重要な事は、難しい事でも複雑な事でも相場の先を読むことでもなく、次々とコツコツドカンで退場するトレーダーの逆の行動をする、つまり利を大きく伸ばし損を小さくするという単純な事です。
利を伸ばそうとした結果含み益がトントンになったりロスカットになったりしてしまうこともあるでしょうが、それも含めてのルールだと考えれば、難しく複雑な事を考えなくとも読みが冴えていなくとも再現性があります。
(※ここでは損小利大のスタイルを例に挙げていますが、そうでなくても期待値がプラスかつ再現性があればそれでも良いと考えています)
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