*All archives* |  *Admin*

検証をさぼってしまうトレーダーへ ~私の実体験談も踏まえて~ 1
こんなタイトルをつけておいて言うのもなんですが、私がどんな文を書いたところで検証をさぼってしまうのを治すことなどできません(笑)
筋トレを始めてもさぼってしまう。ダイエットを始めても三日坊主。勉強を始めてもついついスマホを見たりゲームをしてしまう。
さぼるなと言われてさぼらなくなったら苦労はいりません。
要するに必死さが足りないのですね。

どうしても禁煙できなかった人が「タバコをやめないとあと1週間の命しかないよ」と医者に言われたらスパっとやめるでしょう。
親に言われてイヤイヤやるような勉強などはかどりません。
しかし自分で目指すものを目指して行う勉強は苦になりません。
昔私が働いていた会社に彼女をムキムキの外国人にとられてしまった人がジムに通うようになり、自分もムキムキになった人がいましたね。
その人はそれ以来ずっと自宅やジムで鍛え続けるのが当たり前になっています。
さぼるなんて発想がもはやない境地まで行っています。

要するに原動力。
何か目標があると人は必死になれるものです。
また、悔しさも原動力の1つですね。
トレードで負け続けて悔しいやり場のない気持ちを抱いている人も多いと思います。
だから私は言いたいと思います。

「検証は金を生み出す」

要するに検証をすることがお金に繋がるという事を真に理解すれば検証も率先して行うことができるのです。
潜在意識で検証をしてもお金になるか疑問を抱いているのでさぼってしまうのです。

トレードの勉強は本を読むことだけではありません。
確かに初心者が最低限の知識をつけるために本を読んだりネットで調べたりするのは当たり前に必要なことです。
しかしそれだけでは絶対に勝てるようになりません。
パンローリングの本など何十冊読もうと決して勝てるようになりません。

勝つためには確率を味方につけることが必要です。
確率と言っても上がるか下がるかというものではありませんよ。
どこで買ってどこで売ったらどうなるかといったような、“一定の仕掛けの条件”、“エントリー価格”、“イグジット価格”が最低限あって初めて期待値を算出できるデータとなります。
その為には統計で客観的なデータを集めねばなりません。
統計を取れば勝てるルールを作ることができます。(厳密にいえば“過去十年では期待値がプラスだったので今後も勝てる可能性が極めて高いルール”というのが正しいです。相場に絶対は無いので)

しかしトレードの情報は玉石混交で、いかにも簡単に儲けれそうだと謳う詐欺まがいの情報が大量に溢れているのも事実。
こういう誤った情報により多くの初心者が勘違いしているのは、「勝っているトレーダーは相場の値動きの先を当てるのがうまいのではないか?」「毎回適切な判断を下す精度がとても高いのではないか?」という幻想です。
こういう勘違いを抱いているので毎日デモトレや実弾トレードで経験値を積めばいつかは値動きを読む精度を高めることができるのではないか?と間違った方向に努力してしまうのです。
検証なんてかったるいことをせず実践で経験を積む方が上達するだろうと勘違いしてしまうのです。

間違った方向に頑張っても努力は決して報われません。
結局相場の値動きを当てることはできないのです。
相場の値動きは上がるか下がるかの2択で簡単そうに見えますがそんなことはありません。
上がるのならロスカットラインにヒットせずに上がらなければ意味がありません。
下がるのならロスカットラインにヒットせずに下がらなければ意味がありません。

この「ロスカットラインにヒットせずに」というのが非常に非常に曲者で、このせいで実質上がるか下がるかは2分の1以下になってしまうのです。(更に利食いに届くかという問題もあります)
ノイズにヒットするのが嫌でロスカットラインを広くしすぎるとやられる時のダメージはでかくなります。
いっそのことロスカットラインを設定せずにトレードし続けてしまうと、例え99.9%のトレードで勝てても0.1%のトレードで急変動に巻き込まれると破産します。
だから値動きを読む精度、適切に上手い判断をし続けるなんて幻想は取っ払ってください。
もうすぐで相場歴10年で未だに下手くそな私が言うのですから保証します(笑)
信じられないと思うのでしたら諦めるまで相場を当てるよう努力し続けてください。
いつか私の言っていたことが正しかったとわかる日が来ると思うので。

それで、結局大切なのは過去のチャートで検証し確率を味方につけることなのですが、この作業はこのブログでよく書いているように非常に地道で面倒なことです。
ただ面倒なだけでなくパソコンを見続けることで目も酷使することとなり、結構辛い作業です。
ですから単にジョニーってやつが検証は大切だって言っていたからやり続けていたとしても長続きはしません。
原動力が必要です。

