先の見えないチャートで検証する理由
2017-11-18(Sat)
過去の記事でも書いていますが過去のチャートで仮のトレードルールを検証する際に私は再生ソフトなどを利用し先が見えないチャートを使う事を推奨しています。
既に出来上がった繋がったチャートではリアルタイムで見ているのと違いがあり、都合よく解釈してしまう可能性があります。
そうすると検証の段階ではエントリーしているはずなのに実践ではつい見送ってしまったり、検証時と実践での差というかブレのようなものが大きくなります。
極端な例かもしれませんがEUR/CHFのチャートを挙げてみます。
これはスイスフランショック直前の日足

こちらはスイスフランショック後の日足

急変動が起きる前の場面は、急変動後にものすごく縮小されています。
急変動が起きると大なり小なりチャートが歪になります。
この記事を書いている最近のものでは日経CFDのチャートを挙げてみましょうか。
これは日経CFD4時間足

こちらはさっきのものよりもう少し進んだ時のチャート

終わったチャートを見れば丸の部分で買っていれば簡単に儲かりそうなチャートですが、実際に仕掛けをするとなると1つめのチャートのド高値圏に感じられる場面であり、変に相場観を働かせると「そろそろ一旦調整入りしそうやろ?」などと考えトレードを躊躇しそうです。
怖くてなかなか買いづらいのです。
こういった事があるので再生ソフトなどで先の見えないチャートで検証しないとシミュレーションと実践でのギャップが生じてしまいます。
はっきり言って終わってしまったチャートだったらどうにでも自分の都合を挟むことができるのです。
一応機械的な仕掛けのポイントを割り出してみようと思っていても無意識で都合の悪い時だけ見送りしてしまったりするのです。
あと、オシレータなどテクニカル指標を使う場合、リアルタイムではピコピコ動いていますが終わったチャートでは固まったままです。
数ポイントの差でエントリーするかしないか紙一重で決まるといった場面も終わったチャートでは簡単に思えますが、実際にはピコピコ動いていて迷いが生じる場合もあります。
特に複数の時間軸を見てトレードする場合は再生ソフトが必須でしょう。
いつも私がお勧めしているFOREX TESTERならば複数の時間軸を同時に進ませることができ、私にとって欠かせない検証ツールとなっています。
当たり前の事ですがトレードは先の見えないチャートを見て判断しなくてはなりません。
相場観が邪魔をし「怖くて買いづらい、売りづらい」というのが必ず発生します。
特にある程度知識をかじるとそういう感情が多く沸き起こります。
そういった感情が沸き起こることを加味したうえで検証するためにも、少しでも実践に似せた状況で条件を検証するために先の見えないチャートで検証する必要があるのです。
(これをクリアしても実践では口座残高の増減という最も精神を揺れ動かす壁があります…)
既に出来上がった繋がったチャートではリアルタイムで見ているのと違いがあり、都合よく解釈してしまう可能性があります。
そうすると検証の段階ではエントリーしているはずなのに実践ではつい見送ってしまったり、検証時と実践での差というかブレのようなものが大きくなります。
極端な例かもしれませんがEUR/CHFのチャートを挙げてみます。
これはスイスフランショック直前の日足

こちらはスイスフランショック後の日足

急変動が起きる前の場面は、急変動後にものすごく縮小されています。
急変動が起きると大なり小なりチャートが歪になります。
この記事を書いている最近のものでは日経CFDのチャートを挙げてみましょうか。
これは日経CFD4時間足

こちらはさっきのものよりもう少し進んだ時のチャート

終わったチャートを見れば丸の部分で買っていれば簡単に儲かりそうなチャートですが、実際に仕掛けをするとなると1つめのチャートのド高値圏に感じられる場面であり、変に相場観を働かせると「そろそろ一旦調整入りしそうやろ?」などと考えトレードを躊躇しそうです。
怖くてなかなか買いづらいのです。
こういった事があるので再生ソフトなどで先の見えないチャートで検証しないとシミュレーションと実践でのギャップが生じてしまいます。
はっきり言って終わってしまったチャートだったらどうにでも自分の都合を挟むことができるのです。
一応機械的な仕掛けのポイントを割り出してみようと思っていても無意識で都合の悪い時だけ見送りしてしまったりするのです。
あと、オシレータなどテクニカル指標を使う場合、リアルタイムではピコピコ動いていますが終わったチャートでは固まったままです。
数ポイントの差でエントリーするかしないか紙一重で決まるといった場面も終わったチャートでは簡単に思えますが、実際にはピコピコ動いていて迷いが生じる場合もあります。
特に複数の時間軸を見てトレードする場合は再生ソフトが必須でしょう。
いつも私がお勧めしているFOREX TESTERならば複数の時間軸を同時に進ませることができ、私にとって欠かせない検証ツールとなっています。
当たり前の事ですがトレードは先の見えないチャートを見て判断しなくてはなりません。
相場観が邪魔をし「怖くて買いづらい、売りづらい」というのが必ず発生します。
特にある程度知識をかじるとそういう感情が多く沸き起こります。
そういった感情が沸き起こることを加味したうえで検証するためにも、少しでも実践に似せた状況で条件を検証するために先の見えないチャートで検証する必要があるのです。
(これをクリアしても実践では口座残高の増減という最も精神を揺れ動かす壁があります…)
スポンサーリンク