迷ったら統計を見る
2017-12-10(Sun)
トレードは「これさえ覚えてしまえばOK」というものでしょうか?
半分正解で半分間違っていると私は思います。
確かに期待値が正のシステムを覚えてしまえば、後はそれをやるだけで利益を出せます。
必勝法というものはありませんが、数百数千と確率が働く試行回数をこなすという条件付きで利益を出せる方法というものはあります。
資金管理を徹底し、後は本当にやるだけで、回数をこなせば理論上は儲かるのです。
ですが、優位性のある手法というものは人間の本能に強烈に逆らうものであり、「ただ機械的にやるだけ」すらできなくなってしまうのです。
不遇の時期の口座残高の減少、連敗、含み益を帳消しにするトレードなど、そのような事に耐えられず、「他にもっと精神的に楽な方法はないだろうか?」と考えるのです。
間違いなく通る道だと思います。
例え優位性のある手法を学んでも、それを自分のものにするまでに膨大な時間がかかるのです。
長期的なスパンで考えることができず目先の事に気を取られ迷いが生じ、これでいいのだろうかと自問自答を繰り返します。
もちろん私も何度それを繰り返してきたことでしょう。
ただルールに従うだけの事すらできないことが頻繁にありました。
私の場合損切りを躊躇するということはありませんでしたが、ついトレイリングストップをルールよりも早く引き上げて結果ノイズにかかり大きな機会損失をするということが特に多かったです。
ただルール通り機械的にやる事すらできない。余計な感情や相場観が働くからです。
散々迷って色々いじくりまわして、何度もグルグル紆余曲折した後にそれでもやっぱり「これしかない」と自分の型というものが出来上がります。
型が出来上がらずに行う裁量判断は今思えばただの感情判断でした。
だから非常に難易度の高い裁量判断はまずシステムを機械的に行えるようになったから次の段階でよいと私は思います。
迷ったとき私がよくやったことは自分で統計を取ったエクセルデータを振り返ることです。
そこに書かれている期待値を見て、1トレードいくらカネが入る見積もりがあるのかをもう1回見るのです。
すると、「ああ、これがそもそも自分が検証したやり方だ。これでいいんだ」と思い返します。
余計な事をするのならそれは通用するのか統計を取ってから採用するべきですが、つい咄嗟に思いついたことを実践で行ってしまうのは多くのトレーダーが通る道でしょう。
優位性のある手法は生身の人間ではやり辛いからこそ優位性があるのですから、当然やりたくなくなったり他の手法に浮気したり余計な判断を付け加えてしまう事はよくあることです。
迷ったら自分が検証した原点を思い返すのです。
ところがもし検証した客観的かつ具体的な期待値の見積もりすらないというのなら、それはスタートラインにすら立てていないという事です。
半分正解で半分間違っていると私は思います。
確かに期待値が正のシステムを覚えてしまえば、後はそれをやるだけで利益を出せます。
必勝法というものはありませんが、数百数千と確率が働く試行回数をこなすという条件付きで利益を出せる方法というものはあります。
資金管理を徹底し、後は本当にやるだけで、回数をこなせば理論上は儲かるのです。
ですが、優位性のある手法というものは人間の本能に強烈に逆らうものであり、「ただ機械的にやるだけ」すらできなくなってしまうのです。
不遇の時期の口座残高の減少、連敗、含み益を帳消しにするトレードなど、そのような事に耐えられず、「他にもっと精神的に楽な方法はないだろうか?」と考えるのです。
間違いなく通る道だと思います。
例え優位性のある手法を学んでも、それを自分のものにするまでに膨大な時間がかかるのです。
長期的なスパンで考えることができず目先の事に気を取られ迷いが生じ、これでいいのだろうかと自問自答を繰り返します。
もちろん私も何度それを繰り返してきたことでしょう。
ただルールに従うだけの事すらできないことが頻繁にありました。
私の場合損切りを躊躇するということはありませんでしたが、ついトレイリングストップをルールよりも早く引き上げて結果ノイズにかかり大きな機会損失をするということが特に多かったです。
ただルール通り機械的にやる事すらできない。余計な感情や相場観が働くからです。
散々迷って色々いじくりまわして、何度もグルグル紆余曲折した後にそれでもやっぱり「これしかない」と自分の型というものが出来上がります。
型が出来上がらずに行う裁量判断は今思えばただの感情判断でした。
だから非常に難易度の高い裁量判断はまずシステムを機械的に行えるようになったから次の段階でよいと私は思います。
迷ったとき私がよくやったことは自分で統計を取ったエクセルデータを振り返ることです。
そこに書かれている期待値を見て、1トレードいくらカネが入る見積もりがあるのかをもう1回見るのです。
すると、「ああ、これがそもそも自分が検証したやり方だ。これでいいんだ」と思い返します。
余計な事をするのならそれは通用するのか統計を取ってから採用するべきですが、つい咄嗟に思いついたことを実践で行ってしまうのは多くのトレーダーが通る道でしょう。
優位性のある手法は生身の人間ではやり辛いからこそ優位性があるのですから、当然やりたくなくなったり他の手法に浮気したり余計な判断を付け加えてしまう事はよくあることです。
迷ったら自分が検証した原点を思い返すのです。
ところがもし検証した客観的かつ具体的な期待値の見積もりすらないというのなら、それはスタートラインにすら立てていないという事です。
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