8/23 質問を頂戴しました。
2019-08-23(Fri)
メールで質問を頂戴しました。
私はもともとパチスロの期待値稼ぎ稼働で金を得ていました。
トレードにも期待値が働き、期待値を積むことで利益を得ているトレーダーがいることを知りトレードの世界に足を踏み入れました。
トレードにおける期待値プラスの取引ルールをFT3を回しながら検証、最小ロットで実践を繰り返しトータル期間が3年を越えようとしています。
未だに検証でも実践でも納得のいく結果が出ません。
期待値プラスのルールとはいわゆる自分にとっての聖杯になると思うのですが、
これは聖杯探しになるのではないかと疑問が湧いてきました。
機械的に仕掛けて期待値がプラス=システムトレードで勝ち続けられるようなルールを自分で作ること?
それがあるなら世界中の誰もが勝てるんじゃないのか?
ルールづくり、期待値プラスを考えると心の底に必ずかの考えが浮かんでしまいます。
考えをお聞かせ願えればと思います。
ブログ記事印刷して何度も読み返し学ばせていただいております。
まず誤解のないようにしていただきたいのが、“期待値がプラスのルール”というのは“過去の相場ではそうであった”と言えるだけです。
今後絶対にプラスになる保証は何もないけど、人間の心理が過去と同じようにチャートに反映され続ける以上今後も機能する可能性が高いだろう。だからそのルールで運用しようといった考え方となります。
そう考えると聖杯ではありませんね。
>機械的に仕掛けて期待値がプラス=システムトレードで勝ち続けられるようなルールを自分で作ること?
それがあるなら世界中の誰もが勝てるんじゃないのか?
これは一見その通りに思えるかもしれませんが実際そうではありません。
期待値がプラスのルールというのは優位性を持つルールと言えますが、それは人間の本能に強烈に逆らうものであり、心理的に実行し続ける事が非常に困難なのです。
人間は相場で損しやすい心の構造をしているとも言えます。
わかってはいても早すぎる利食い、遅すぎる損切りをついやってしまうというのがその代表です。
ルールで運用するにあたり一番耐えられないものはドローダウンでしょうかね。
連敗して資金が減り続けると嫌になって投げ出してしまうのが人間です。
そのルールで運用し続けるのは自分で検証した手法への信頼と強い忍耐力・精神力も必要でしょう。
例えば私が検証したとあるルールはどの年でも機械的にやり続けるだけでプラスになっても、中には9か月連続マイナス、残りの3か月で一気に大幅プラスに浮上という年がありましたが、手法を信頼していなければ9か月もマイナスのトレードをやり続けるなんてことは到底できません。
トレードで儲けるというのは人が嫌がることをやり続けるということです。
確かに勝ち続ける事のできる手法というのは存在します。
相場の参加者の9割以上は損しているので、その逆をシンプルにやればいいだけの事ですから。
しかしそれを実行し続けるのはそのトレーダー次第です。
私はもともとパチスロの期待値稼ぎ稼働で金を得ていました。
トレードにも期待値が働き、期待値を積むことで利益を得ているトレーダーがいることを知りトレードの世界に足を踏み入れました。
トレードにおける期待値プラスの取引ルールをFT3を回しながら検証、最小ロットで実践を繰り返しトータル期間が3年を越えようとしています。
未だに検証でも実践でも納得のいく結果が出ません。
期待値プラスのルールとはいわゆる自分にとっての聖杯になると思うのですが、
これは聖杯探しになるのではないかと疑問が湧いてきました。
機械的に仕掛けて期待値がプラス=システムトレードで勝ち続けられるようなルールを自分で作ること?
それがあるなら世界中の誰もが勝てるんじゃないのか?
ルールづくり、期待値プラスを考えると心の底に必ずかの考えが浮かんでしまいます。
考えをお聞かせ願えればと思います。
ブログ記事印刷して何度も読み返し学ばせていただいております。
まず誤解のないようにしていただきたいのが、“期待値がプラスのルール”というのは“過去の相場ではそうであった”と言えるだけです。
今後絶対にプラスになる保証は何もないけど、人間の心理が過去と同じようにチャートに反映され続ける以上今後も機能する可能性が高いだろう。だからそのルールで運用しようといった考え方となります。
そう考えると聖杯ではありませんね。
>機械的に仕掛けて期待値がプラス=システムトレードで勝ち続けられるようなルールを自分で作ること?
それがあるなら世界中の誰もが勝てるんじゃないのか?
これは一見その通りに思えるかもしれませんが実際そうではありません。
期待値がプラスのルールというのは優位性を持つルールと言えますが、それは人間の本能に強烈に逆らうものであり、心理的に実行し続ける事が非常に困難なのです。
人間は相場で損しやすい心の構造をしているとも言えます。
わかってはいても早すぎる利食い、遅すぎる損切りをついやってしまうというのがその代表です。
ルールで運用するにあたり一番耐えられないものはドローダウンでしょうかね。
連敗して資金が減り続けると嫌になって投げ出してしまうのが人間です。
そのルールで運用し続けるのは自分で検証した手法への信頼と強い忍耐力・精神力も必要でしょう。
例えば私が検証したとあるルールはどの年でも機械的にやり続けるだけでプラスになっても、中には9か月連続マイナス、残りの3か月で一気に大幅プラスに浮上という年がありましたが、手法を信頼していなければ9か月もマイナスのトレードをやり続けるなんてことは到底できません。
トレードで儲けるというのは人が嫌がることをやり続けるということです。
確かに勝ち続ける事のできる手法というのは存在します。
相場の参加者の9割以上は損しているので、その逆をシンプルにやればいいだけの事ですから。
しかしそれを実行し続けるのはそのトレーダー次第です。
スポンサーリンク