損失の原因についての補足
2022-01-12(Wed)
前回の記事でトレードの損失の原因は「たまたまだ」と書きましたが、誤解が生じる可能性を感じたので補足させていただきます。
まず、損失の原因がたまたまだ、偶然だというのはあくまで個々の取引におけるものです。
個々の取引の結果はかぎりなくランダムということです。
しかし大量の試行回数が積もってくると話が違います。
大量の試行回数を積んでも損失ならば、そもそもルールの期待値がプラスではないという可能性が高まります。
検証してルールの期待値がプラスだとしても、それはアベノミクス相場、コロナショックなどの高ボラ相場など、偏った期間だけで検証したものならば他の相場環境で通用しないかもしれません。
上昇相場、下落相場、横ばいの相場、低ボラ相場、高ボラ相場すべてひっくるめた期間で検証せねばなりません。
また、感情が邪魔をしてルール通りに取引できていないという原因も考えられます。
優位性のあるルールとは人間の本能に強烈に逆らうものなので忠実に実行し続ける事が心理的に難しいのです。
よって、損失の原因は「たまたまだ」というのは既に自分の手法を確立したトレーダーにおいての話であり、ルールがあやふやだったり裁量トレードという名のヤマ勘トレードをしているトレーダーには当てはまりません。
大量の試行回数をこなしても損失であるならば、
「ルールの期待値はあらゆる相場環境を踏まえた上でのものか?」
「ルールを忠実に実行できているのか?」
などの原因が考えられます。
まず、損失の原因がたまたまだ、偶然だというのはあくまで個々の取引におけるものです。
個々の取引の結果はかぎりなくランダムということです。
しかし大量の試行回数が積もってくると話が違います。
大量の試行回数を積んでも損失ならば、そもそもルールの期待値がプラスではないという可能性が高まります。
検証してルールの期待値がプラスだとしても、それはアベノミクス相場、コロナショックなどの高ボラ相場など、偏った期間だけで検証したものならば他の相場環境で通用しないかもしれません。
上昇相場、下落相場、横ばいの相場、低ボラ相場、高ボラ相場すべてひっくるめた期間で検証せねばなりません。
また、感情が邪魔をしてルール通りに取引できていないという原因も考えられます。
優位性のあるルールとは人間の本能に強烈に逆らうものなので忠実に実行し続ける事が心理的に難しいのです。
よって、損失の原因は「たまたまだ」というのは既に自分の手法を確立したトレーダーにおいての話であり、ルールがあやふやだったり裁量トレードという名のヤマ勘トレードをしているトレーダーには当てはまりません。
大量の試行回数をこなしても損失であるならば、
「ルールの期待値はあらゆる相場環境を踏まえた上でのものか?」
「ルールを忠実に実行できているのか?」
などの原因が考えられます。
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