淡々とトレードをこなす工夫
2021-10-30(Sat)
期待値がプラスのルールが決まったらとにかく淡々とこなすことが大切です。
しかし実際はつい余計なことをしてしまいます。
連敗して熱くなって余計な仕掛けをしてしまう。
取り返そうと大きな玉を張ってしまう。
逆に連敗して自信をなくし、損失を避けようと次のサインを見送ったら見送った時に限って思った方向に大きく動き機会損失。
直近の損失を引きずり欲張って利食いを引っ張りすぎる。
逆に直近の損失を引きずり少しの含み益で利食いしてしまう。
ロスカットラインにヒットしていないのに恐怖にかられ手仕舞いしてしまう(その後思った方向に飛んで機会損失)。
このようなことが頻繁に起こるわけです。
デモトレではうまくいくのに実弾トレードではつい余計なことをしてしまう。
これは金銭が絡み感情を揺れ動かされ、正常な判断ができなくなってしまうからです。
命よりも大切な金銭を失うことは激しい苦痛を感じます。
仮に現在のポジションサイズが心理的になんら苦痛を感じなかったとしても、将来資金が大きくなった場合必ずこの壁にぶち当たります。
人間には大なり小なり金銭感覚というものがあり、精神的苦痛と感じる金銭感覚までポジションサイズが大きくなるとやはり正常な判断が狂ってしまいます。
この問題を解決するにはトレード中に口座残高を金銭と認識しない事。
伝説のトレーダーBNFさんも「現金はなるべく見ないようにしている」と言っていました。
淡々と正常なトレードをこなすには証券会社の口座残高を実際のお金と認識しないようにするしかありません。
ポイントを稼ぐゲームという感覚でトレードをこなすことが理想です。
リアルトレードとデモトレードの行動の差を限りなくゼロにするのがプロとしての条件と以前も書いていますね。
しかし口で言うことは簡単ですが実行することは難しいです。
暗示、催眠術をかけてお金と思いこまないようにするというのも現実的ではありません。
ですがせめてもの抵抗という事で、ある程度の効果は得られる方法を書きます。
それは、“トレード画面の含み益、含み損は見ることができないように口座残高、建玉の評価損益の項目を隠すこと”です。
「なんだ!そんな単純な事かよ!」と思ったかもしれません。
ですが実際に実行していますか?
私は実行していますがこれは結構効果がありますよ。
個人的に私がやらかすことで一番多いことは
「含み損が長く続くとロスカットラインにヒットしていないのに玉を減らしてしまう」
「含み益になった時のトレイリングストップの引き上げがルールよりも早い時がある(一刻も損失のない状態にして早く楽になりたいという感情)」
といったことでした。
誤解のないように付け加えるとロスカットラインにヒットする前に手仕舞いすることがダメと言っているのではありません。
タイムストップという戦略もあるのでロスカットラインにヒットする前に手仕舞いするという戦略もあります。
ただ、私の場合損小利大を狙いますので、上記の手仕舞いをしてしまうと軽減できる損失の額より機会損失の額の方が大きくなり、期待値が下がってしまうのですね。
ですが金銭が絡むゆえについルールを破って余計な手仕舞いをしてしまうのです。
チキン利食いという言葉がありますが、これらはチキン損切り、チキントレイリングストップといったとこでしょうか。
そこで先程述べたように口座残高や評価損益を一切見ないようにしました。
FXはpipsというポイントを稼ぐゲームだと。
これが私には意外と効果が大きかったのですよ。
含み損の赤字を見ると恐怖心が芽生えてしまうのですが、それを隠すことで感情に駆られた手仕舞いがだいぶ減ったのですね。
そのうち建玉のpipsも非表示にしたりしました。
もっと有効ですよ。
ポジションを取ったら現在どうなっているか曖昧です。
この方が正しいトレードを淡々とゲームのようにこなすには優れた環境だったのです。
なんてことないちょっとした工夫ですが、ぜひ実践してみてください。
…ただし、pipsは再び表示させることにしました。
理由は、万一買いと売りを間違えた誤発注(ここ10年近くで私は1回だけ買いと売りを間違えたことがあります。その時はすぐに気づいて決済しましたが)をした場合、pipsが非表示だと気付かずそのままにしてしまうというリスクを思いついたからです。
そんなわけでpipsくらいは表示させましょうか(笑)
ですがpipsと日本円の評価損益は心理的にかなり別物であると私は感じているので、評価損益や口座残高は絶対に見ない方は良いと思いますね。
デモトレは完璧なのにリアルトレードはダメという方はぜひ実行してみてください。
