FXトレード中の値動きに惑わされない
2022-02-10(Thu)
本日(2022年2月10日)17時過ぎに買いを仕掛けました。
GBP/JPY 15分足 (矢印の上、ピンクの丸あたりで買い)

156.621で買い。
正直凄く嫌な位置で仕掛けたくなかったんですよ。
短期足ではほぼブレイクの位置ですし、しかも1時間足(ここには載せていませんが)は綺麗でなく三尊天井になりそうな雰囲気ですし。
しかし統計、ルールの条件に当てはまっているので仕掛けるしかないんですよ。
どこが当たりなのかはわからないですからね。
更にルールなのに怖いという理由で見送ってもしそこが大当たりだった場合、なんとか遅れを取り戻したいとどこかで仕掛けるところはないかエントリーありきで場を見てしまうという反省を過去に何度もしました。
なのでルールに従うしかないというわけです。
それで仕掛けた直後15分足で上髭線が確定しそうだったんですね。
5分足で見るとわかりやすいかもしれません。
GBP/JPY 5分足 (17:00~17:15までの間を青い四角で囲っています)

私は1時間足と15分足をメインにしていますので場中に5分足は見ていることは少ないのですが、5分足で17時からの1本目は上髭陰線です。
2本目もいまいち上昇は芳しくなく、17時から5~10分経過する段階で15分足はいかにも上髭の長い足をつけそうな印象となるのですね。
一般的に髭線は反転のシグナルですからね。
「うわぁぁぁーーー…やっぱダマシっぽいよ…投げたい!!」
…という心境に昔は何度もなったものです。
というか今もこの動きを見ると「こりゃ無理っぽいな…」と感じます。
しかしそこで狼狽売りをするのかしないのかが昔との違いです。
チャートを見ればわかりますが、その後は15分足で実際に上髭線を出しています。
この動きでもなんとなく上は重く無理っぽい印象を受けますね。
ポジションを持っていると早く手仕舞いして楽になりたいという誘いが頻繁に発生します。
しかしそこで感情のまま手仕舞いすると統計上の期待値が狂ってしまうのですね。
もちろん髭線やなんらかのシグナルで反転の可能性が高く逃げた方が助かる場合もありますよ。
しかし途中で逃げるなら、その条件を全てのトレードに当てはめた場合期待値がアップするとかドローダウンが大きく軽減するという統計上の裏付けがあって行動せねばなりません。
私の場合は平均月に2~3回程度の大勝ちを狙い、あとは微益や微損を繰り返してトータルでプラスに持ち込むという損小利大方式ですのでポジションの途中撤退は明確なトレイリングストップ以外は行わない方が良いのです。
どうしても値動きに惑わされてしまう。
例えば髭線が出ると「今回もダマシかよ…!?」と不安になってしまう。
このように感じるのならば、逆にこう考えてみればいかがでしょうか?
「上髭線で上は重そうで反転しそうだ。しかしもしそれが覆ればインパクトが発生する可能性がある」
たまに記事で書く“セオリーの逆を行く動き”ですね。
大勢が反転しそうだと考える箇所。
しかし反転しなかった場合一気にショートスクイーズのような強烈な上昇が起きるケースもある。
個々のトレードがうまくいくかどうかでなくトータルで考えた場合、そういうインパクトの発生する場面に乗れれば期待値はどうなるでしょうか?
統計を取るとわかりますが期待値がプラスのルールを作るのに一番手っ取り早いのは損小利大の手仕舞い方なのですね。
相場の参加者の9割以上は損をするのですから、その損している大衆の逆を行く行動が損小利大なのです。(もちろん期待値がプラスならコツコツドカンでもいいですよ。絶対に損小利大にせねばならないということはありません)
トレードは大数の法則が働き確率に収束される数百回ベースで考えなくてはいけません。
よって1回1回のトレードで値動きに惑わされて場当たり的な判断をしてはいけないということですね。
GBP/JPY 15分足 (矢印の上、ピンクの丸あたりで買い)

156.621で買い。
正直凄く嫌な位置で仕掛けたくなかったんですよ。
短期足ではほぼブレイクの位置ですし、しかも1時間足(ここには載せていませんが)は綺麗でなく三尊天井になりそうな雰囲気ですし。
しかし統計、ルールの条件に当てはまっているので仕掛けるしかないんですよ。
どこが当たりなのかはわからないですからね。
更にルールなのに怖いという理由で見送ってもしそこが大当たりだった場合、なんとか遅れを取り戻したいとどこかで仕掛けるところはないかエントリーありきで場を見てしまうという反省を過去に何度もしました。
なのでルールに従うしかないというわけです。
それで仕掛けた直後15分足で上髭線が確定しそうだったんですね。
5分足で見るとわかりやすいかもしれません。
GBP/JPY 5分足 (17:00~17:15までの間を青い四角で囲っています)

私は1時間足と15分足をメインにしていますので場中に5分足は見ていることは少ないのですが、5分足で17時からの1本目は上髭陰線です。
2本目もいまいち上昇は芳しくなく、17時から5~10分経過する段階で15分足はいかにも上髭の長い足をつけそうな印象となるのですね。
一般的に髭線は反転のシグナルですからね。
「うわぁぁぁーーー…やっぱダマシっぽいよ…投げたい!!」
…という心境に昔は何度もなったものです。
というか今もこの動きを見ると「こりゃ無理っぽいな…」と感じます。
しかしそこで狼狽売りをするのかしないのかが昔との違いです。
チャートを見ればわかりますが、その後は15分足で実際に上髭線を出しています。
この動きでもなんとなく上は重く無理っぽい印象を受けますね。
ポジションを持っていると早く手仕舞いして楽になりたいという誘いが頻繁に発生します。
しかしそこで感情のまま手仕舞いすると統計上の期待値が狂ってしまうのですね。
もちろん髭線やなんらかのシグナルで反転の可能性が高く逃げた方が助かる場合もありますよ。
しかし途中で逃げるなら、その条件を全てのトレードに当てはめた場合期待値がアップするとかドローダウンが大きく軽減するという統計上の裏付けがあって行動せねばなりません。
私の場合は平均月に2~3回程度の大勝ちを狙い、あとは微益や微損を繰り返してトータルでプラスに持ち込むという損小利大方式ですのでポジションの途中撤退は明確なトレイリングストップ以外は行わない方が良いのです。
どうしても値動きに惑わされてしまう。
例えば髭線が出ると「今回もダマシかよ…!?」と不安になってしまう。
このように感じるのならば、逆にこう考えてみればいかがでしょうか?
「上髭線で上は重そうで反転しそうだ。しかしもしそれが覆ればインパクトが発生する可能性がある」
たまに記事で書く“セオリーの逆を行く動き”ですね。
大勢が反転しそうだと考える箇所。
しかし反転しなかった場合一気にショートスクイーズのような強烈な上昇が起きるケースもある。
個々のトレードがうまくいくかどうかでなくトータルで考えた場合、そういうインパクトの発生する場面に乗れれば期待値はどうなるでしょうか?
統計を取るとわかりますが期待値がプラスのルールを作るのに一番手っ取り早いのは損小利大の手仕舞い方なのですね。
相場の参加者の9割以上は損をするのですから、その損している大衆の逆を行く行動が損小利大なのです。(もちろん期待値がプラスならコツコツドカンでもいいですよ。絶対に損小利大にせねばならないということはありません)
トレードは大数の法則が働き確率に収束される数百回ベースで考えなくてはいけません。
よって1回1回のトレードで値動きに惑わされて場当たり的な判断をしてはいけないということですね。
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