期間でなく試行回数で目標を考える
2016-07-02(Sat)
トレードをしていると今週はプラス何%が目標だとか、今月は月利何%が目標だとか考えてしまいますが、このような目標はトレードに良い影響を与えず、むしろ悪い影響を与えてしまう可能性があります。
週末や月末で目標に達していなかったら「なんとか目標に到達したい」という焦りや欲が生まれることもあるでしょう。
目標よりも大きく下回っていたら「負けられない!」という思いが生まれます。
しかし「負けられない!」という感情がトレードを超絶的なまでに困難にしているというようなことはいつも書いています。
感情に振り回されれば振り回されるほど相場は不思議なまでに負けるようにできているのです。
そもそも今週、今月といった単位で考えることは確率と何か関係があるのでしょうか??
感覚で全てうまくやる天才は別として、確率でトレードを行う以上統計から導かれたデータ、期待値がプラスのルールに基づいてトレードを行わなければならないのにも関わらず、なぜか週単位、月単位で考えてしまうのは自己の勝手な都合でしかありません。
こんな当たり前のことに気付くのは確率論を心の底から受け入れた後と、結構私も気づくのが遅かったのですが・・・
では目標を立てるにはどうしたら良いのかというと、それは週単位や月単位といった期間ではなく、確率が働く試行回数で目標を立てた方が良いでしょう。
自分のルールで過去十何年分の相場をシミュレーション売買した場合ではどうなっていたのかを振り返り、どれくらいの試行回数で確率が働いているのかを調べます。
もちろん一概にこの数値と言うことはできませんが、大数の法則が働くのは一般的に数百回単位だと思います。
もし毎月ごとに確率が働く試行回数が行われるのならば月単位で目標を立てても全然OKだと思います。
数回、数十回の試行回数では確率が働かないのです。
確率が働かない試行回数で目標を立てても何の意味もなく、むしろトレードにとって良くない感情が湧き起るため害悪となりかねません。
週末や月末で目標に達していなかったら「なんとか目標に到達したい」という焦りや欲が生まれることもあるでしょう。
目標よりも大きく下回っていたら「負けられない!」という思いが生まれます。
しかし「負けられない!」という感情がトレードを超絶的なまでに困難にしているというようなことはいつも書いています。
感情に振り回されれば振り回されるほど相場は不思議なまでに負けるようにできているのです。
そもそも今週、今月といった単位で考えることは確率と何か関係があるのでしょうか??
感覚で全てうまくやる天才は別として、確率でトレードを行う以上統計から導かれたデータ、期待値がプラスのルールに基づいてトレードを行わなければならないのにも関わらず、なぜか週単位、月単位で考えてしまうのは自己の勝手な都合でしかありません。
こんな当たり前のことに気付くのは確率論を心の底から受け入れた後と、結構私も気づくのが遅かったのですが・・・
では目標を立てるにはどうしたら良いのかというと、それは週単位や月単位といった期間ではなく、確率が働く試行回数で目標を立てた方が良いでしょう。
自分のルールで過去十何年分の相場をシミュレーション売買した場合ではどうなっていたのかを振り返り、どれくらいの試行回数で確率が働いているのかを調べます。
もちろん一概にこの数値と言うことはできませんが、大数の法則が働くのは一般的に数百回単位だと思います。
もし毎月ごとに確率が働く試行回数が行われるのならば月単位で目標を立てても全然OKだと思います。
数回、数十回の試行回数では確率が働かないのです。
確率が働かない試行回数で目標を立てても何の意味もなく、むしろトレードにとって良くない感情が湧き起るため害悪となりかねません。
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