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余談
前回の続きです。

ここからは余談ですが、この前の記事でも少し触れた2019年EUR/USDの検証。
2019年のEUR/USDは調子が悪かったのですが、日足の波動がとても狭かったからなんですよね。
この時の運用ルールは日足で年に何回かの大きな波を取るスタイルだったのです。
ですが4時間足-1時間足のスイングルールならFOREXTESTERの検証だと割と大きい利益になったのです。

2019年の売買譜を後で細かく見てみたのですがトレイリングストップが深すぎでした。
確かにトレイリングストップが深いとトレンドが爆発した時はしっかり追従できて凄いことになるのですが、そうでないとジリ貧になります。
あとは今に比べてかなり機械的な仕掛けをしていました。
裁量要素をかなり殺して臨んでいるのが垣間見れました。
今ならこんなところで絶対仕掛けんぞってところでかなり仕掛けをしています。
今は収縮から拡散を狙うというスタイルが根付いていますが、当時はシステム化しづらい収縮から拡散はあまり考慮されておらずかなり逆張りじみた仕掛け方です。
とはいっても大きな流れには完全に順張りなのですが、例えば押し目を買うにしても一定の水準では小反発はひたすら買い続ける。
よってそこが押し目でなかった場合は何連敗もするというものです。
大きい足でレンジに捕まると連敗具合が悲惨です(笑)
何年か前にメールを頂いた方のトレード相談に乗った際、損小利大とはこういう事だという参考までにこの売買ルールの概要を教えたことがあるのですが、すいません、今はもう少しまともなルールです(笑)

今見返すとなんて雑な取引だなと思うのですが、こんなルールでも2017年の米国株バブルにはCFDできっちり乗ることができ、小さいリスクでピラミッティングしまくり大きい利益になったものでした。
正直サイコロを振って買いか売りを決めるランダムなルールでも損小利大を取り入れるだけで期待値はプラスになる可能性は極めて高いですからね。
ただ、そんな何年に一度あるかないかわからない大相場で自信をつけたのが目を曇らせる原因にもなったのでしょうか。
システマチックに運用するだけで、どういう相場環境だと機能しないのかが漠然(トレンド相場でしか機能しないことはわかっていたが)としていたのですね。
ある意味思考停止したトレードを繰り返していました。
まあ感情に任せてチキン利食いするよりは思考停止してシステムに従う方が圧倒的に良い結果になるのですけど。

過去の売買を見返すと赤面ものですね(笑)
でも雑でも素直に手法を淡々と使えるのは強いですよ。
現にハマった時期はきっちり大きい利益を出していましたから。
2019年のEUR/USDで手法に少し疑念を持ってしまったので2020年は高勝率手法も併用すべきかと試行錯誤する道を歩んでしまったのですね。
そもそも為替は2018年までは6通貨ペア(ドル、ユーロ、円、ポンドのそれぞれの掛け合わせ)を取引していたのですが、2019年に為替は最大の流動性を持つEUR/USDに絞ってしまったのがタイミング悪かったです。
トレンドのある商品を選択できるというのは武器でしたからね。

とは言え検証をし続けることにより回り道をしながらも軸を構築していくのはトレーダーの宿命と言えるでしょう。
どんな手法も検証し、統計データによる納得がなければ命よりも大事なお金をリスクにさらすことはできませんからね。
トレードは根本的にギャンブルなのです。
それも宝くじ、競馬、パチンコ、麻雀などに比べたら圧倒的に、圧倒的に場代が安い超優良なギャンブルです。
更にリスク調整の自由度が高く、これほど有利なギャンブルは他に無いと思います。
ですが素人は何の勉強もせずトレードを開始し大損して諦めてしまいます。
リスク調整の自由度はプロにとってはメリットですが素人にとっては破滅の原因となり諸刃の剣ですからね。

プロは期待値の高いポイントでしか勝負をせず、損失を出すときは最小限に抑え上手な負け方をします。
プロのようにギャンブルをビジネスにするのか、それとも安易に楽して儲けようとして勉強もせず取引し大損するのか。
私はまだまだ未熟ですがビジネスとして参加し続けれるよう日々鍛錬します。


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