12/21 勝てなかった原因
2018-12-21(Fri)
私のブログはある程度知識や経験を得たのに勝つことができないトレーダーに向けて書かれた内容が多いです。
全くの初心者はまず証券会社の選び方、注文方法、ツールの使い方などを学びますがこれは現在インターネットで簡単に調べることができます。
そしていよいよ取引を開始し、例外なく痛い目を見ることになります。
そこでもう辞めてしまうトレーダーと、「こりゃいかん。やっぱり真剣に勉強しなければ」と奮起するトレーダーに分かれます。
勉強を始めたトレーダーは相場の基礎知識、テクニカル指標、チャートの見方、資金管理などを学びます。
これも現在インターネットや書籍で簡単に調べることができます。
ここまではなんとか辿り着く。
問題はここから先です。
ここまでインターネットや書籍で簡単に調べることができる内容では“大損せず生存できる”レベルまでは来ることができますが、そこから先である“利益を出す”というレベルになかなか辿り着くことができません。
インターネットや書籍で簡単に調べることのできる内容には高勝率を謳ったものが多くあります。
そして相場観を磨けば勝率を高める、つまり相場を予測する力をつけることができると信じ込みます。
ここに罠があります。
高勝率自体がダメなのではありません。
相場を読むこと前提の高勝率がダメなのです。
相場を予測することなどはできません。
当たったとしても個々の結果はほぼランダムです。
なのに裁量で相場を的確に予測して初めて勝率をキープできる…これに問題があります。
こうなるとドツボにハマります。
個々のトレードに確実を求めるようになり仕掛けの回数が著しく低下します。
確率論に基づきトレードするのならば確率に収束させるための試行回数が必須なのですが、それとは逆行した道に進みます。
私の場合、思うにトレードに精度を求めだしてから一向に勝てなくなりました。
初心者に毛の生えた時期の方がまだマシだった。
知識は必ず必要なのですが、またそれがトレードの邪魔をします。
余計な相場観が邪魔します。
ロスカット=ミスと捉え、できる限りロスカットを減らしたいと考えます。
負けトレードを必死に分析し、同じ過ちを繰り返さないようにと毎回反省します。
しかし今度は勝ちを度々見逃します。
結果機会損失がかさみ勝てるものも勝てなくなっているのを「機会損失は気にしない」などと自分に言い聞かせます。
これでは駄目です。
取れるべき時に取れなくては収支をプラスにできません。
ましてやトレンドフォロァーです。
トレンド相場自体が稀ですので、たたでさえ貴重なトレンド相場を「ここからは高すぎて買えない、安すぎて売れない」なんてことになってしまい見逃し続ければ出番はありません。
更にせっかくトレンドフォロァーでトレードしようとしているのに安易な相場観で早々に利食いしてしまうのです。
こうなってしまった原因を端的に述べると、ロスカット=ミスと考えていたこと、ルールの期待値が不明瞭であったことです。
ルールは相場観が冴えていなければプラスにならず再現性がありませんでした。
だったら期待値が正のシステムを作るのです。
一番単純なのは初心者が必ず損する典型パターンコツコツドカンの逆をやることです。
そしてロスカット=ミスと考えず、負けトレードの分析などする必要はありません。(ルールを破った場合は反省する必要があります)
負けを受け入れその上で勝ちもしっかり拾う。
ロスカットは確実に執行し、利は徹底的に伸ばす。
こんな単純な事で勝てるようになるのです。
裁量を交えだすとその後更に試練が待ち受けていますが、まずはシステムを作りその通りにトレードを執行し、連敗だらけで酷い有様なのに口座残高が気が付いたら増えていたというのを実感することが確率を理解する上の最初のステップです。
全くの初心者はまず証券会社の選び方、注文方法、ツールの使い方などを学びますがこれは現在インターネットで簡単に調べることができます。
そしていよいよ取引を開始し、例外なく痛い目を見ることになります。
そこでもう辞めてしまうトレーダーと、「こりゃいかん。やっぱり真剣に勉強しなければ」と奮起するトレーダーに分かれます。
勉強を始めたトレーダーは相場の基礎知識、テクニカル指標、チャートの見方、資金管理などを学びます。
これも現在インターネットや書籍で簡単に調べることができます。
ここまではなんとか辿り着く。
問題はここから先です。
ここまでインターネットや書籍で簡単に調べることができる内容では“大損せず生存できる”レベルまでは来ることができますが、そこから先である“利益を出す”というレベルになかなか辿り着くことができません。
インターネットや書籍で簡単に調べることのできる内容には高勝率を謳ったものが多くあります。
そして相場観を磨けば勝率を高める、つまり相場を予測する力をつけることができると信じ込みます。
ここに罠があります。
高勝率自体がダメなのではありません。
相場を読むこと前提の高勝率がダメなのです。
相場を予測することなどはできません。
当たったとしても個々の結果はほぼランダムです。
なのに裁量で相場を的確に予測して初めて勝率をキープできる…これに問題があります。
こうなるとドツボにハマります。
個々のトレードに確実を求めるようになり仕掛けの回数が著しく低下します。
確率論に基づきトレードするのならば確率に収束させるための試行回数が必須なのですが、それとは逆行した道に進みます。
私の場合、思うにトレードに精度を求めだしてから一向に勝てなくなりました。
初心者に毛の生えた時期の方がまだマシだった。
知識は必ず必要なのですが、またそれがトレードの邪魔をします。
余計な相場観が邪魔します。
ロスカット=ミスと捉え、できる限りロスカットを減らしたいと考えます。
負けトレードを必死に分析し、同じ過ちを繰り返さないようにと毎回反省します。
しかし今度は勝ちを度々見逃します。
結果機会損失がかさみ勝てるものも勝てなくなっているのを「機会損失は気にしない」などと自分に言い聞かせます。
これでは駄目です。
取れるべき時に取れなくては収支をプラスにできません。
ましてやトレンドフォロァーです。
トレンド相場自体が稀ですので、たたでさえ貴重なトレンド相場を「ここからは高すぎて買えない、安すぎて売れない」なんてことになってしまい見逃し続ければ出番はありません。
更にせっかくトレンドフォロァーでトレードしようとしているのに安易な相場観で早々に利食いしてしまうのです。
こうなってしまった原因を端的に述べると、ロスカット=ミスと考えていたこと、ルールの期待値が不明瞭であったことです。
ルールは相場観が冴えていなければプラスにならず再現性がありませんでした。
だったら期待値が正のシステムを作るのです。
一番単純なのは初心者が必ず損する典型パターンコツコツドカンの逆をやることです。
そしてロスカット=ミスと考えず、負けトレードの分析などする必要はありません。(ルールを破った場合は反省する必要があります)
負けを受け入れその上で勝ちもしっかり拾う。
ロスカットは確実に執行し、利は徹底的に伸ばす。
こんな単純な事で勝てるようになるのです。
裁量を交えだすとその後更に試練が待ち受けていますが、まずはシステムを作りその通りにトレードを執行し、連敗だらけで酷い有様なのに口座残高が気が付いたら増えていたというのを実感することが確率を理解する上の最初のステップです。
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