私が必死に検証をし続けるきっかけとなったのは何年も前に「上手いトレードをし続けることは不可能だと本気で諦めた」ことでした。
必死に勉強しましたよ。
勝っていると思われるトレーダーの具体的な手法、細かい売買譜なども研究しました。
でもどうしても真似できない。
手法のノウハウはわかった。
でもどうしてそこで見送れるのか?どうして首尾よく撤退できるのか?
確かに勝ったり負けたりを繰り返しており全勝というわけではないが、週に2~3回のデイトレで何年もただの一度も週単位の負けが無いなんてどうやったら実現できるのか?
ありとあらゆるパターンを解析しても、どうしてもそんなにうまい判断を自分は下すことができない。
経験値の差だと思っていましたが何年経過しても成果は見られない。
もう何が何だかわからなくなり、絶望し、他人の手法と売買譜を研究するのをやめてしまいました。
そもそもその売買譜が100%本物かどうかも怪しいですし。(たった1つの金融商品が対象で数年間週単位の負けがないなんて未だに信じられません)
売買自体はその手法のセオリー通りなので納得できるのですが負ける場面を見送る判断というのがどうしてもできないのです。
本当だったとしても嘘だったとしても自分には絶対にできない。再現性がない。

ある日発想の転換で「トレーダーの9割以上は必ず負け続け退場する。こんなに簡単に負けてしまうのならその全く逆の行動をやれば簡単に勝てるのでは?」という思い付きでした。
退場するトレーダーの共通点はコツコツドカン。
ならば普段コツコツ負け続けドカンと勝てばいいのでは?という目から鱗の発想。
口で言うのは簡単ですが、私はそれまでこの発想に全然至らなかったのです。
普段コツコツ負けるってことは安定性がないということです。
それでは職業として成り立たないのではという思いがあり、必死に相場を当てる研究を続けていた頃はまさか自分が低勝率トレーダーに移行するなどとは夢にも思っていませんでした。
だから盲点だったのです。

それから必死に機械的にシステムの検証をしました。
それまでは“うまく適切な裁量判断を下すこと前提”の手法だったので再現性がありませんでしたが、システムならば誰がやっても同じ結果になるはず。
ただシステムは必ずドローダウンがあるのでやはり不安定だという思いがあり、それまで検証したことがなかったのです。
さすがに私も永遠に儲け続ける聖杯のようなシステムなどないとはわかっていました。
だがもうそれしか道はない。
ドローダウン覚悟でシステムトレードに挑むしかない。
闇雲にデータを取り続けました。

客観的なデータを取ると勝率は低くても損小利大となるようトレイリングストップを用いれば不思議とトータルでは勝ててしまうという事実が判明しました。
どうやらこれまで勝てなかったのはエントリーが問題ではなくイグジットが問題だとわかったのです。
というかサイコロを振って買いか売りを決めたとしても損小利大でイグジットすれば勝ててしまうかもしれないと感じました。(ちなみに高勝率でも勝てるシステムはあります。しかし簡単に期待値が正になるのは低勝率型損小利大です)

トレイリングストップの方法も様々なパターンで検証しました。
しかし完璧な方法などやはりないので、ポジションを3分割で考え1つめはLC幅程度の薄利でコストカバー、2つめは浅めのトレイリングストップかターゲットイグジット、3つめは深めのトレイリングストップで徹底的にトレンドに乗っかるというように分割で行うのが心理的にどんな結果に落ち着こうが納得しやすいということもあり、現在も形は色々あれど分割決済のスタイルです。
理想は全玉トレイリングストップが圧倒的に儲かるのですがドローダウンもかなり激しくなりますからね。
低勝率と言っても限度があります。

確かにシステムはドローダウンがある。
しかもスイングメインで1日に何十回も売買を繰り返すスタイルではないので試行回数が大数の法則に収束するまで時間がかかり月単位でのマイナスは当然ある。
しかしもう他にやりようがない。
どうやっても裁量トレードで成功できる気がしない。
これしかないという必死さでそのトレードを継続しました。
今思えばその時はとんでもなく粗削りの売買ルールです。(基本的に押し目買い戻り売りのルールだが、当時は買える押し目の範囲、売れる戻しの範囲を広く設定していたのでアホみたいに連敗することが多々あるルールだった)
ですがその時はとにかく必死だったのです。

長くなってしまったので次回に続きます。


スポンサーリンク

プロフィール

ジョニー

Author:ジョニー
プロフィールはこちら

プライバシーポリシー

確率論・統計
検証・訓練
メンタル・姿勢
知識・戦略
資金管理
裁量トレード手法解説
スポンサーリンク
お勧めのFX検証ツール
Forex Tester

私が愛用しているFXの再生ソフトとしてお勧めしています。実弾トレードを開始する前に検証は不可欠です。マルチチャートに対応しており再生スピードも調整可能!通常のプランならば一度購入すれば月額料金不要でずっと使用できます。本気で勝ちたいのならば検証しましょう。トレードにおいて私が唯一お勧めできる商品です。相場の最大の教科書は過去の値動きと自分の売買記録。商材やトレード本にいくらお金をつぎ込んでも決して勝てるようにはなりません。
管理人使用のFX業者
●SBIFXトレード
1通貨単位から売買可能できめ細かなリスク調整ができリアルトレード開始するにはもってこい。スイスショックの時もレート配信を継続していた実績。公正な取引である株式や日経先物と違いFXはくりっく365を除き各業者ごとに配信されるレートが異なります。万一のリスクに備え出来る限り安定したレートを提供する業者を選択する事は重要です。スイング用の口座として使っています。

SBI FX
アクセスカウンター
閲覧者数
現在の閲覧者数:
最新記事
カテゴリ
メールフォーム

名前:
メール:
件名:
本文:

リンク
検索フォーム