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FX手法簡単解説 小さなヨコヨコ調整後の仕掛け
本日はデイトレの仕掛けである小さなヨコヨコ調整後の仕掛けについて解説します。

まず私のトレードの仕掛け方は基本的に「上昇相場の押し目買い」、「下落相場の戻り売り」です。
ブレイクで仕掛ける事はあまりなく、調整(押し、戻し)を待ち、支持で買う、抵抗で売るのが基本です。

調整と言っても色々なケースがあります。
例えば上昇相場で押し目をつけに下落したとすると、通常は上昇の起点から38.2%~61.8%程度の水準まで下落した後トレンド方向の動きに戻ることが多いです。
しかしたまに38.2%すら押さず、殆ど下落せずヨコヨコのまま調整となることがあります。
これは少しでも下がると買いが入る(売りの場合は逆)という事の表れであり、非常に強い状態と言えます。

ヨコヨコ調整は非常に強くぜひトレンドに乗っかりたいところですが、どこで調整が終わるのかわかりづらいというデメリットがあります。
しかも通常の調整よりも時間が長くかかるという性質もあります。
通常の調整はそれまでのトレンド方向の波動に対し50%~61.8%程度の時間といった感覚ですが、ヨコヨコ調整は61.8%~100%程度といった感覚です。(例えば直近でローソク足20本の上昇をしていたら12~20本程度のヨコヨコをこなす必要がある)
支持や抵抗ベースの仕掛けは視覚的にわかりやすいのですが、ヨコヨコだと支持から中途半端に上がった位置だったり、反発かと思って買ったらまだヨコヨコ継続だったりとわかりづらいのです。
かといって完全に直近高値を超えて(売りの場合直近安値を割って)から仕掛けるとブレイク売買となってしまい、ロスカットが遠くなるというデメリットが生じます。

長めの時間軸である1時間足とかだとヨコヨコ調整で仕掛けると何時間もダラダラと揉み合いに巻き込まれることも多々あります。
そこで15分足や5分足など短い時間軸でそのパターンを見つけ、短期決戦で仕留めるデイトレ手法として今回簡単に解説したいと思います。

先述したようにヨコヨコ調整は入りづらい、ロスカットが遠い、更にはコストカバーの為の最初の利食いができるまで時間がかかるといったデメリットがありますが、15分足以下の時間軸を使う事により決着を早める、ロスカット幅を狭くするのです。
こうすることによりヨコヨコでの仕掛けのデメリットを改善します。

仕掛けの条件は、大きな時間軸がトレンド発生の初動という局面です。
私の場合通常は1時間足でトレンド判断し15分足で仕掛けるといったデイトレですが、この仕掛けだとできれば4時間足レベルでトレンドの初動が発生しているくらい強い上昇が欲しいところです。
最低でも1時間足で上昇トレンドの押し目からの急上昇、下降トレンドの戻しからの急落が起きていることが望ましいです。
つまり短い時間軸で見た時非常に値幅が大きく強い動きをしているのを見つけることが条件です。
こういう動きをする場合、25MAと75MAが完全に収縮あるいは殆ど収縮している場合が多いので、MAにも着目しましょう。
25MAと75MAが殆ど収縮している、完全に収縮している、または収縮から拡散が始まったばかりか?という局面がチャンスです。
4時間足や1時間足のMAに注目してみてください。
4時間足と1時間足のMAが既に拡散しきっていると目先の底(天井)をつける可能性がどんどん高まっているのでリスクが高くなります。

大きい上昇(ここでは上昇を例にしますが下落は逆に考えてください)が発生したとします。
価格が止まるまで一旦様子見します。
止まってからの動きが重要です。
価格が止まるという事はその時点で買いと売りの力が拮抗しているということです。
通常上昇した後価格が止まればそれよりも安い価格で買っていた人の利食い売りが出始め、目先の天井は出たと参加者が意識し始めれば価格は下落し調整(押し)に入ります。
しかし価格がたいして下がらずヨコヨコになるということは更に目標値が上と考えるトレーダーの買いが利食い売りと拮抗していると推測できます。

このような状態で買いを入れます。
時間のタイミングはそれまでの上昇の時間に対し半分の時間を超えたあたりが目度です。
通常ヨコヨコ調整は61.8%以上の時間がかかると先程書きましたが、大きな時間軸の初動は短い時間軸では非常に強い動きが起こる為半分程度のヨコヨコから走ることも結構あるからです。
後にも書きますが、ヨコヨコの時間が上昇の時間を上回ってしまった場合はタイムリミットで不自然と判断し見送りとなります。
価格のタイミングはボラティリティにもよりますが見ている時間軸のローソク足を1~2pips程度切り上げた時(売りの場合は切り下げた時)にエントリーします。
損切りはそのヨコヨコの安値(売りの場合は高値)を割り込んだ位置です。

