FX、先物、オプション、株式、商品等のトレードで、なぜ他人のやり方を真似しようと勉強しても全く勝てないのか?
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FXの指標発表時の値動きには流れに身を任せるだけ
FXは重要指標発表が頻繁にあります。
私は昔日経先物miniのトレーダーだったのでFXを初めてやった時は指標発表時のスプレッドの拡大には面喰らいました。
雇用統計でも日経先物miniはスプレッドが5円以上広がったりしませんし、常に5円のスプレッドで取引が可能な流動性を持つ優れた商品です。
しかしFXはスプレッドが頻繁に広がるので厄介なのですね。
しかも値動きが突発的すぎて方向性もわかりづらいことが多いのです。
多くのFX業者はスプレッドの狭さを謳っていますが、通常時のスプレッドの狭さよりも指標発表でいかに広がりにくいかの方が重要ですよね。

本日(2022年2月16日)私は朝から買い目線だったのですが、1時間足が綺麗な形でないのと朝の時点では75MAを上回っていなかったので一気に買わず分割で買い仕掛けをちょこちょこ行っていました。

GBP/JPY 5分足
2022-0216-b.png

朝8時過ぎに156.585で買い。
11時過ぎにも156.712で買い増し。
14時前にも156.682で買い増し。
朝は8時直後数分スプレッドが不安定だったので経過を見て成り行きで買いましたが基本は事前にIFDO注文を出すので勝手にやってくれます。

8時の買いポジションの一部は+15pipsで利食いできたのですが、大半のポジションが残っている状態で16時の重要指標発表を迎えます。
青く四角で囲ってある部分ですね。
この時はスプレッドが10pips程度開き上下に揺れました。(ちなみにデイトレードはツールが使いやすい外為どっとコムを使っています)
雇用統計やFOMCに比べると全然地味な動きですけど、ポジションの多いデイトレで10pipsのスプレッドはバカにできないので、こういうのが週に何回もあるのは地味に嫌ですね。
16時から5分経過した時点では上髭線(5分足は普段見ませんけどね)となり結局「どっちなんじゃい!?」といった感じ。
上を試したのに失敗したら売られることが多いですが、下を試しても底堅い。
リアルタイムで見ているとよくわからないのですね。
本日のはまだ全然マシな動きですけど、これが雇用統計になると壮絶になることがあります。

指標発表時の値動きへの対応は、結論から言うと“ありません”
そもそも自分のルールの検証時に過去の指標発表の時刻を全て調べたでしょうか?
そんなことをすると膨大な時間がかかりますし、何年も前の指標発表の時刻のデータが残っていないかもしれません。
なので流れに身を任せるしかないのですね。

本日の例は運よく上昇してくれたのですが発表直後秒でロスカットというケースもあります。
しかし自分のルールの過去の検証で“指標発表だから何かアクションを起こした”というデータを持ち合わせていないのならば対応はできない、むしろしてはいけないのです。
相場での行動は全て“統計の裏付け”があって行うものですから。
指標発表の荒い動きを読もうとしてうまい位置で手仕舞いしてやろうなんてのはもっての他です。
そもそも急激な動きに人間の反応速度で対応するのは限界があります。
コンピュータ、アルゴリズムのスピードに人間は敵いませんので、手動でトレードする以上不利な土俵では戦えないのです。
反射神経がなくても対応可能な範囲でトレードせねばなりません。

よって指標発表は基本気にしない。
ただ時刻だけは把握しておいて、指標発表直前か直後にエントリーチャンスが来そうならスプレッドの広がりがある程度落ち着いたら発注する。それくらいしか私はやっていません。

ただ、過去の検証をする際に指標発表のせいで問題が浮上します。
それはFOREX TESTERやMT4のチャートのレートはBIDレートであること。
ASKレートがわからないのです。
なので買い仕掛けは良いのですが、売り仕掛けの場合指標発表で実は落とされていたなんてケースもあるのです。
実戦ではMT4のレートはロスカットラインにヒットしていないのに使っているFX業者ではロスカットになったりする場合もあります。
検証時はエントリーできても実戦ではスプレッドが広がりすぎてエントリーできなかったというケースもあるでしょう。
なので検証で出た期待値は少し低めに見積もっておいた方が良いでしょう。
私が損小利大を推奨するのもこういう隠れコストがあるので、取れる時に大きく取る、負ける時は小さくとした方が、コストカバーしやすいという理由もあります。
微益を積み上げる手法だと隠れコストで利益が残りづらいのでは?と感じます。
損小利小は余程資金力がないと厳しいのではと感じます。

実戦で指標発表へ対応する術はありませんが、検証時に指標発表で実は振り落とされていたりエントリーを逃したりとかで期待値の低下を招く可能性があるという事は必ず頭に入れておいた方が良いでしょう。
事前に想定しておけばリアルトレードでは検証上のデータより運用利回りが低いなと慌てなくてもよくなります。
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