FXトレードは回数が少ない方が良いのか?
2022-05-05(Thu)
またもや“常識を疑う”話です。
よくトレード回数は少ない方が良いと言われます。
本当にそうでしょうか?
実は私が勝てなかった時期になぜ勝てなかったという大きな理由の1つに“少ない試行回数で安定収益を出そうとした”という事が挙げられます。
ネットや書籍の情報によりトレードはなるべく少ない回数で絞り、一撃必中で仕留める。
こんなイメージをいつの間にか頭に植え付けてしまったからです。
これには“負けるトレードは見送り、勝つトレードはしっかり勝つ”というスキルが必要になります。
しかしこれが困難極まりないのです。
どんなにチャート分析しようと未来のことなどわかりません。
未来予知能力がない限り不可能です。
このような事をしようとすると大きく勝てるはずだったポイントも見送ってしまうのです。
とにかく損失を避けたいあまり、試行回数は極端に少なくなります。
結果、いつの間にかどこもエントリーできなくなります。
“大きく勝とうとせず得意な場面だけ狙い週に確実に20pipsだけでも取れれば、その後ロットを大きくしていけばどんどん口座残高が増える”
こういう思考になっていたのですが、これは想像を絶する難易度です。
例えば週に1~3回程度のトレードで確実にプラスに持っていく。
こんなことを何年にも渡り毎週実現できているトレーダーがいれば教えてほしい。
いや、無理ですから。
いたとしてもそれは天才であり再現性はありません。
10年トレードをやっていますが、どんなに検証を頑張ろうとそんなスキルは身に付きませんでした。
特別なスキルを持っていない私が頼れるのは統計の結果、確率だけです。
そして確率とは大量の試行回数をこなさないと働かないのです。
それなのに裁量判断を交えたった2~3回単位のトレードで確実にプラスに持ってこうとすることなど愚か極まりない事でした。
数百回単位でプラスに持っていく。
こういう考えに至れば一気にトレードは難しいゲームではなくなります。
しかし人間は目先の利益に一喜一憂してしまい、次のトレードに悪影響を及ぼします。
結果ルール通りにトレードできなくなったりします。
根底には“相場で安定収入を得たい”という願望があるからです。
相場に安定などありません。
どんな手法も儲かる時期と儲からない時期が必ずあります。
少ない回数で確実にプラスに持っていきたいと考えてしまうと、それは確率ではなく未来予知能力頼みになってしまいます。
なので安定という幻想を取っ払う必要があります。
確率が働く試行回数を考慮しながら手法を組み立て、その上でプラスを狙えばいいのです。
こんな単純な事に気づかず私はありもしない幻想に捉われ何年も苦しみました。
安定を目指したがゆえにかえって安定から遠ざかっていたのです。
大量の試行回数を働かせ、トータルで勝つ。
これを心底理解するのには相当時間がかかりました。
一応言っておきますけど闇雲に試行回数を増やしてもそれは破産するスピードを上げるだけです(笑)
期待値がプラスのルールを作ってからの話ですのでご注意を。
ですから“トレード回数を少なくした方がいい”という助言は、ルールすら定まっておらず、かつポジポジ病末期のトレーダーがせめて少しでも資金が減るスピードを抑えてやろうという意味では間違っていないかもしれませんね。
よくトレード回数は少ない方が良いと言われます。
本当にそうでしょうか?
実は私が勝てなかった時期になぜ勝てなかったという大きな理由の1つに“少ない試行回数で安定収益を出そうとした”という事が挙げられます。
ネットや書籍の情報によりトレードはなるべく少ない回数で絞り、一撃必中で仕留める。
こんなイメージをいつの間にか頭に植え付けてしまったからです。
これには“負けるトレードは見送り、勝つトレードはしっかり勝つ”というスキルが必要になります。
しかしこれが困難極まりないのです。
どんなにチャート分析しようと未来のことなどわかりません。
未来予知能力がない限り不可能です。
このような事をしようとすると大きく勝てるはずだったポイントも見送ってしまうのです。
とにかく損失を避けたいあまり、試行回数は極端に少なくなります。
結果、いつの間にかどこもエントリーできなくなります。
“大きく勝とうとせず得意な場面だけ狙い週に確実に20pipsだけでも取れれば、その後ロットを大きくしていけばどんどん口座残高が増える”
こういう思考になっていたのですが、これは想像を絶する難易度です。
例えば週に1~3回程度のトレードで確実にプラスに持っていく。
こんなことを何年にも渡り毎週実現できているトレーダーがいれば教えてほしい。
いや、無理ですから。
いたとしてもそれは天才であり再現性はありません。
10年トレードをやっていますが、どんなに検証を頑張ろうとそんなスキルは身に付きませんでした。
特別なスキルを持っていない私が頼れるのは統計の結果、確率だけです。
そして確率とは大量の試行回数をこなさないと働かないのです。
それなのに裁量判断を交えたった2~3回単位のトレードで確実にプラスに持ってこうとすることなど愚か極まりない事でした。
数百回単位でプラスに持っていく。
こういう考えに至れば一気にトレードは難しいゲームではなくなります。
しかし人間は目先の利益に一喜一憂してしまい、次のトレードに悪影響を及ぼします。
結果ルール通りにトレードできなくなったりします。
根底には“相場で安定収入を得たい”という願望があるからです。
相場に安定などありません。
どんな手法も儲かる時期と儲からない時期が必ずあります。
少ない回数で確実にプラスに持っていきたいと考えてしまうと、それは確率ではなく未来予知能力頼みになってしまいます。
なので安定という幻想を取っ払う必要があります。
確率が働く試行回数を考慮しながら手法を組み立て、その上でプラスを狙えばいいのです。
こんな単純な事に気づかず私はありもしない幻想に捉われ何年も苦しみました。
安定を目指したがゆえにかえって安定から遠ざかっていたのです。
大量の試行回数を働かせ、トータルで勝つ。
これを心底理解するのには相当時間がかかりました。
一応言っておきますけど闇雲に試行回数を増やしてもそれは破産するスピードを上げるだけです(笑)
期待値がプラスのルールを作ってからの話ですのでご注意を。
ですから“トレード回数を少なくした方がいい”という助言は、ルールすら定まっておらず、かつポジポジ病末期のトレーダーがせめて少しでも資金が減るスピードを抑えてやろうという意味では間違っていないかもしれませんね。
スポンサーリンク