例えば15分足で6本の急上昇があった。
その後3本ヨコヨコになった。
3本~6本目のヨコヨコの足を切り上げた時にエントリーということになります。

15分足で特大の陽線が1~2本出てヨコヨコになった場合は本数が少ないので5分足を見て分解すると良いでしょう。
時間軸が違うだけで5分足でも同じような形状は現れます。
もちろん1時間足でも4時間足でも同じようなパターンはあります。

チャートで例をいくつか見てみましょう。
該当箇所にピンクの丸をつけてあります。

15分足
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5分足でも
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1時間足でも現れます(ヨコヨコが上昇時間の半分以下で再出発している箇所もありますがそれは非常にトレンドが強いということです)
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1時間足ではこの仕掛け方法を使うと、仕掛けてからの保有時間が長くなりますね。
例えば1時間足で4本(4時間)の上昇に対し2本(2時間)のヨコヨコで仕掛けたとしましょう。
しかし調整の限界のヨコヨコ4本が終わるまで1~2時間もあるのでその間横ばいに苦しめられることも多いと思います。
ですが15分足や5分足だとタイムリミットまでの時間が短いので利食い或いは損切りでも結果が出るまでの時間が早いので精神的負荷が減ります。

終わったチャートを見ると縮尺されているので簡単そうに見えますが実際は高値圏、安値圏の怖い位置、仕掛けづらい位置で仕掛けることとなるので注意が必要です。

このトレード手法の注意点など細かく書くと非常に長くなってしまうので重要な点を3つほど。(ご自身でチャートをたくさん見て検証してみてください。そして注意点やコツを発見してください)

1つめ。
上昇の場合、ヨコヨコの時間がそれまでの上昇の時間を上回ってしまった場合見送りとなります。(売りの場合は逆に考えます)
既に買っていた場合はタイムストップで殆ど手仕舞いした方が良いです。
上昇トレンドなら調整の時間よりも上昇の時間が長いのが普通であり、そうでなければ変調の兆し、あるいは更に上位の時間軸で調整が始まっている事が多いのです。

2つめ。
できれば支持・抵抗の価格が機能していることが望ましいです。
もしくは支持・抵抗に張り付く動き。
前者は、例えば直近でそれまで超えることができなかった目立つ価格(目立つ高値安値は支持抵抗として意識されます)を少し越え、そこからヨコヨコになったがその超えた支持あるいは抵抗価格を割り込まず推移するような展開です。
後者は、例えば目立つ抵抗価格を超えることは出来ないが、一向に反落せず抵抗に張り付いたままヨコヨコで推移するような展開です。
ヨコヨコで推移するという事はその価格が抵抗としての機能が弱く、反落するというより超えようとしていると推測できます。
もちろんヨコヨコに張り付いてから結局ダメで反落というケースもありますので、前者の方が強いパターンです。
ちなみに15分足や5分足だとヨコヨコのレンジが狭いので、ローソク足の切り上げが結果ブレイク売買となってしまうケースが多々ありますが、15分足や5分足だとブレイク売買でもロスカット幅を狭くできることが多いのでOKです。

3つめ。
最初にも書いていますが大切な事は大局的な判断です。
4時間足、最低でも1時間足でトレンド方向の初動が起きようとしている場面であることが重要です。
大局的判断ができていないのにただパターンが出たからなんでもかんでもエントリーしていては損失の嵐になるでしょう。
というよりパターンが出現してから考えているようではいけません。
朝起きてチャートを見てシナリオを練る段階でこのパターンが出現したらエントリーすると予め決めていなくてはなりません。
この手法に限らずシナリオ通りにエントリーする事は必須スキルです。
特にこの手法は大きな動きが起きた時のエントリー方法なので、シナリオなど事前準備無しの即興プランでエントリーしてしまうと、それは値動きにつられた飛びつき売買になってしまいます。
そして損切りになると取り消そうとすぐさまリベンジトレードを繰り返し連敗といった悪循環になりやすいです。
シナリオ、エントリー根拠がはっきりしていれば損切りも論理的なので、リベンジトレードなどせず「前提が崩れたのだから一旦様子見で仕切り直しだ」と考えられますね。

今回のトレード手法は短い時間軸なので判断を求められる時間も短く難易度は高めとなります。
しかし習得すれば大きなトレンドの初動に乗っかることができたり、「押し目待ちに押し目無し」のような相場でも乗れたりすることがあるので武器の1つになるでしょう。
色々検証してみてください。
くれぐれもすぐさま実弾トレードで試してみるという愚行はお止めください。


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