しかし実際はつい余計なことをしてしまいます。
連敗して熱くなって余計な仕掛けをしてしまう。
取り返そうと大きな玉を張ってしまう。
逆に連敗して自信をなくし、損失を避けようと次のサインを見送ったら見送った時に限って思った方向に大きく動き機会損失。
直近の損失を引きずり欲張って利食いを引っ張りすぎる。
逆に直近の損失を引きずり少しの含み益で利食いしてしまう。
ロスカットラインにヒットしていないのに恐怖にかられ手仕舞いしてしまう(その後思った方向に飛んで機会損失)。
このようなことが頻繁に起こるわけです。
デモトレではうまくいくのに実弾トレードではつい余計なことをしてしまう。
これは金銭が絡み感情を揺れ動かされ、正常な判断ができなくなってしまうからです。
命よりも大切な金銭を失うことは激しい苦痛を感じます。
仮に現在のポジションサイズが心理的になんら苦痛を感じなかったとしても、将来資金が大きくなった場合必ずこの壁にぶち当たります。
人間には大なり小なり金銭感覚というものがあり、精神的苦痛と感じる金銭感覚までポジションサイズが大きくなるとやはり正常な判断が狂ってしまいます。
この問題を解決するにはトレード中に口座残高を金銭と認識しない事。
伝説のトレーダーBNFさんも「現金はなるべく見ないようにしている」と言っていました。
淡々と正常なトレードをこなすには証券会社の口座残高を実際のお金と認識しないようにするしかありません。
ポイントを稼ぐゲームという感覚でトレードをこなすことが理想です。
リアルトレードとデモトレードの行動の差を限りなくゼロにするのがプロとしての条件と以前も書いていますね。
しかし口で言うことは簡単ですが実行することは難しいです。
暗示、催眠術をかけてお金と思いこまないようにするというのも現実的ではありません。
ですがせめてもの抵抗という事で、ある程度の効果は得られる方法を書きます。
それは、“トレード画面の含み益、含み損は見ることができないように口座残高、建玉の評価損益の項目を隠すこと”です。
「なんだ!そんな単純な事かよ!」と思ったかもしれません。
ですが実際に実行していますか?
私は実行していますがこれは結構効果がありますよ。
個人的に私がやらかすことで一番多いことは
「含み損が長く続くとロスカットラインにヒットしていないのに玉を減らしてしまう」
「含み益になった時のトレイリングストップの引き上げがルールよりも早い時がある(一刻も損失のない状態にして早く楽になりたいという感情)」
といったことでした。
誤解のないように付け加えるとロスカットラインにヒットする前に手仕舞いすることがダメと言っているのではありません。
タイムストップという戦略もあるのでロスカットラインにヒットする前に手仕舞いするという戦略もあります。
ただ、私の場合損小利大を狙いますので、上記の手仕舞いをしてしまうと軽減できる損失の額より機会損失の額の方が大きくなり、期待値が下がってしまうのですね。
ですが金銭が絡むゆえについルールを破って余計な手仕舞いをしてしまうのです。
チキン利食いという言葉がありますが、これらはチキン損切り、チキントレイリングストップといったとこでしょうか。
そこで先程述べたように口座残高や評価損益を一切見ないようにしました。
FXはpipsというポイントを稼ぐゲームだと。
これが私には意外と効果が大きかったのですよ。
含み損の赤字を見ると恐怖心が芽生えてしまうのですが、それを隠すことで感情に駆られた手仕舞いがだいぶ減ったのですね。
そのうち建玉のpipsも非表示にしたりしました。
もっと有効ですよ。
ポジションを取ったら現在どうなっているか曖昧です。
この方が正しいトレードを淡々とゲームのようにこなすには優れた環境だったのです。
なんてことないちょっとした工夫ですが、ぜひ実践してみてください。
…ただし、pipsは再び表示させることにしました。
理由は、万一買いと売りを間違えた誤発注(ここ10年近くで私は1回だけ買いと売りを間違えたことがあります。その時はすぐに気づいて決済しましたが)をした場合、pipsが非表示だと気付かずそのままにしてしまうというリスクを思いついたからです。
そんなわけでpipsくらいは表示させましょうか(笑)
ですがpipsと日本円の評価損益は心理的にかなり別物であると私は感じているので、評価損益や口座残高は絶対に見ない方は良いと思いますね。
デモトレは完璧なのにリアルトレードはダメという方はぜひ実行してみてください。
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